How Do You Crash It? two
TM NETWORKオンラインライブの第2弾が12/11から配信された。2ヶ月待った。長かった!
リアルタイムで21時からニコ生で鑑賞して、今朝もう一回鑑賞した。
1. Fool On The Planet
2. HUMAN SYSTEM
3. WINTER COMES AROUND
4. Here, There & Everywhere
5. Keyboard solo
6. Come On Let’s Dance
7. LOUD
8. LOVE TRAIN
9. BEYOND THE TIME
アレンジがCLASSIXの続編のようで良い感じ。
生ドラムがないのが超クール。
「How Crash?」ではない新曲が来るかなと期待したけれど、それは持ち越し。今回は新曲一曲だけかもしれない。
新アレンジが新鮮で新曲みたいな感覚だからうれしいことには変わりない。
今回は「HUMAN SYSTEM」「LOUD」「BEYOND THE TIME」が特に好み。飽きがこなさそうなアレンジが良い。
初めと途中と最後に挿入される映像が緊張感を出していて、引き込まれる。
今回は分断がテーマらしい。コロナ禍が背景にあるのだろう。途中の地球各地🌏を結ぶポイント表示がコロナ感染拡大に見えた。
抽象的な表現にしているから、数年後の鑑賞にも耐えられる見せ方だと思った。
最後のエンドロールで古代文字のような宇宙文字が突如アルファベットに変換された。
oneの時もこんなトリックあったっけ?
三角の浮遊物は何とも怪しげだったが、やっぱり何か隠しメッセージがあるんだろう。
12/10のSF ROCK STATIONの愉しげな雑談によると、宇宙船の中のイメージで、だからあまり派手に動かないとのこと。
前回体力的な配慮から動かないのかとも思ったが、まあそうだとしても、演出上のそうした意図が知れて余計な心配がなく見られた。
まとめて撮影して3回分取り終わっているとも話していた。
こういうのはざっといろいろな曲を撮影して後から3回分に振り分けているのだろうか。
そういう裏話をフォトブックで読めるかなと思ったけれど、本当に写真集のみだった。そこは残念だった。
今は小室さんのJAZZY TOKENをぜひとも聴きたい。
でも、アナログレコードで会員限定で1万越えというレア物で、なかなか手が出せない。
TMでJAZZYな感じもいいんじゃない?と思う。
特に今後より歳を重ねるほど自然に聴ける気がする。
次はラストのthreeだ。
コロナ後のニューノーマルへの示唆あたりがテーマになるのかもしれない。
音楽ユニットであっても、社会不安や変化への対応など、ある種の社会課題を俯瞰的に違和感なく取り込めるのがTMの特異な点だと思う。
ただただTMに浸りたい。
How Do You Crash It? one
TM NETWORKのオンラインライブの配信は本日まで。また3部作揃ったら販売してほしい。
音とアレンジが前作のQUIT30の延長で好きな路線だった。曲間のつなぎを含めて、スペーシーで映像とよく合っていた。
いちばん感心したのはボーカルの安定感。どんどん声質のまろやかさが冴えてきている。アルファ波全開だった。年齢を全く感じさせないところがどこまでもプロフェッショナル。
1.ELECTRIC PROPHET
「時を超えてHello Again」の部分からは、時空の歪みやタイムマシン感を感じさせてくれて、今改めて心に響く。
「We are inferior to each other (お互いに劣っている)」は実のところこれまでどう解釈したらいいのか分からなかった。でも、How Crash?を聴いた今であれば、「みんな完璧じゃないし失敗もするけど、お互い支え合っていこう」と読める気がする。
2.I am〜How Crash?
何をクラッシュするのだろう?まだ見えない。現状を打破する、といった意味を込めているのだろうか?
