Looking Back , Moving Forward -58ページ目

Looking Back , Moving Forward

前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

10月27日( 「郡山から喜多方へ~朝霧の中で



朝の6時を過ぎた頃に福島は郡山に到着した。
この足で初めて東北の地を踏んだことになる、寒い、最初の感想であった。

ツアーの集合時間は昼なのでそれまで喜多方へ向かおうと計画していた。
喜多方といえば、朝ラーメン発祥の地として有名。
そして意外にも(?)日本三大ラーメンの一つに数えられている聖地でもある。(※ちなみに他の2つは博多と札幌)

被災地へ学びに来た者がラーメンを楽しむとはどーなのかとも思ったが、今回のツアーでは東北にお金を落とすことも目的の一つなので、それであれば自分が楽しんで少しでも東北の活性化に繋がるのであればいいんじゃないかと自分を納得させた。

かくいう私は早速に喜多方行きの電車へ飛び乗った。
片道2時間弱、1450円の旅。えらくハイコストなラーメンになるが、旅とはそこを勘定すべきではない。
とは言うものの、やはり高いなーと思っていたセコい私に助け舟。
今なら往復切符を買うと片道が1000円以下になるという。駅内の観察しておいて良かった。
いわゆる知らない人が損するパターンである。


車窓は街から一瞬で田畑へ、森へと変遷をしていく。
会津付近では濃い霧があたりを包み込み、幻想的であり少し不気味さも醸し出す絵になっていた。

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なぜか、というか当然のようにBGMは10-FEETの風をひたすら聴いていた。
ひたすらにリピート、何とも言えぬ感情で臨んだ今回の旅にはぴったりの1曲だったのだろう。


喜多方駅へ到着!レトロな外観。

photo:01



階段にはおもしろく素敵なメッセージがある。これはいい街に違いないと確信した。

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駅に併設されている観光案内所的なところでおばちゃんが勢い良く色々教えてくれた。
京都から来たというとかなり驚いていた。なかなか京都から来る人は少ないよう。

喜多方では有名な蔵について、ラーメンに関しては店の味の特徴まで教えてくれた。
人口5万人ほどの町に100~200件ほどのラーメン屋があるというから驚く。

ラーメンマップには早速あっさりかこってりかを分類するマークがおばちゃんの手により書き込まれ、準備は万端(笑)

早くも人の良さに感動しつつ、いざ街へ出ることにした。


(続)


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12月22日(土)@京都KBSホール

10-FEET
「“thread” Tour 2012-2013」


photo:01


10-FEET、期待通りにぶちかましてくれました。

京都の冬、KBSホール前に集結する悪ガキたち、異様な光景。笑

対バンは10フィの盟友であるG-FREAK FACTORY。
レゲエロックはそんなに好みではないけど、曲によってはかっこええ。
EVENという曲、またどっかで聴きたい。


時をしばらく、いつものSEが流れてきました、そして伝説へ。
が、音響トラブルか途中で音が切れてしまいましたww
会場一同、吉本顔負けに「えぇ~~~!!」というツッコミが響き渡る(笑)
すぐに音は再開したので大事にならず。

ステージに光が当たった瞬間に思ったのが、

TAKUMAさん少し太った?笑

太ったといえば、セキュリティの人もガチムチの人ばっかりだったような・・・(笑)

まぁそんなんはどうでもええですよね。
おとなしくライブレポに移ります。w


***

まずは手始めに、thread冒頭の2曲、JUNGLESとfocus。

そこからライブ定番のVIBES BY VIBES。うぉーおーおー!会場のボルテージは一気に上昇。
super stomper、こちらもいつの間にか定番になってます。

お次はライブでは珍しい2曲、under the umber shine、.nil?を投下。

SKANKIN’ CHOKE BANGERはかなりライブ映えする曲だった。
CDではそんなに好みではなかったけど、一気に好きになった。
掛け声もできるので今後のライブでも定着しそう。良い意味で色んな要素が入っている曲。

コハクノソラは正直CD音源のほうがいいです、まぁこれは仕方ないよね。

で、ここでまさかの・・・ライオン!もちろんfeat.Dr.ハセガワ!
いつ聴いても染みる曲です。京都講演ならではです。ドクター長谷川のトランペットが響く。

ここで登場したのはロットンのなおき。
普通に幕横から見てたらしいが、KOUICHIに見つかってステージに出る羽目にww

次第に白羽の矢が立ったのはKOUICH、照明もドラムだけ当たるなどの演出まで(笑)

