タイトルが意味不明だと思いますが気にせず読んでください。
読んでいけばわかると思います。
私のお客様は、自己肯定感が低い方や、それに伴って被害者意識が強い方が多いですが、そうなってしまったのにはそれぞれ理由がありますし、仕方のないことです。
ただし、そのせいで様々な悪循環を生み出してしまうということは防ぎたいですよね?
「なぜいつも似たようなパターンで苦しむのだろう?」と思う方はよく読んでみてください。
自分がどういう悪循環を生み出してしまっているのか、ということに、結構気付いていない方がいらっしゃいますので、今回はお客様と話している中でよく出てくる7つの信念を具体例で示していきたいと思います。
この信念が生きづらさをさらに助長させます。
いろいろなことに応用できますので、ご自身の過去を振り返りながら読んでいただければと思います。
(以下例を挙げますが、必ずしもその例の通りになるとは限りません。一つの可能性として考えていただければと思います。繰り返しますが、数ある可能性の中の一つ、ですからね。断定の書き方をしているところは「可能性がある」「かもしれない」等と読み替えて読んでください。この記事は、「いろいろな角度から物事を見ていけるようにしましょう」という趣旨であることを予めご了承ください)
では本題です。
①「自分は人を怒らせてしまう」「人はすぐに怒るものだ」という信念
「怒ってるでしょ?」と言われ続けると、最初は本当に怒っていなかったのに、そのしつこさや、信頼されていないと感じることで、イライラしてくるということがあると思います。
私のお客様はこういうこと(「怒ってるでしょ?」としつこく言う)を相手にやってしまいがちです。
結果的に、本当に相手が怒る、という状況を作ってしまいます。
そして、「ほらやっぱり怒ってるじゃん!」となります(実際は、予想した怒っている理由とは別の理由で相手は怒っているわけですが…)。
こうして、「自分は相手の感情を正確に読める」という思い込みを強めてしまい、さらに似たような状況を作ってしまうことが増えます。
元々怒っていなかった相手に余計なことをして怒らせて、怒っている相手を見ることでさらに「自分は人を怒らせてしまう」「人はすぐに怒るものだ」という間違った信念を強めます。
②「自分はつまらない人間だ」という信念
「自分はつまらないからしゃべらないようにしよう、しゃべってしまうとつまらないと思われるだろうからおとなしくしていよう」と思い、そうします。
その結果、周りの人から「あの人しゃべらないからつまらない」「本当は話しかけたいけど話しかけるのをやめておこう」と思われます。
周りの人から話しかけられないので、「自分はやっぱりつまらないと思われているから話しかけられないんだ」「自分はつまらない人間だ」という信念を強めます。
このように、無難にいくことが良い方向にいくとは限りません。
私のお客様は「しゃべらないでおとなしくしておこう」ということを無難と思っている方が多いです。
(しゃべらない人がつまらないとは限らないです。わかりやすく書いているだけです。ちなみに私はしゃべらない人がつまらないとは様々な理由でまったく思っていません。→参考ブログ:つまらない人なんていない)
(参考ブログ:相手に合わせておけば良いとは限らない)
③「自分の深い話をしたらひかれるに違いない」という信念
「自分の深い話をしたらひかれる」と思っているので、深い部分を話しません。
すると相手は壁を感じてしまいます。
壁を感じるので相手も自分のことを話しづらくなります。
こうして、お互いに深い話をしないので、一向に深まりません。
深い仲になれないのです。
こうして、浅い話しかしないから仲良くなれないのに、「浅い話でさえ仲良くなれないのに、深い話なんてとてもできない」と間違った思い込みをしていまい、「深い話をしたらひかれるに違いない」という信念を強めます。
もし深い仲になりたいのなら、無難にいくこと(浅い話だけする)が良い方向にいくとは限らない、ということを知っておきましょう。
②と同様に、私のお客様は無難にいこうとして失敗することが多いです。
このような状態でも、もし相手から壁を無視して深い話をしてきてくれるなら、それはありがたいことかと思います。
チャンスを与えてくれているわけですからね。
しかしチャンスはそう多くありません。
「世の中には自分を出せない人がいる」ということを知らない人は待ってくれないからです。
チャンスを与えてくれるのは「自分を出せない人がいる」ということを知っている一部の人(医者やカウンセラー等)だけです。
(もちろん深い話をする相手や深い話の内容は選んでくださいね。すべての人にすべてをさらけ出しましょう、と言っているわけではありません。相手を間違えると悪いように利用されてしまいますからね)
(参考ブログ:なぜ人と深まっていかないのか、好きなものを発信すると)
④「自分は輪に入る資格がない」「自分は嫌われる存在だ」という信念
「みんなの輪に入りたいけど自分にはそんな資格がないし好かれるわけがない」と思い、輪に近付き(け)ません。
