非結核性抗酸菌症を考える

非結核性抗酸菌症を考える

あっころと申します
2018年5月の健康診断で肺の結節影を指摘されました。
現在、非結核性抗酸菌症疑いで経過観察中です。
今後の治療や今できる健康対策など書いていきます。

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医療従事者に続いて高齢者のワクチン接種が始まりましたね。

抗酸菌症と診断されている患者さんは即応症がある人に当たるらしいので

高齢者の次あたりに患者さんは摂取できる可能性がありますね。

 

ワクチンを打つにあたって怖いのが副反応だと思います。

今考えられる副作用で一番怖いのが血栓ができる可能性ですね。

あと普通のインフルエンザワクチンでも何のワクチンでも出るらしいのですが

何万人に一人はアナフィラキーとかじゃないのにワクチンが合わなくて数日後に亡くなってしまう場合があるらしいです。

 

急速なアレルギー反応であるアナフィラキーショックは、

医師がエピペン(アレルギーを和らげる気付け薬)などでちゃんとした対処をしてくれれば

大丈夫らしいです。

 

次の日に赤くなったり、熱が出たりするのはワクチンがきちんと抗体を作っている反応なので、良い効果とも言えます。

抗酸菌症やリウマチなど自己免疫がちょっと弱い私たち患者は、

こういう反応が起こりにくく抗体ができにくい体質を持っているかもしれません。

なんともな~い、なんて喜べないんです。

ワクチンを打っても感染症そのものが収束するまで油断はできないっですね。

 

これらの患者さんが実際抗体ができにくいのかどうかなども、

お医者さんたちは研究対象にされるようです。

今までも非結核性抗酸菌症にかかる人の体質や、生活習慣、病状振興の差が出る原因など

データを集める研究もされているようなので、今後病状が起こる因子などだんだん解明されるかも。

 

https://www.beyondair.net/news-and-events/press-releases/detail/132/beyond-air-to-present-abstracts-at-the-american-thoracic

 

かねてから肺マックの治療法として一酸化窒素の吸入に期待していた私ですが

上のようなプレスリリース発表を目にしました。感染症にたいしての治験を進めていた

この会社が、コロナに対しても効果があるかも治験を進めていて5月にその効果を発表することになっているようです。

 

ただ細菌とウイルスは違うのに何で効果があるのか不思議に思っていたら、

こちらで作用が起こる理由を解りやすく書かれていました。

https://www.fnn.jp/articles/-/37119

 

一酸化窒素には血管を拡張する効果があるから、血栓などができるリスクを下げ患者に酸素を肺に送りづづけることが可能で、重症化を防げるのではないかと。

試験管の実験ではウイルスそのものを抑制する効果があったそうですが、

実際にはまだ解っていないようです。

また一酸化窒素は薬ではないので妊婦さんにも使用できます。

 

コロナに効果があれば、すごい数のコロナ患者さんを救うことになります。

また同時にすごい数の安全性の確認もできるから、

肺マックなどそのほかの感染症に対しての安全性の問題も

クリアできそうなことになりますね。

 

ワクワクする情報です。

 

3月半ばに非結核性抗酸菌症の定期検診に行ってきました。

 

(2018年に発見されて3年後検診です)

検診は半年ごとにレントゲン、CT撮影となっていました。

結果は前回のCT画像とまったく変わりなしと言うことでした。

今は痰からも菌が出ていないのでマックとも判断できないそうです。

次は半年後にレントゲン撮影で、変りがなければCTは2年後とかに

変えようかといわれました。

 

うれしいことですが、軽度肺マック患者の後ろ向き経過20例を見ると

(過去にさかのぼってみるとこうだったなというデータね)

3年後までは1例ほどしか悪化していないので今の状態で一喜一憂することはできません。

5年で30パーセント、10年では90%が何らかの悪化が見られるのでこれからの経過観察が重要になると思われます。

 

マックで重要視されるポイントは、菌、年齢、進行速度、患者さんのクオリティーオブライフ

この辺を考慮して治療を判断されるんだと思っています。

私の状況はまだ普段の生活に自覚症状もないし、症状も進展していないのだから、情報を集めるのは良いことですが、

それに振り回されて気にしすぎないで楽しく生活することも大切といわれました。

最初は不安が大きすぎて先生の言葉が入ってこなかったけど、今はおっしゃる意味が解るような気がします。

生きてできることがあって楽しめる時間はかけがいがないものですものね。

 