ここからMCという名の長い雑談、これがまたおもろい。

TAKUMAが「こーいち、何かええ話してや」

KOUICHI「みんなは今日のライブ、頭の先から爪先まで全身で楽しんでるっていうけど、俺に言わせればちょっと違うねんな。俺の場合、全身っていうのは、頭の先から顎までやー!!」

って文章で書くと何とつまらん話なのですが、彼が言うとウケてしまうのです。笑
オーディエンスから「こういち抱いて~!!」という叫びも聞こえてくる始末(笑)
相変わらず愛されているなーと。いやはや、素敵なキャラです。


そこから話は10フィが東京で共同生活していた話に。ロットンとの思い出もまじえて。

お金がなく京都にいる彼女になかなか会えなかった話、歓迎もしてないし呼んでもないし許してもいいひんのにロットンがしょっちゅう泊まりに来る話、、アダルトなビデオにまつわるトラブル話などなど、中身があるようでない話でした(笑)

そんな昔に作った懐かしい曲をやります。
ANXIOUSには古株のファンは大喜びしていた模様。なかなか聞けんもんね。

淋しさに火をくべは安定の盛り上がり。

はい、ここまではおとなしく後方待機してました。

1sec.が鳴った瞬間にモッシュゾーンの中心部へ進出!
やっぱりこの曲は反則、後方で待機とかしてられない。笑
一気に空気が薄くなり、服は既に汗でずぶ濡れ。曲が終わった時にはHP残り僅かw

次に激しい曲がきていたらTHE ENDだったでしょうが、シガードッグで救われた。
とはいえ、シガードッグは今回のアルバムで一番好きな曲。何より大作戦で涙した曲。
モッシュ無くとも、心で存分に楽しんだ。
ただ、この日のTAKUMAさんは風邪気味なのか、声の調子がよろしくないことをここで確信。
シガードッグのような静かな曲をやるとはっきりわかる。

ここからもthreadから連投、CRYBABY、その向こうへ、蜃気楼。
どれも素晴らしいミドルテンポの美メロ。ここの3曲は本当に濃い。

本編ラストを締めくくるのはgoes on!
楽しく笑顔で暴れてしまってゴメンナサイ!


***

アンコール一発目はG-FREAKのカバー、Fxxx The Style。
ブックオフでNAOKIが見つけてきたらしく、懐かしくて演ることにしたそうで。
てかブックオフww音源持ってへんのかいwwせめてタワレコww
とか一人で突っ込んでました(笑)
曲は完全にデスメタル、G-FREAKさんこんなんやってたわけですね。
KOUICHIのミスも愛おしい(笑)


日はまだ高くをカバーして、RIVER(鴨川ver)で再び盛り上げる。
.back to the sunsetは染みる熱い曲。
大阪籠球会を交えて4RESTで締める。
そしてKBSホールのバックの10-FEETの垂れ幕が下がっていき、壮大なステンドグラスが登場!
噂には聞いていたが、想像以上のクオリティで感動。

いつも10-FEETからは勇気をもらう。
それでも前に進まなあかんねん、TAKUMAさんの肉声が今でも耳に残る。


***


拾い物です。壮大なステンドグラス。

photo:02


photo:03


アンコール始める前にNAOKIから庶務連絡。
来年の7月6日~7日、京都大作戦開催決定しましたー!!
行きますよ行きますよ!今から楽しみ。

photo:04


最後にセトリ載せて終わりにします。

それにしても大学の時はオーディエンスの中では若い方に属していたと思っていたのに、今や完全に若くない方に属している気がしてならないです。体力的にもそれは感じます・・・とほほ(笑)

ライブ翌日の朝は全身筋肉痛で布団から出るのが辛かった・・・ww

まぁしかし、G-FREAKや10フィが言うところの、オールド・ルーキーで頑張っていきたいと思います。


【セットリスト】

SE そして伝説へ…

1.JUNGLES
2.focus
3.VIBES BY VIBES
4.super stomper
5.under the umber shine
6.nil?
7.SKANKIN’ CHOKE BANGER
8.コハクノソラ
9.ライオン feat.Dr.ハセガワ
10.ANXIOUS
11.淋しさに火をくべ
12.1sec.★
13.シガードッグ
14.CRYBABY
15.その向こうへ
16.蜃気楼
17.goes on

