3月11日、埼玉県さいたま市桜区の「桜草公園」です
国の特別天然記念物「田島ヶ原サクラソウ自生地」では「アマナ」が隆盛を誇っていました
志木街道・秋ヶ瀬橋の南側、荒川河川敷にある「桜草公園」、約3.4haの広大な「田島ヶ原サクラソウ自生地」第一指定地です
指定地のあちこちこんあアマナの群落が見られます
広大な指定地にいったいどれくらいのアマナが咲いているのか想像を絶します
朝では花が開いていないだろうと昼前に行ったんだけど、それでもまだ早かったようで花の開きはイマイチでした(^^ゞ
ここ田島ヶ原に咲くアマナは2種類、「アマナ」と「ヒロハアマナ」です
※ヒロハアマナは東京・清瀬の自生地の絶滅を防ぐために昭和39年に移植されたものらしいです
ヒロハアマナ(ヒロハノアマナ):広葉甘菜
ユリ科アマナ属の多年草
葉がアマナより幅広いことが「広葉」の由来で、葉の中央に白い線が入ります
花茎につく苞は3個で、2個のアマナと区別できます
絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています
葉の幅や白線ではなかなか区別がつかないので、苞の数で区別するのが間違いないようです
普通のアマナのような細い葉のヒロハアマナもありましたし
ヒロハアマナもすっかり定着しているのでしょう、かなりの数見られました
普通のアマナの苞は2個(一対)、花の数的にはこちらが圧倒的に多いです
お昼近くなって花もだんだん開いてきました、がしかり開くにはもう1時間くらいだったかな^^
指定地ではノウルシも成長中、これから指定地の8割方埋め尽くす大群落となります
フキノトウは終了ですね
サクラソウの発芽もはじまって多くの花の咲く季節ももう少しです
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