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海がきこえるⅡ 新装版

TM NETWORK 大阪公演

TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days ~DEVOTION~ Day14@Osaka

 

 

少し時間が経ったが、TM NETWORKの大阪公演に行ってきた。

オリックス劇場の初日。

約1年ぶりの大阪公演だった。

 

ネタバレを避けて見に行く人も多いと思うが、個人的には事前にどんな曲をやるのか知ってから行くほうがいい。

それは過度な期待をずっと持ちながらライブ中を過ごすのはちょっとストレスだから。

例えば「I want TV」の2023年版が聴きたい、なんて思い続けてがっかりしたくないし。

 

そんなわけで、他公演の情報をちらっと見てから鑑賞した。

今回はシティーハンターとのコラボもあり、セットが都会をイメージしたもの。

シティーハンターとTMの相乗効果はとてもいい。

曲もシティーハンター絡みはマストで、都会をイメージさせる曲が続いた。

これは小室さんのインタビューでも明らかになっていたこと。

 

 

大阪初日では、「Still Love Her」で少しハプニングがあった。

初め木根さんのギターが音が出なくて、ギターの交換タイムへ。

トラブルはあってほしくないが、ライブの醍醐味だし、そういうのを目撃できるとうれしくなる。

 

それともうひとつ。

2番のサビのところでウツが急にマイクから離れた。

そのあと、

ウツをフォローするように

観客席から大合唱があって、

サビ終わりのところで

ウツがお辞儀をして、

そこで大きな拍手が起こった。

とても感動的だった。

 

ウツがマイクから離れたのは、

サビに入れなかったハプニングに見えたが

あとの流れがきれいだったから

予定どおりだったのかもしれない。

 

ハプニングだとしたら、

観客の対応と一体感がすばらしいし、

予定どおりだとしたら、

サビを託してくれるTMからの信頼がうれしい。

 

真相はわからなかったが、

このシーンが今回のハイライトだった。

 

 

 

以下ネタバレ。

 

TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days14 ~DEVOTION~

01.Opening
02.Whatever Comes
03.Mission to Go
04.君の空を見ている
05.新曲(木根さんと小室さん)
06.Fool On The Planet
07.Still Love Her
08.Timemachine
09.Come On Everybody
10.Action
11.Keyboard Solo_1
12.Time To Count Down
13.Devotion
14.Keyboard Solo_2
15.The Point of Lovers' Night
16.Children of the New Century
17.Get Wild
18.Intelligence Days



TM NETWORK [DEVOTION] を愉しむ

 

TM NETWORKのニューアルバム「DEVOTION」の唯一の不満は曲順だった。
アルバム11曲+ダウンロード1曲の12曲をどの順で聴いたらしっくりくるか?
曲のつながりをいろいろ試して、今のところ下記の並びが自分にとっての最善解になりつつある。


TM NETWORK DEVOTION edited
01. Please Heal The World [Studio Mix]
02. Whatever Comes [Opening Edit]

03. DEVOTION

04. KISS YOU [TK Remix]
05. RESISTANCE [TK Remix]
06. How Crash?
07. TIMEMACHINE (Bonus Track)
08. End Theme Of How Do You Crash It [Studio Mix]
09. 君の空を見ている
10. WE LOVE THE EARTH [TK Remix]

11. TIME TO COUNT DOWN [TK Remix]

12. intelligence Days [Studio Mix] 
(total: 54min)

「End Theme Of How Do You Crash It」のスタジオ版は「South Beach Walk」のように爽やかなインストで、特に気に入っている。
この曲を埋もれることなく、引き立たせるにはどうするか?

07から09の流れがポイントで、中盤でホッと一息つけるようにした。
もちろんオリジナルアルバム希望だったが、Remixの過去曲もウツボーカルの刷新で新曲同然なので、まるで捨て曲なしのオリジナルアルバムのようだ。飽きが来ず何回も聴ける。

 

TM NETWORK [DEVOTION]

2023年6月14日、TM NETWORKのニューアルバム「DEVOTION」発売!
image
 

昨日ネット注文でさっそく届いた。
正直言ってもうTM関連しかCDは買わなくなっている。TMの3人だけは別格だ。

開封するときの緊張感と期待感がいつも嬉しい。
曲目はRemix込みなので、アルバムの位置づけが難しいが、久々すぎてオリジナルアルバムと同じように感じる。
そう考えると、2014年のQUIT30以来の緊張感と期待感だった。

