路線バスに乗り、旧ソ連時代の車が集まる自動車博物館へ☆ウラジオストク旅行記⑪【2020.1.4】
※【ウラジオストク旅行記⑩】の続きになります。
こちらはウラジオストク駅前のバスターミナル。ここから郊外のサハリンスカヤというところにある「自動車博物館」を目指します。事前に「31番」のバスで行けることを調べてましたが、ちょうどその31番のバスが待機していました。
どこに「サハリンスカヤ」と書いてあるのかわからずちょっと不安でしたが(苦笑)、この31番の路線で間違いないはず。なのでこのバスに乗り込みます。
車内の雰囲気は日本のバスとほとんど同じ。ちなみにウラジオストクの路線バスは後ろ乗り・前降りでした。
すぐに降りれるように1番前の席に座ります。車内のアナウンスは全てロシア語なので、いつものようにiPhoneのマップで現在地を確認しながらの移動です。
バスの運賃は28ルーブル(約55円)均一。コインを手のひらに握りしめてました(笑)
運賃は降りる時に運転手さんに見えるようにこちらのテーブルへ置くというシンプルなシステムでした。ちょうど28ルーブルを用意してましたが、お釣りも用意されているようです。
バスはウラジオストク駅から35分ほど走って目的地のバス停に到着。アナウンスに集中していたら「サハリンスカヤ」が聞き取れて嬉しくなりました(笑)。ここでバスを降りますが、日本のように押しボタンはないので降りるバス停が近づくと運転手さんの横に立ち、降りるアピールをするシステムのようでした(笑)
そしてバス停を降りるとすぐのところにあるのが、こちらの 自動車博物館(クラシックカー博物館) になります。
いきなり外に軍の車みたいなのが展示されていました。期待も高まります。
こちらは展示されているというよりは、捨てられている感じですね(苦笑)
入場料は300ルーブル(600円弱)。ここにはたくさんのクラシックカーやバイク等が展示されているということで、来るのを楽しみにしていたのです。
まず最初に視界に飛び込んできたのは、こちらの綺麗な色のクラシックカー。知ってるようで、やっぱり知らない車のようです。
それもそのはず。「CCCP」という文字が見えますが、これは「ソビエト社会主義共和国連邦」の略。つまりは旧ソ連で造られた車なんですよね!
こちらも同じく旧ソ連製の車。もしかしたらソ連時代の車を観るのはこれが初めてかもしれません。きっとここへ来ないと観ることはなかったことでしょうね。
どうやらナンバープレートに書かれているのが車種名のようでした。これカッコいいですね☆
車内を見るとフロントがベンチシートになってました。これいいなぁ〜
こちらも旧ソ連時代の小さな車。とても珍しいデザインです。
年代を見ると、最高指導者がフルシチョフとブレジネフの時代。ロマンを感じます。
この材質感剥き出しでシンプルな内装がまたたまりません♬
こちらはどうやら高級車のようです。なかなかいいのではないでしょうか。
こちらは政府高官などが乗りそうな車でした。重厚感がありますね〜
何となく昔のシトロエンのようなデザイン。でももちろんこちらもソ連製です。
あれ?と思ったら、こちらは有名な「T型フォード」でした。ソ連以外の車も展示されてたんですね。
そしてこちらはソ連製。モチーフはT型フォードなのかもしれません(笑)
最初の部屋に戻りました。この2台は特にスタイルがいいですよね〜
古いガソリン給油機と、小型のソ連車。背景のロシア語のポスターもいい味を出してます。
この先にはバイクのコーナーがありました。所狭しと並べられた様子は圧巻です!
バイクにはあまり詳しくないのですが、大きく年代が書かれているのでそうなんだなぁと思いながら見学。
1926年製ということは、もうすぐ100年が経つんですね。
ここからは旧ソ連軍のコーナーになるようです。
M-72と書かれた車、そして軍の兵士が乗るバイクが並びます。
ジープっぽい車。こちらも軍のもののようですね。
1941と書かれているので、第二次世界大戦の頃の様子でしょうか。
装甲車もありました。
そしてこちらにもクリスマスの装飾がありましたが、赤では無く青の衣装というのが珍しいですね。
古い公衆電話がありました。これも旧ソ連時代のものでしょうか。
旧ソ連時代のナンバープレートや、自動車の部品などが展示されていました。ナンバープレートがカッコよく見えますが、そもそも日本のがカッコ悪いんですよね(苦笑)
のんびりと一通り見学を終えた自動車博物館。街の中心部からだいぶ離れているので行くのをどうしようかと思っていたのですが、なかなか観れない旧ソ連時代の車を観ることができて、ここまで来た甲斐がありました☆
(自動車博物館 ⇨ map )
このあとは地元の人が集まる「キタイスキー市場」へ。活気ある市場の様子を散策してから、中心部へ戻ってこの旅最後となるロシア料理の夕食を頂きたいと思います。
※【ウラジオストク旅行記⑫】に続きます。
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