田窪一世 独白ノート -15ページ目

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。

 

脳は脂肪と水と少しの蛋白質で出来ています。そして脳科学は西暦2000年くらいからやっと解明が進んできた新しい学問なのです。脳細胞は死ぬまで新しく生まれ続けます。新しい脳細胞はこれまでの脳細胞に組み込まれなければ死んでしまいます。つまり脳を使い続けるということで新しい脳細胞は増え続けるのです。人と一緒に笑ったり、人と一緒に感動したり、自分で意志決定するとか、頭を使ることが大事なのです。

 

最近の研究で、男性が女性を見て魅力的だと思う女性とはウエストとヒップの差が1対0,6から0,7の範囲内に入る人を魅力的に感じるというのです。これをゴールデン比率と言います。そしてその割合に当てはまる母親から生まれた赤ちゃんと、その割合外の母親から生まれた子供では、ゴールデン比率の母親から生まれた子供の知能が高いことがわかってきました。男性はスケベ心で女性を選んでいるのではなく、実は自分の遺伝子を賢く産んでくれる女性を遺伝子レベルで選んでいたのです。

 

逆につい悪い男を選んでします女性がいます。しかしこれも彼女は無意識ですが、そんなダメ男の子供であれば、子供が大人になったときにプレイボーイになって自分の遺伝子を多くの女性にばらまいてくれる可能性が高いと、これもやはり遺伝子レベルで脳が計算しているというのです。

 

最近、熟女好きという男性が増えています。これは最近の女性の晩婚化が進んでいることが原因なのです。つまり女性が赤ちゃんを30歳以上で産んだかそれ以下で産んだかで赤ちゃんの女性の好みが決まってしまうのです。どう決まるかというと、赤ちゃんが最初に見る母親の顔に豊麗線があるかないかが赤ちゃんの好みを決めてしまうのです。さらに赤ちゃんは自分にやさしくしてくれた顔を好きになります。大人になってもその記憶は残るのです。

 

 

▶︎深大寺

 

 

 

 

 

 

人生にはときおりどちらかを選ばなければならない岐路があります。そういうとき困難な道を選ぶ人のほうが運はついてくるといいます。なぜか、それは困難な道を選ぶ人は「やれる」という自信がある人だからです。反対に自信がないと安易なほうを選んでしまい、結果的に運が悪くなってしまうというのです。

 

たとえばノーベル賞を取るような学者の中にペニシリンやアスピリンやインシュリンを発見した人がいますが、こういう発明や発見はほとんどが予定していなかったことから発見しているのです。つまり自分の予定通りに物事を選んでいると、ああいった大きな発見が出来ないのです。既成概念を捨てて事にあたることが大事なのです。

 

 

▶︎日本橋

 

 

 

 

 

 

イギリスのハートフォードシャー大学という心理学で有名な大学の研究発表です。大学は一年間で急に上場した会社と運命の出会いを果たして結婚したという人たちに、彼らが普段どのような考え方を持っているかをアンケート調査しました。その結果、心理的にどのように考えているかということよりも、彼らの普段の行動の方が大きく影響していることがわかりました。

 

中でも良い結果を生んだ一番大きな行動が「よく笑う」でした。調査の結果、彼らは人の二倍は笑っていたのいうのです。他にも「目を見合わせる」「身振り手振りが大きい」「腕組み足組をしない」つまり向社会的、相手に対して自分の気持ちを開いているという情報を出していることになるのです。

 

 

▶︎横浜

 

 

 

 

 

 

カナダでの研究では幼少期に危険な遊びをしたほうが、将来クリエイティビティな大人になることがわかりました。さらに創造性、社会性、心の強さがアップすることもわかりました。これまでは安心安全が遊びが奨励されていたのですが、これが良くないことがつい最近証明され、カナダ政府が危険な遊びを奨励するように方針転換しました。

 

さらに危ないところで幼少期を過ごした子供は友達も増えることもわかっています。反対に母親が過保護になっていつも子供のことを不安そうな顔で見ていると、それが子供に伝わって将来友達の少ない子供になるんだそうです。

 

発達心理学の研究で、三歳児にあえて子供に危ない斜面を歩かせときに母親が「恐い恐いと」不安そうな顔をしている場合と、笑顔で見守っている場合とでは社交性の幅がかなり違うことが実証されています。

 

 

▶︎日吉

 

 

 

 

 

 

心理学で競争心を測定する場合、まず、一人で40メートルを走ってもらいます。次に誰かと一緒に40メートルを走ってもらいます。この方法で測定した結果、1990年は一位インド、二位日本、三位アメリカでした、ところが2014年は一位インド、二位アメリカ、三位アメリカとなりました。つまり日本の子供の競争心は悪くなってしまったのです。

 

ハーバード大学が千人の成功した起業家を追跡調査したところ、小学校の記憶に「勝った」「負けた」という記憶が鮮明な人ほど将来成功している人が多いということがわかりました。

子供のころには成功体験は大事ですが、敗北感、屈辱感を味わい、競争心を高めるのも大事なのです。

 

 

▶︎日吉