赤のデザインもポップで良い。
サムネで見たときによく映えるデザインだと思った。

シティハンターとのコラボも公表された。
オープニング曲をTMが担当し、なんと曲はもう完成していた。
これが昨日の一番の驚きだった。

ニューアルバムが届くのに、そのアルバムには入っていない新曲。
そんなことがあるのかと。
当分はまた待ちか、と思いながら、スマホで「TM NETWORK FANKS THE PARTY 2023 feat. "DEVOTION"」を生ライブで観ていたら 、住吉アナから14日の0時からオンライン発売とのアナウンス。

これでまたまた驚いた。
事前に知らなかったのか、小室さんも驚いていて、笑ってしまった。
素の感じが見れて、これだからTMの3人が揃う場面はおもしろい。

アルバムはまだ聴き込めてないけれど、今回はボーカルの臨場感がこれまでで一番ではないかと思った。
とにかく近く感じる。
耳に優しい。
声質がまた変わって一段と良くなった。

音質も良すぎる。
昨夏のintelligence Daysライブの時からコーラスも音も足されていて聞き応えがある。
こういった違いを発見しながら聴くのがTMの楽しみ方のように思う。
知っているメロディもまた新鮮に聴ける。

今回は、アルバム11曲+ダウンロード1曲の実質12曲でワンセットと思いたい。
Easy Listeningの時のように曲順がカタログ的なので(唯一の不満)、コンセプトアルバムっぽく自分が気持ちよく聴ける曲順を模索中。
今のところ下記の並びで聴いている。

01. Please Heal The World [Studio Mix]
02. Whatever Comes [Opening Edit]
03. DEVOTION
04. RESISTANCE [TK Remix]
05. WE LOVE THE EARTH [TK Remix]
06. How Crash?
07. TIMEMACHINE (Bonus Track)
08. End Theme Of How Do You Crash It [Studio Mix]
09. 君の空を見ている
10. KISS YOU [TK Remix]
11. TIME TO COUNT DOWN [TK Remix]
12. intelligence Days [Studio Mix]


・インスト曲を初め、中盤、終わりへ分散
・TIMEMACHINEは本来ボーナストラックだけど、ウツの声が良くて、早く聴きたくなるから中盤へ移動
・インストの「End Theme Of How Do You Crash It」の前後に木根バラ2曲を配置

これから秋のライブと、新曲「Whatever Comes」のフルバージョンが入るであろうアルバムが次の楽しみになった。
なお、アルバム発売前に出ていた曲目をもとに下記投稿で曲順予想をしてみたが、完全に外れた。
というか、事前発表の順そのままだった。
曲順未定とあったのは、何だったのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TM NETWORK 永遠のパスポート 歌詞違い

TM NETWORKの「永遠のパスポート」には、初期の歌詞違いバージョンが複数ある。おそらくは小室さん作詞だろう。

以下はCD化されている1984年のPARCOライブから文字化したもの。合っているかどうかはわからない。


永遠のパスポート/TM NETWORK

(歌詞違い)


いつだって television 声が聴ける

どこにいても your breath 感じている

500時間 会えない時でさえも

たった今 微笑む君が見える


El Dorado 地平線の夢は

瓦礫に囲まれた shelter space

手に入れることはできない illusion

登り詰めた階段の human crisis


宇宙からのmy love ずっと

送り続けるよ

どんなに離れても

夢じゃない 君は


宇宙からのmessage きっと

届き続けるよ

いつかは消える moon light

見つめたい 君を


どれだけの 別れの訳でさえも

on your music night ふたりだけの夜だから

肩にもたれ 君は顔うずめている

泣かないで 今は時が止まればいい


your base 子どもたちの夢は

明日大人にならないこと

手に入れることはできない illusion

登り続ける階段の human crisis


宇宙からのmy love ずっと

送り続けるよ

どんなに離れても

夢じゃない 君は


宇宙からのmessage きっと

届き続けるよ

いつかは消える twilight

離さない 君を


セカンドアルバム「Childhood’s End」所収の歌詞も夏の爽やかさが描かれていて好きだが、こちらもボツ案になったのがもったいないくらいSF要素が満載だ。後の「Think of Earth」に繋がる作風に思える。

冒頭、スマホのオンライン通信のような描写から始まる。2020年代の今の感覚で読むと、1980年代前半から見たレトロフューチャーの世界が現実化していることに驚きがある。

1985年は試行錯誤の時期であるが、このバージョンがメインのSF版セカンドアルバムをぜひ聴いてみたかった。

きっとミニアルバム「Twinkle Night」の4曲をベースに「17to19」「Time Machine」「Fantastic Vision」も入ったことだろう。


ニューアルバム「DEVOTION」のボーナストラックにいよいよ新録の「Time Machine」が入る。

今後同じように「永遠のパスポート」の初期バージョンやその他の曲の未発表バージョンも、今のウツの綺麗なボーカルで新録してもらいたいと切に願う。絶対に需要があるはず。