4月1日、埼玉県さいたま市桜区の「田島ヶ原さくら草公園」です
国の特別天然記念物「田島ヶ原サクラソウ自生地」では「サクラソウ」が見頃を迎えていました
※今年の見頃は過ぎています
志木街道・秋ヶ瀬橋の南側、荒川河川敷にある「田島ヶ原さくら草公園」、広大な「サクラソウ自生地」第一指定地です
サクラソウ自生地のほとんどを覆っているのは「ノウルシ」、苞の黄色は色褪せて今年はすでに見頃過ぎ
絶滅危惧種である「ノウルシ」ですが、ここではサクラソウの生育に悪影響を及ぼす場合において間引かれています
サクラソウ（桜草）：ニホンサクラソウ 準絶滅危惧種に指定されています
自生地でのサクラソウの成育数は70万株ほど、例年の開花率はそのうちの2～3割くらいとのこと
実際はもっと少なくなっていそうですね
周囲の草に埋もれながらピンクの群落があちこちに見られますが、今年はいっそう花が少なかったように思います
可憐なピンク色の花
公園内、花の残るソメイヨシノ
第二指定地です
こちらにも大きな群落がありますがやはり花は少なめ
その他の花たち
サクラソウ自生地はいろいろな山野草の宝庫でもあります
左）ツボスミレ（坪菫）：ニョイスミレ（如意菫）
右）アリアケスミレ（有明菫）
左）ジロボウエンゴサク（次郎坊延胡索）、今年はエンゴサクの当たり年のようです
右）ヒキノカサ（蛙の傘）
左）サギゴケ（鷺苔）
右）カキドウシ（垣通し）
左）シロバナタンポポ（白花蒲公英）
右）サクラソウ自生地に咲くタンポポはすべてカントウタンポポ（関東蒲公英）
左）ヒロハハナヤスリ（広葉花鑢）
右）コヒロハハナヤスリ（小広葉花鑢）
アマドコロ（甘野老）の大群落は開花が始まったばかり
今年も可愛いサクラソウが見られました、来年はまたたくさん咲いてくれるといいな＾＾
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