ミニメイド社長の起業のブログ -60ページ目

必ず失敗すると言われて始めた仕事

ミニメイド の仕事を始めたのが、昭和58年です。
私は、昭和44年の大学生の時に、友人7人とビルメンテナンスの会社を設立して経営を始めていました。

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14年くらい経営して、仕事も軌道に乗っていた時に、ビルの市場から家庭の市場にも目を向けて行こうという事で、家庭の掃除をするミニメイドサービス を始めることにしました。
同業者の先輩に意見を聞きに行きましたら、先輩たちは絶対に失敗するから細かな仕事に手を出すなと言っていました。

私は、その時に言う事を聞いていたら、今のミニメイド の事業はありませんでした。
確かに苦労はありましたが、情熱があったように思います。
この仕事を全国に広げて、あの先輩たちを驚かしてやるという気持ちも強くありました。
何と言っても、31歳でしたので。

全国にお店ができていったのを知ったビルメンテナンス業の先輩たちは、良い所に目を付けたな、俺もやろうとしていたんだけど、あんたに先にやられてしまったよと言いました。

人の意見は、時としては聴かない方がいい場合もあります・・・・

大変な状態

ミニメイド の本社1階部分が、水漏れがあり天井からかなりポタンポタンと漏れています。
原因が分かり、今後工事に入ります。

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改装したばかりですが、3階からの水漏れです。
三階には、住宅が二所帯入っていて、空調のドレイン管から漏っていました。

天井剥がしての工事ですので、土日で行ってもらうように準備中です。
仕事をしていると、仕事以外のトラブルもあり、その都度最善策を講じて対応しなければなりません。

水漏れは、何を教えてくれているのか。
一滴一滴の水も、一日経つとバケツ一杯になります。
私に対する戒めとして、コツコツと一歩一歩進むようにとの注意かも知れません。
それとも、漏れるという事で、無駄はないかという事を教えてくれているのかもしれません。

どんなことも、不必要なことはないのでは・・・・

この旅路に導かれている意味

私は、31歳の時にアメリカに行き、家事サービス 会社を見てきました。
この時から、私とミニメイド という「旅路」が始まりました。
この旅路も、30年となります。

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長いようですが、私にはとても短い時間のような感じがします。

旅を始めてすぐに、出会ったフランチャイズ店の店長や直営店で働いてくれているスタッフ、ME(お客様担当)と一人旅でなく、多くの仲間とこの旅路を歩んでいます。
速度も、早くなく、一歩一歩という速度で進んでいる感じです。

そして、飽きることなくこの旅路が続けられるのは何だろうかと考えています。
私の欲かもしれません。お金に対する欲ではなく、もっと良くしたい、最高のサービスを創りだしたいという欲です。
今の実力では、欲とは遠く離れています。

この差を、課題として受け止めて、工夫と改善をしながら、旅路は続きます。
私に与えられた、この旅路の意味は何だろうかと考えています。
答えは、もう少し旅路を続けないと出ない答えかも知れません。

図書室を開設

ミニメイド では、とても参考にしている会社がいくつかあります。
ディズニーランド、リッツカールトンホテル、全日空等です。
図書に関しても、参考にしている会社の図書をかなりの数買っていて、私はすべて読んでいます。

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希望する人に貸し出しをしようという事で、社内図書室を開設しました。
自由に持ち出しできるようにしてあります。

社内で色々な場所で保管されていたものを一ヶ所に集めることで、この本達が生かされていくと思います。

今後も、買い続けていくと思いますので、図書も増えていくので、貸出図書も増えていきます。

なるほどという字

先日、京都に行った時に、大徳寺大仙院の桃林和尚(尾関宗園師)の書が目に止まりました。
豊臣秀吉が千利休と過ごしたという茶室があり、この廊下を歩いてきたんですよと説明を受ました。
庭が立派で、禅の教えが伝えられています。

部屋を色々と案内されて説明を受けていました。

ある部屋に気になる字がいくつもありました。

13代目の尾関住職が書いたのですとのこと。

今日は、偶々いらっしゃいますので、会ってみてはいかがですかという事でお会いして、私が気に入った直筆の字にサインをしてくれました。

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この字は、「氣は長く 心は円く 腹立てず 人は大きく 己小さく」と字で表現をしていました。

この教えとは、反対の人生をひたすらに走っている私です。