———————————–

18.Fxxx The Style(G-FREAK FACTORYのカバー)
19.日はまだ高く(G-FREAK FACTORYのカバー) w/G-FREAK FACTORY
20.RIVER
21.back to the sunset
23.4REST feat. 大阪籠球会&Dr.ハセガワ

★ベストパフォーマンス


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10月26日( 弱き若者が被災地へ向かえたキッカケ

photo:01


あれは夏に差し掛かった頃だった。
母校の大学から届いた一通の便りには「東北応援ツアー」の文字が大きく書かれていた。

震災以降、何度かボランティアで東北へ行こうとしたものの、如何せん関西からは距離が遠すぎてなかなか週末だけでどうこうというのは難しかった。

と、それは言い訳にすぎない。とにかく自分の意志に行動力が伴わなかった。
それは私が3.11の直接的被害を受けていないからだろうか。

とにかく今しかないと思った。
少なくとも今の弱い自分にはこういう企画に乗っかることでしか自分の意志を実現できなかった。
人数制限もあったが、私の不徳の致すところを察してか無事に抽選を通過した。

東北応援ツアーとは何か。
これは被災地に実際に足を運び、被災者の方との交流を通して学ぶ。
そしてその中で少しでも活性化に貢献するという趣旨のもと、立命館大学が主催した復興支援事業の一つである。東北に住む校友(卒業生)の力をお借りして成り立っているものである。


当初一緒に行く予定だった友人が急遽行けなくなり、サークルの後輩に声をかけた。
彼は最初迷っていた。被災地の人にどう向き合っていいかわからない、と。
それは私も同じだった、しかし今向き合わずしていつ向き合うのだと半強制的に誘い込んだ。

金曜の夜、夜行バスで福島は郡山へ向かった。
約10時間、驚くべきことにそのほとんどを睡眠に充てることができた。



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情報以前の知的作法 踊らされるな、自ら踊れ/講談社
¥1,300
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★★★★★


今この時代にこの本に出会ったと心底言える、鬼才西きょうじが綴る渾身の一冊。


現代社会というと感覚的には2000年以降、これに関して考察された本は多くある。

しかし2010年以降に関してまとまった考察、またそこで発生している問題への対策を提言している本はほとんど見たことがない。


世界から発される多くの情報に対してどのように向き合うのか、また多くの人ができていない当たり前の大切さなどに関して自説を展開されている。
ツイッターなど高度な情報メディアが人々の生活に大きく介入してきたことは自明の理であり、特にこれに関わる若者世代、つまりちょうど大学生から20代の社会人には考えさせられることがここぞとばかりに記載されている。

僕自身、この本を読み進める上で幾度と無くハッとさせられ、考えさせられた。
あまりに多くのことを学ぶことができたのでここでこれ以上のことを書くと年が明けてしまいかねないので、ひとまずは騙されたと思って読んでみて下さいとだけ記しておきたい。この本は今読むべき本です。

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)/光文社
¥600
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★★★


1993年に書かれた東野圭吾のミステリー小説。

20年も前に書かれたものとは思えぬほど新鮮でスリリングな小説、そして相変わらずの読みやすさ。

機械産業メーカーに勤務する主人公、末永拓也の色恋沙汰から最終的に殺人リレーへと複雑に発展していくお話。

主人公が追い詰められていく様は読んでいてハラハラさせられる。警察との駆け引きなど随所で見られる末永の頭の回転の速さもこの小説の魅力に寄与している。

ただ、個人的にそこまで好きになれなかった。

自分の中での東野圭吾ハードルが高いということもあるが、この小説のどこが良かったかと問われた時に上記で書いたようなこと以外思いつかないのである。

それに加えてクライマックスがいまいちしっくり来なくて、実はこれを書いている今でもよく覚えていない。


不安の力 (集英社文庫)/集英社
¥500
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★★★★

僕が敬愛する五木寛之さんの作品。

悲しいのかありがたいのかよくわからないが、某中古本を扱うサイトで20円かそこらで売られていた。


この本を一言で説明するならば、「不安は希望の土台」という作中に登場する言葉を代用したい。

不安は誰しもが感じることで自然なことなのだ、その不安はいつか自分のプラスに変わる。むしろ不安は生きていく上で必要なことなのだ。


ざっくりですが、ズバリこれが作者の主張です。

繰り返しが多いので、少しくどいと思う部分はありましたが、やはり五木さんの現代社会に対する考察は鋭い。自殺者の数の話、不安を感じることが多くなった時代背景など的を得すぎています。


