非結核性抗酸菌症の抗生物質の開発 | 非結核性抗酸菌症を考える

非結核性抗酸菌症を考える

あっころと申します
2018年5月の健康診断で肺の結節影を指摘されました。
現在、非結核性抗酸菌症疑いで経過観察中です。
今後の治療や今できる健康対策など書いていきます。

フェイスブック患者会のアメリカの方からの情報です。

 

NTMや結核に効く抗生物質の開発が久しぶりにフェーズ1通過しました。

今年(2020年後半)にフェーズ2Aの治験が始まります。

https://sperotherapeutics.com/

経口剤タイプの化合物「SPR20」は細菌のDNA複製に必要な酵素を作らせなくする抗菌薬です。

結核菌やNTMなどの細菌が増えるのを抑える効果がシャーレや動物実験で確認されて、

健康な人へもフェーズ1で効果が確認されています。

 

今後フェーズ2AでNTM感染者に実際に投与して効果を確認していくことになります。

 

NTMの治療薬がないので

アメリカの希少疾病医薬品の指定を受けているので審査は通常より早くなります。

候補薬の資金はビルゲイツ財団が出資しています。

 

うまくいけば2年、日本に来るまでには最短で5年くらいになりそう。がんばれ~!