3年後の経過観察 | 非結核性抗酸菌症を考える

非結核性抗酸菌症を考える

あっころと申します
2018年5月の健康診断で肺の結節影を指摘されました。
現在、非結核性抗酸菌症疑いで経過観察中です。
今後の治療や今できる健康対策など書いていきます。

3月半ばに非結核性抗酸菌症の定期検診に行ってきました。

 

(2018年に発見されて3年後検診です)

検診は半年ごとにレントゲン、CT撮影となっていました。

結果は前回のCT画像とまったく変わりなしと言うことでした。

今は痰からも菌が出ていないのでマックとも判断できないそうです。

次は半年後にレントゲン撮影で、変りがなければCTは2年後とかに

変えようかといわれました。

 

うれしいことですが、軽度肺マック患者の後ろ向き経過20例を見ると

(過去にさかのぼってみるとこうだったなというデータね)

3年後までは1例ほどしか悪化していないので今の状態で一喜一憂することはできません。

5年で30パーセント、10年では90%が何らかの悪化が見られるのでこれからの経過観察が重要になると思われます。

 

マックで重要視されるポイントは、菌、年齢、進行速度、患者さんのクオリティーオブライフ

この辺を考慮して治療を判断されるんだと思っています。

私の状況はまだ普段の生活に自覚症状もないし、症状も進展していないのだから、情報を集めるのは良いことですが、

それに振り回されて気にしすぎないで楽しく生活することも大切といわれました。

最初は不安が大きすぎて先生の言葉が入ってこなかったけど、今はおっしゃる意味が解るような気がします。

生きてできることがあって楽しめる時間はかけがいがないものですものね。

 

さて、肺マックの治療法としては日本では点滴でしか承認されていなかったアミカシンが

今度吸入薬として認可されるようになったそうです。

新しい治療薬は今はコロナで治験病院はそれどころではないから、足踏み状態でしょうね。

は早くコロナ患者が減らないとほかの治療薬の開発にも影響は出ますね。

それでも感染症の薬の重要性に目が行くようになったのは良いことですね