不安に感じることが多く、またそんな自分を嫌だなと思っている人にはぜひ読んでほしい一冊。


さらば、哀しみの青春―伝えたい。闇に沈む子どもたちの哀しみを…/高文研
¥1,365
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★★★

ご存知、夜回り先生の本。

水谷先生との出会いは高校生の時に読んだ本に始まり、京都での講演会にも足を運んだ。


本の内容は全て実話であり、いわば今の若者が抱える問題の象徴的事例が記載されている。

彼の本のほとんどはそれで完結するものが多いが、本書はその問題を歴史的変遷の説明にもボリュームを割かれている。他書との違いはここにある。

そういう意味で本書は、(敢えて書くなら)知識人に向けて書かれたものであると思う。教育者はもちろん、薬物問題などに全く関係がないと思っている若者やその親が読むべきものだと感じた。


夜回り先生の本を読まれたことがない方はぜひ一度読んでみることをオススメします。


大人失格―子供に生まれてスミマセン (光文社文庫)/光文社
¥480
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★★★

アジカンごっちが若い頃にどっぷりハマって、今の彼の文章の書き方にも随分と影響を及ぼしているという松尾スズキのエッセイを読んでみた。


期待値が大きかったのかすごく満足とはいかないものの、話によってはかなりおもしろい。

基本的に自虐ネタを軸に記載していくあたりは、土屋賢二に通じるものがある。


 

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)/文藝春秋
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★★☆

上記で紹介した松尾スズキの小説。

エッセイ中心かと思っていたら、小説まで出していた。しかも芥川賞の候補作というから驚き。

かなり期待して読んだが、んー・・・。


雰囲気はベロニカは死ぬことにしたとほぼ近しいものがあり、舞台は精神病院である。

特に何の物語が進むわけでなく、そこでの患者同士の異常なやりとりが綴られている。


ものすごく薄い本なのですぐに読めてしまうが、読了後の重圧感がものすごい。

僕はこれを良い方向に捉えることができなかったので、イマイチな評価になっています。


ケルトの国のごちそうめぐり (Lands & memory)/松井 ゆみ子
¥1,890
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★★★☆
アイルランドで生活をする著者が綴る、スローライフ・スローフードを紹介するエッセイ。
そのタイトルとカバーの写真に魅了されて思わず購入。

少し雑多な感じが否めないが、その分脚注などが豊富で一切の手抜きはない。写真も美しい。
まさに努力してこの一冊を作り上げられたのだなーと感じる。
食文化にスポットを当てて丁寧に解説されているので、じっくり読みたい人向け。

またアイルランドは競馬文化が根強く残っているらしく、堂々と人々の生活のワンピースになっている。
これは競馬大好きな自分としては見逃せない。
特に一年に一度だけ大潮の日に開催される海岸沿いを走るレースの写真には感動した。

ケルトの温かさを知るには十分すぎる一冊。

離島一人旅@隠岐 まとめ&番外編

8月17日(金)~21日(火)


※最近このブログを読み始めていただいた方も多数いらっしゃるので、ここまでのリンクを載せておきます。
良ければその1からご覧下さい。


その1(前夜)       「街を去る猿」

その2(初日~前編)  「島入り、ジオパークデビュー」
その3(初日~後編)  「その瞬間をとらえろ」

その4(2日目~前編) 「ないものはない、海士町」
その5(2日目~中編) 「黄昏」
その6(2日目~後編) 「かたえ荘での夜」

その7(3日目~前編) 「旅人の大いなる一歩」

その8(3日目~中編) 「天空の牛たちよ」
その9(3日目~後編) 「海賊船とみつけ島荘」

その10(4日目~前編)「4つめの島、知夫里島へ」

その11(4日目~中編)「赤壁との対峙、少年たちとの出会い、隠岐との別れ」
その12(4日目~後編)「優しい夕陽の帰り道」


長らく書き続けてきた離島旅行記もこれが最終回。書き忘れたこととまとめ特集です。

夏に行ったはずが、今や秋を越えて冬真っ最中。

季節外れても思い出はなお色鮮やか。


■書き忘れ

西ノ島はみつけ島荘へ泊まった夜、風呂で話し込んだおじさんの話。
何だかんだで1時間以上話した、旅について人生について仕事について。
東京でアトリエを経営しているおじさんの話は興味深かった。

