今話題の紫金山アトラス彗星の写真を撮りに行ってきました。
10/13日曜日
10/15火曜日 夕方 稲村ケ崎
アップ
彗星といえばハレー彗星が一番有名だと思います。
私も幼少期から星や宇宙が好きで図鑑買ってもらったり天体望遠鏡で星をよく見てました。
一時高校生くらいで離れて、再度始めたのが10年前になります。
彗星は太陽系の遥か彼方からやってきて、太陽を回ってまた彼方へ帰って行き、
尾を引いてることからほうき星と呼ばれたりします。
前回ハレー彗星が来た1986年春は小学生でした。
何の知識もなく、図鑑に載ってる長い尾を引いた彗星が空一面に肉眼で見えるものと思ってました。
しかし当時何も見えずに落胆したことをよく覚えてます。
次回ハレー彗星が来る2061年7月は私は86歳。
生きてるだろうか?生きてても目が見えてるだろうか?など色々ありますが、一応生きるモチベにはなりそうです。
彗星はハレーだけでなくたくさん飛んできます。
肌感覚で5年も待てばそこそこ見えるものが来る気がします。
今回の紫金山アトラス彗星もその一つ。
年始より秋にやってくることが分かってましたが、
実際近くならないと明るさや尾の長さは全く読めないのが他の天文現象と異なる所。
太陽に接近した際に壊れて終わりってパターンも何回もありました。
先月接近前は夜明け前に見えていたのが、近日点を通過して先週から夕方低いところで見え始めた感じです。
動きが早く1週間くらいしか見頃がありません。
この彗星は近日点を超えて生き残っていて、近地点(地球接近)になって尾がだいぶ伸びてきました。
割と化けた彗星と言えるようです。
ということで私も撮影にいきました。
1枚目は近所より撮影。星空アプリで場所を割り出し、目を凝らしますが全く見えない…
反らし眼で見てそこにあるといえばあるかもしれないってくらいでした。
双眼鏡で見たら淡い尾がしっかりと見えました。
カメラを向けて撮っても画面には写ってない… 終わったか…が正直な感想。
2,3枚目は2日後稲村ケ崎公園まで行きました。
遠くに江ノ島が見えてダイヤモンド富士で有名です。
カメラマンも数十人来てて同じ目的のようです。
一度見てるので場所はだいたい分かってて肉眼観察を試みましたがやはりあるようで、ない。ないようである。
これが感想。
カメラのモニターで見たら今度は見える。
尾がしっかり伸びてる。
1時間ほど撮影。
PCソフトで明るさ、色調整したら浮かび上がってきました。
思ったより写真写りがいいようです。ただ肉眼で見えるには天の川が見えるほどの暗いところに行く必要があると
認識。
肉眼で尾が見えるという体験は次回持ち越しに。
でも写真で撮ることができたので、次回はよりよく撮れるように研究。
この彗星は次回8万年後にくるそうです。
一体どのような生物?が見ることになるのだろう?人間が見るのだろうか?
他の生物なのだろうか?
色々思いを馳せると面白いものです。