微妙に歌詞の乗らなさがQUIT30に似ている。「アプリケーション」あたりの字余り感がそうさせているのか。
3.ACTION
「君をつなぎ止めるACTION」「もう一度振り返すよACTION」は思わず笑ってしまうほど今の状況そのまま。10年以上前の作詞だけど、ずっとこの心境なんだろうなと思えた。
作詞当時と違うのは、いよいよTM NETWORKしか残されていないところ。ソロライブはあるようだけど、やっとTMに全集中してもらえる環境が揃い、願ったり叶ったり。1994年からこの状況をずっと待っていたから嬉しくて仕方ない。
4.1/2の助走
これはタイトルからして再起動の助走を指していそう。1984年の作詞なのに普遍的で今聴いても本当にいい曲。小室みつ子さんはやはり良い仕事を残している。
5.Green Days
「そう甘くはないよ」の部分が、紆余曲折経た今聴くと深い。TMは再活動後のほうが人生の機微をうまく表現していて自然体で好きだ。
ちなみに、個人的にはざっくりと
-1999年以降の再活動期
-1984から1986年の初期TM
-1990から1991年のTMN期
-1987から1989年のブレイク期
の順番で好きだ。ブレイク期の曲は大人になってから聴くには少々ツラいところがある。
6.Get Wild
7.We Love the EARTH
8.SEVEN DAYS WAR
最後3曲は新アレンジ。ボーカルの良さが際立っていた。Get Wildは、カッコよさと聴きやすさのバランスが取れていて、今まででいちばんのアレンジなのではと感じた。QUIT30の時のような難解さはなく、イントロが素直にカッコいいと思えた。
エンディングのインストは今後歌詞がつくのだろうか。クリストファーのようにも聴こえたけれど、歌詞が意味深すぎるので、もしそうだとしてもインストのままが良い。
曲間の映像と寸劇、そして精密によく動く三角形のLEDがサイバー空間を創り出していた。昔TMに憧れた時に感じた超Coolな世界観だった。
ワンパッケージの映像作品としても成立するし、1984年のTM初期にやりたかったことが2021年現在の環境に合わせて実現したかのようだった。
次は12月まで楽しみに待ちたい。
定番曲はもう飽きているので、できるだけ再活動後の曲やあまり演奏されないレア曲を多めでお願いしたい。
夏に聴きたくなる曲
暑い夏になったら、聴きたくなる曲がある。
01. Sunny Day Sunday /センチメンタル・バス
39度のとろけそうな日
炎天下の夢 Play Ball! Play Game! (1998)
02. 夏祭り /ジッタリン・ジン_Whiteberry
君がいた夏は遠い夢の中
空に消えてった打ち上げ花火 (1990/2000)
03. 打上花火 /DAOKO×米津玄師
パッと光って咲いた花火を見ていた
きっとまだ終わらない夏が (2017)
04. 水中メガネ /Chappie
水中メガネで記憶へ滑ろう
蒼くて涼しい水槽の部屋 (1999)
05. スマイル /ホフディラン_森七菜
いつでもスマイルしようね
とんでもないことが起きてもさあ (1996/2020)
06. Welcoming Morning /Chappie
Nostalgic new light. yes…
we simply name it “MORNING” (1999)
07. survival dAnce /trf
泣かない思い出作ったら?
この夏こそは!この夜こそは!(1994)
08. come again /m-flo
金曜日のスカラに君を忘れに
踊り明かすよ 今夜 (2001)
09. 群青 /YOASOBI
知らず知らず隠してた
本当の声を響かせてよほら (2021)
10. South Beach Walk /小室哲哉
-Instrumental- (1992)
11. Dreamland /BENNIE K
They cant't stop my heart
Now get a party started alright (2005)
12. A Perfect Sky /Bonnie Pink
砂浜でカモシカのターン
暑い夏はカーステでダンス (2006)
13. DIVE INTO YOUR BODY /TM NETWORK
ウォーターサイド 花火の下
踊る地上の熱帯魚 (1989)
14. NAKED DESIRE /access
先取りの夏を魅せる グラビアのアナタに
誰より早くここから追いつきたい (1993)
15. HIGH PRESSURE /T.M.Revolution
カラダを夏にシテ
カゲキにさあ行こう (1997)
16. My Way /Def Tech
地に足付け 頭雲抜け
進む前へ前へ前へ (2005)
17. #RUN /小室哲哉feat.神田沙也加&tofubeats
Give me the goal, soul
Let me see the winning run (2017)
18. 道 /宇多田ヒカル
私の心の中にあなたがいる
いつ如何なる時も (2016)
19. KOOL LOVERS SENTIMENTAL /trf
もう泳げないよね? もう少したったら
星影の二人がきっと海辺歩くね (1994)
20. Squall /松本英子
さっきまでの通り雨が
ウソみたいにキレイな空 (1999)
時代も曲調も取り止めもない曲たちだけど、
夏のドライブの時に聴きたい曲ばかり。