その昔、隠岐に旅行に来た際にお世話になった方のお墓を参りにご夫婦で来られたとのこと。
とても素敵な話、年老いればこういう旅がしたい。


■スポットランキング

隠岐を訪れた中でここは見ておくべきという場所。

1位 国賀海岸~摩天崖・・・天空の牛馬と自然のコラボレーション、言葉に代えがたい。

2位 ローソク岩・・・岩と夕陽が重なる時、人はそれを待ち望む。

3位 明暗の岩屋・・・今回は高波で入れなかったが、期待値はかなり高い。


■島ランキング

島前に行かずして隠岐を語れない。
面積比で考えると島後が圧倒的に広いが、時間をかけるのは海士町と西ノ島がオススメ。

1位 海士町・・・これというスポットはないが、島全体の雰囲気は一番。黄昏れるならココ。

2位 西ノ島・・・やはりここに来ないと隠岐に来たとは言えない。見所も多し。


■写真ランキング

自分が撮った中でお気に入りの写真たち。

1位 ローソク岩

Looking Back , Moving Forward


2位 天空の牛たち

Looking Back , Moving Forward


3位 断崖絶壁の牛馬たち

Looking Back , Moving Forward



■食

とにかく何でもうまいが、サザエ・岩牡蠣・隠岐牛、この3つは押さえておくべき。
特に生で食べた岩牡蠣はこの世のものと思えぬほどうまかった。
隠岐牛は少ししか食べられなかったが、予算に余裕があればがっつり食べるべし。


■旅の友、音楽と本

海士町で黄昏れながら聴いた映画めがねのサントラ、アジカンの夜を越えて、ソラニン、転がる岩。
フェリーの中で初めて聴いた七尾旅人にもじんときた。
旅中に持っていったのは愛読書、五木寛之の生きるヒント。こういう地で読み返したかった。

■学んだ点

一人旅は楽しくも途中、不意に寂しくなる。いいことばかりではない。
しかし一人だからこそ本当の自分の強さも弱さも見えてくる。

日常で見せる自分は果たして本当の自分なのだろうか?
もしくは自分が目指そうとする自分なのだろうか?
島に来て全てがわかり、万事うまくいくわけではないが、必ず見えてくるものがある。


■反省点

もう少しアグレッシブに人に絡むべきだった。あそこで話しかけておけばと今でも悔やむ場面は多い。
やはり見知らぬ土地で見知らぬ人たちに関わるのは難しい、まあ初めての一人旅にしては上出来か。
一度話せばとんとん拍子、だったら行くべき。


■費用

ノープラン&一人旅ということもあり、コスト的にはかなりかさんだ。ざっくり全て込み込みで8万。
行き帰りは夜行バスで往復1万以内に抑えることができたが、フェリー代や向こうで効率良く周るための費用が高い。泊まる場所や料理のクオリティにこだわらなければもう少し安くは行ける。
貧乏の一人旅とはなかなかいかない。


■これから隠岐へ行かれる方へ

まず季節は夏に行くべきだろう。他の季節を知らないが、きっと夏がベスト。
一人旅も良し、カップルも良し、友達同士もOK。万人の旅行者に薦めたい。
島ガールをうたっていることもあり、女性同士でも安全に旅ができる。


■お土産

さざえカレーは海士町の土産定番、まだ食してないが現地で食べたそれは非常にうまかった。
左も海士町、キンニャモニャしゃもじ。年に一度、島の人がしゃもじを持ち叩き練り歩くキンニャモニャ祭りが有名だ、いつか時期を合わせて参加したい。

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さざえだし醤油、ハードルをかなり高く設定したせいかそこまでさざえ感はない。
が、卵かけご飯に少しかけると抜群にうまい。ミニサイズというのも使いやすい。

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上沼恵美子がオススメ土産で紹介したことで有名なうにのり。
ノリ×ウニを瓶の中で混ぜれば最強の御飯のお供に。
他にもめかぶ×ウニというものもあり、個人的にはのりよりめかぶがうまかった。

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長い旅行記、読んでいただきありがとうございました。

皆さんから温かいコメントをたくさんもらえて嬉しかったです!

ぜひ皆さんも離島に一人旅してみて下さい。



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ランキングでも一時は9位まで上がることができました。
皆さんのおかげです。