死にものぐるいのこの旅を振り返って。
世界大会出場が決まり、渡航メンバーを決めるギリギリまで私は迷ってました。
保護者の同行が必要なのはわかってましたが、自分が果たしてついて行けるのかと。
英語もできないし、最年長。
体力的にも自信なし。
迷いに迷って先生に相談した時のことを帰国して思い出しています。
先生は
「旅行が好きでいろいろな場所に行きましたが、あんなに心踊る場所(世界大会)はありません。
役に立ちたいとかお荷物とか考えずに、世界大会を見てみたい、息子くんの姿を見てみたいと思うなら一緒に行きましょう。みんなと一緒ですし、大丈夫ですよ」
と。
先生は以前も世界大会に行っています。
親子共に先生を尊敬していますので、その言葉を信じて行くことにしました。
(保護者が同行しなければならない事柄もあり、それも私が行く決断をした大きな理由でした)
帰ってきて思うのは、本当に先生の言う通りだったなと。
私の人生、こんなに心踊る日々はもうないのではないか。
そう思う旅でした。
今回、世界中から50ヶ国のチームが集まっての大会でした。
開会式も閉会式も日本の大会とは全く違う雰囲気。festivalなのです。
キラキラした最高の笑顔と真剣な表情を見せてくれたメンバー達。
公用語としての英語を習得する必要性。
世界中の子供達と交流する素晴らしさ。
母国語ではない言葉でプレゼンテーションをする緊張感。
通訳さんから得たかけがえない時間。
ホテルで団子になりくつろぐ彼らの姿。
数回しか会ったことのない人達と密に過ごす9日間。
このご縁がなかったら生涯行くことがなかったノルウェーと言う素敵な国を見れたこと。
日本以外の国で暮らす方と知り合えたこと。
どれもこれも行かなかったら知り得なかったことです。
もっと世界を知り、母国語以外も話せる人生。今世は叶わなかったけど来世は絶対そうありたいと願いました。
50代のおばさんがこれだけ心に残ったのだから、息子にも必ず何かしらの形になっていると信じてます。
司会の方?ヒョンビン ジャージ(シークレットガーデン)で思わず撮ってしまいました!
あと1番心に刻んだのは息子のことを他人と比べないこと。
9日間も一緒にいると、他メンバーの意欲的な姿を羨ましく思う時もありました。
でも、のんびりな息子の良い点もたくさんあるのです。
大学に進学するとしたら、あと数年で彼は私の手を離れます。
残り時間は減点法ではなく、加点法で突き進もうと決意しました。
遠かったけど!!
本当に行って良かったノルウェー♡
ノルウェー旅行についてあとは
食べたもの編
持って行って良かったもの編
を書くつもりです。