水曜日は私の気まぐれなコーナー。
今日はザ・ピーナッツの曲と、ユニークなカヴァーを。
ザ・ピーナッツは50代前半より上の年代なら憶えておられるかと思います。それより若くても、名前なら聞いたことがあると思います。
私にとっては生意気に洋楽レコードを聴く中学生になるまでの、洋楽的な曲をうたう日本人シンガーの代表的なひとり(いや、ふたり)。当時のおおくの歌番組に出ている超メジャーな存在でした。長い間、TVに映っていることが当たり前みたいに思っていた存在。
小さかったころ私は、神戸市の葺合区(現中央区)に住んでいて、近くにあった水道筋商店街へ母親につれられて買い物のとき、偶然そこのレコード店で新譜のPRをしていたザ・ピーナッツを黒山の人だかりから垣間みたのが、芸能人をこの目で見た初体験。
ま、私のことはともかく、今日は売れっ子でキャリアも長かったザ・ピーナッツの歌と、近年のミュージシャンのユニークなカヴァーを楽しんでください。
ザ・ピーナッツ (The Peanuts)
日本の双子の元女性歌手(デュオ)、女優。
愛知県知多郡常滑町(現・常滑市)生まれ、同県名古屋市育ち。
略称「ピーナッツ」。
発売したシングル、LPの累計売上は1000万枚以上に達する。
活動期間 1959年2月11日 - 1975年4月5日
レーベル キングレコード
事務所 渡辺プロダクション
メンバー 伊藤エミ(ハーモニー)
伊藤ユミ(メロディー)どっちがどっちだか不明 (笑)
恋のフーガ ★ ザ・ピーナッツ
1967.08 作詞:なかにし礼 作曲:すぎやまこういち 編曲:宮川泰
演奏:レオン・サンフォニエット
録音:1967.06.16 イイノホール
恋のフーガ 小柳ユキ
ひとりピーナッツの小柳ユキさん。
2003年にこの曲をカヴァーしたそうです。
恋のバカンス ★ ザ・ピーナッツ
1963.03.20 作詞:岩谷時子 作曲編曲:宮川泰
演奏:松宮庄一郎とシックス・ジョーズ・ウィズ・ブラスセクション
恋のバカンス あがた森魚
中近東風パーカッションという思いがけないアレンジ。
1993年のアルバム "イミテーションゴールド" ★ より。
恋のバカンス ちんどん屋さん(江戸家)
この曲は歌う人も聴く人も、知らないうちに笑顔に
なっているような気がして、好きですね。
ウナ・セラ・ディ東京 ザ・ピーナッツ 作詞:岩谷時子 作曲編曲:宮川泰
初録音は1964年です。
動画は1969年大晦日、デヴューから5年を経たステージ。
ウナ・セラ・ディ東京 矢野顕子 + 大貫妙子
スキャット多用で奔放なボーカルの矢野顕子さんと、
清廉でストイックなスタイルの大貫妙子さん。
そんな対照的なふたりのポスト・ピーナッツな(?)デュエットです。