12月31日、千葉県香取市の「香取神宮」です
新年を迎える準備の進む神宮に参拝したあとは、香取神宮の旧一の鳥居が利根川に面して立つ津宮浜鳥居(津宮鳥居河岸)まで旧表参道を歩いてきました
まずは香取神宮へ参拝、大晦日も大混雑です
総門から楼門
拝殿前には茅の輪が置かれ、皆さん年越しの祓に参加されていました
香取護国神社から
要石へ
そのまま旧参道を通って「奥宮」へ
現在の社殿は昭和四十八年伊勢神宮御遷宮の際の古材が使われているそうです
奥宮近くには剣聖 飯篠長威斉家直(いいざさ ちょういさい いえなお)の墓があります
家直は「香取神道流」の祖で、かの塚原卜伝も学んだそうです
雨乞い塚から旧参道をまたいで北のJR香取駅方面へ向かう道が旧表参道です、浜鳥居までは2.5kmほどです
香取神宮の西側を通る静かな道、レンタサイクルの看板のところを入ると「桜の馬場・鹿園」へ通じます
桜の馬場・鹿園
その先には湧き水に鳥居
素敵な切通しを抜けていきます
途中には大きなお屋敷、茅葺屋根の旧家なども見られます
車道に出て県道253号線・香取の交差点を通過
旧表参道は直進、JR香取駅は右折の丁字路
その左側にある鳥居のところが「新道山古墳群」
こんなところに古墳が?と調べてみると津宮地区には古墳や遺跡が多くあるそうです
ハイキングコースが整備されているとのことだったのでちょっと寄り道、すぐに山頂
山頂から北側に利根川と筑波山が見えます
山頂にある「桝原稲荷神社」
そのまま奥へ進んでいくと古墳がありました
旧表参道に戻って
成田線の踏切手前にある朱塗りの橋「董橋」(ただすばし)
JR成田線の踏切を越えると鎮守の森が見えてきます
そこにあるのが「忍男神社」(おしおじんじゃ)
綺麗に掃き清められていました
忍男神社の斜向いにある「沖宮神社」とその先の「龍性院跡」
「龍性院跡」を過ぎると国道356号線の先に鳥居が見えてきます
利根川の堤防沿いに来ました、鳥居は堤防の先にあります
ここには「香取宮」と彫られた常夜灯が建っています、かつては灯台の役目をしていたそうです
明和六年(1769年)に奉納されたものですが、東日本大震災で倒壊したため一部修理の痕も見られます
与謝野晶子歌碑
「かきつばた 香取の神の 津の宮の 宿屋に上る 板の仮橋」
鳥居河岸(津宮浜鳥居:つのみやはまとりい)、香取神宮旧一の鳥居でかつての表参道口にあたります
現在の鳥居は平成14年に香取神宮の御用材を使って建て替えられたもの、高さは9.4mです
今でこそ利根川河畔ですが、昔はこの辺りも霞ヶ浦の一部で香取が浦(香取の海)と呼ばれ鳥居も水中に建っていたそうです
しかし素敵な場所に建ってますね
以前から気になっていた浜鳥居に行ってきました、ようやくですね^^
道中も見所多くて、やはり歩いて見るものですね
関連記事
2018.08.14 香取神宮 2018
2017.12.31 神栖市 息栖神社
2013.12.15 鹿嶋市 鹿島神宮