英検3級は、中学卒業程度とされていますが、単語レベルが2100語で、
公立高校受験では要求されない単語がバシバシ出てきます。
現行の学習指導要領では、中学で扱うべき単語数は1200となっていますので、
見たこともない単語が出てくるのは当たり前ということになります。
(ちなみに、学習指導要領改訂前は900だったので、少しは英検3級レベルに近づいてはいます)
しかし、解けないかというと、そんなことなく、推測で解いていくことはできます。
合格基準も満点の60%ですから、学校の評定で4であれば、中3の秋の検定で、
それほど準備しなくても恐らく合格するでしょうし、評定が3でも、幾らか準備しておけば、
ほぼ合格できると思います。
英検3級は単語レベルが公立高校受験レベルを超えてしまっているので、やや使いにくいのですが、
ある程度実力があれば、英検3級問題集は、文法演習テキストとして活用できると思います。
文法に関しては、中3レベルですので、公立校受験に良いレベルです。
関係代名詞、分詞の形容詞的用法、間接疑問、などの正確に文意を読み取るのに必要な
文法事項が頻出します。
ですから、単語は知らない単語があってもそんな意味か~、くらいで、調べるは必要ない。
文法演習・読解演習用として、使えばいいと思います。
ただ、英語がやや苦手、という場合は、使わない方がいいです。
読んでいて、「わからない単語があるけどある程度意味がわかる」、という状態ならいいのですが、
「読んでも全然わからない」という場合は、英検3級用問題集は不適切です。
もうちょっと易し目の問題集でトレーニングした方がいいです。
高校受験対策としての英語は、「やや易し目のものをたくさん」というのが基本です。
難しいものは幾らやってもほとんど身につきません。
ほとんど意味がわからないのに、英語のニュースや映画やラジオや歌を聞いていても、
ほぼ実力には結び付かないでしょう。
塾に通われている方の場合は、宿題をしっかりやること、復習をしっかりやること、
これが先決ですが、もし余裕があれば、英検3級対策、という勉強法もいいのではないかと思います。
くれぐれも難易度には注意していただきたいと思います。
苦手な場合は、中学2年の教科書、教科書ワークから勉強した方が方がいいです。
保護者の方は、適切にアドバイスして頂ければと思います。
(英検4級は中2修了程度ですが、単語数1300程度ですので、
語彙力のトレーニングとしては高校受験にはちょうどいいレベルです。
しかし、受験生本人のプライドゆえに、英検4級をやるという
気にはならないと思いますので、英検4級は特にお薦めしません。)
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