さて、肺マックの治療法としては日本では点滴でしか承認されていなかったアミカシンが

今度吸入薬として認可されるようになったそうです。

新しい治療薬は今はコロナで治験病院はそれどころではないから、足踏み状態でしょうね。

は早くコロナ患者が減らないとほかの治療薬の開発にも影響は出ますね。

それでも感染症の薬の重要性に目が行くようになったのは良いことですね

 

 

 

フェイスブック患者会のアメリカの方からの情報です。

 

NTMや結核に効く抗生物質の開発が久しぶりにフェーズ1通過しました。

今年(2020年後半)にフェーズ2Aの治験が始まります。

https://sperotherapeutics.com/

経口剤タイプの化合物「SPR20」は細菌のDNA複製に必要な酵素を作らせなくする抗菌薬です。

結核菌やNTMなどの細菌が増えるのを抑える効果がシャーレや動物実験で確認されて、

健康な人へもフェーズ1で効果が確認されています。

 

今後フェーズ2AでNTM感染者に実際に投与して効果を確認していくことになります。

 

NTMの治療薬がないので

アメリカの希少疾病医薬品の指定を受けているので審査は通常より早くなります。

候補薬の資金はビルゲイツ財団が出資しています。

 

うまくいけば2年、日本に来るまでには最短で5年くらいになりそう。がんばれ~!

 

感染症が出た時の隔離施設が圧倒的に少なく

コロナ対策が不十分だった日本は

感染者を追いクラスターと呼ばれる感染者の集団をつぶすことで

感染拡大を防いでいましたが

ここに来て感染者の拡大が追い付かない状況になり

法整備をして施設に隔離する政策へと転換期を迎えました。

 

東京など大都市部を中心に感染爆発の入り口に入ったと言えますね。

 

と言うことは今までは出会う確率が少なかった陽性者と出会う確率が

増えることを意味します。

直接飛沫を浴びで陽性者からウイルスをもらう場合もあるし

陽性者のくしゃみの飛沫の付いた手が別のものを触って

移っていく場合もあります。

 

https://www.youtube.com/watch?v=XlHQpAPhyTE

ニューヨーク在住の方から色々コロナ対策の動画がアップされています。

 

お医者さんによると空気感染より圧倒的に接触による感染のほうが多いそう。

まず触らない

外部でドアノブなど触った手で顔、特に目鼻口に触らない

マスクをする(顔を触らない予防にもなるそう)

人と逢わない

事なんだそうです。

 

大丈夫と思っていたんですが、上の動画を見てハッとしました。

帰宅時にはドアノブ触ります。

スイッチ触ります。

そのままトイレに行けばトイレ周りが汚染されます。

もちろん携帯も汚染されています。

さらに買い物袋、

買ってきた商品も例外ではない。

着ていた服も・・・

恥ずかしながら手だけ洗って予防している気でいました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=LPYX2NQoBQg

こちらは防護の正しい着脱法の動画ですが

汚染されている部分と汚染されていない部分を完全に分ける方法と

重要性が述べられています。

マスクをして防御している気になっていても

マスクの外し方や処理の仕方が間違えればそこから感染しちゃうんですね。

外すときの処理の重要性がすごく解ります。

 

https://www.youtube.com/watch?v=dSNfcQdMvII

こちらでは買ってきた商品の汚染除去の方法がアップされています。

ニューヨークではこのような予防をするのが当然という状況だそうです。

アルコールで除菌できれば良いのですが手に入りませんので

キッチンハイターで拭くだけでもコロナウイルスを除菌できるそうです。

 

ハイターは水500ミリリットルに対してキャップ半分の量です。

塩素濃度が落ちていきますから保存時には冷蔵庫に入れ

2~3日で使い切るか、量を減らしてその都度作るかします。

 

https://www.youtube.com/watch?v=b9xOCN_vws4

長いですがニューヨークの現状が解ります。

まだ楽観視していましたが、これを見ると一気に気持ちが

変わります(遅いって。。)