そのおどおどした様子を見た周りの人たちから、「私たち避けられてるよね、誘いたいけど誘わない方が良いよね」と誤解されます。
逆に周りの人の優しさから気を遣われてしまうのです。
こうして、誘われた可能性があったのに、自分で誘われないようにしてしまうため、結果誘われなくなり、「自分には輪に入る資格がない」「嫌われる存在だ」という信念を強めます。
⑤「自分は褒められるような人間ではない」という信念
「自分は褒められるような人間ではない」と思っているので、褒められたとしても、「周りの人は私のことを無理矢理褒めているに違いない」と思い、褒めてくれたことを受け取りません。
中には、「バカにされた!」と怒る人や、「そんなわけないです!」と謙虚を超えて強く否定する人もいます。
その結果、周りの人は「あの人に褒めても受け取ってくれないし、強く怒りつつ全力で否定までされるから、もう褒めるのはやめよう」となり、褒められなくなります。
褒められなくなるため、「自分はやはり褒められるような人間ではない」という信念を強めます。
⑥「人は信用できない」(「人は悪い人ばかりだ」「自分は大事にされない」「自分は良いサービスを受けられない」等でも良いです)という信念
パートナーや同僚や店員さん等をイメージしてみてください。
人を信用していない人は、人を信用していない感が言動や行動にあらわれるので、それが周りの人(パートナーや同僚や店員さん等)に伝わってしまい、相手はプレッシャーを感じます。
その信用されていないというプレッシャーにより、相手は通常いつも簡単にできることができなくなります。
その結果、このような人(人を信用していない人)の前でだけ相手は特にミスをします。
こうして、「人は信用できない」(「人は悪い人ばかりだ」「自分は大事にされない」「自分は良いサービスを受けられない」)という信念を強め、さらに人に対してプレッシャーを与えていき、相手のミスを誘うという悪循環になります。
こういう人は、相手の言動や行動を含むあらゆることを「悪意でやってきた」と捉えてしまいがちです。
人は基本悪い人ばかりだと思っているため、相手から何も攻撃を受けていないのに、攻撃されたと捉え、攻撃的になります。
店員さん等に対して嫌な態度をとります(クレームというかたちになることもあるでしょう)。
店員さん等も人間ですから、失礼な態度をとる人に良い接客をしようと思いません。
いくら丁寧な接客を心がけようとしてもどこかで悪い気持ちが出てしまうものです。
それを見て、「人は信用できない」「人は悪い人ばかりだ」「自分は大事にされない」「自分は良いサービスを受けられない」という信念を強めます。
こういう人は、自分が先に無自覚に攻撃をしている可能性がある、ということに気が付かないといけません。
世の中そんなに悪い人ばかりじゃないですよ。
⑦「自分は浮気(不倫)される」という信念
自分は浮気(不倫)されると思っているので、パートナーのあらゆる言動や行動がすべて浮気(不倫)に見えてしまいます。
こうしてパートナーを疑います。
何もしていないのに疑われ続けるパートナーは次第に嫌になっていきます。
その結果、パートナーは浮気(不倫)に走ります(もちろん浮気をして良い理由にはなりません)。
実際に浮気(不倫)をされることで、さらに「自分は浮気(不倫)される」という信念を強めます。
(参考ブログ:「見捨てられ不安」が招く悲劇(不倫について記載あり))
今後他に新たに信念を思いついた時には都度追記していく予定です。
人は自分が見たいように現実を見る、ということです。
事実それ自体に意味はないのです。
そこに人がどういう意味付けをするか、で結果が変わってくるのです。
以上の具体例のような可能性を、言われて気付くようではなかなか悪循環は断ち切れません。
自分でその場で思いつけるようにならないといけません。
「言われて気付く(わかる)」と「言われる前に自分で気付く(わかる)」の差は大きいです。
カウンセリングを続けていくと、いろいろな角度から物事を見ることができるようになり、自分一人で気付けるようになっていきます。
そうやって一人立ちしていきます(大村が不要になっていきます)。
これまでのブログやTwitter等で書かれているものについて、私のお客様は結構ちゃんと読んでくれているのですが、「あの記事は○○さんにも当てはまる部分はありますよ」等とやんわり伝えて初めて気付く方が多くいます。
読んでいるのに自分のことだと思って読めていないのです。
そういうことを確認することもカウンセリングの意味の一つかと思います。
お気軽にご相談ください。ご相談すること自体に悩まないでくださいね。←ご相談メールフォームです。
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<参考ページ>
<参考ブログ>
レッテル貼り-人は言われた通りになるし、自分で思った通りにもなれる-
過去の記事と比べて、どんどん注意書きが増えてきていると思います。
いろいろな方のSNS(コメント欄等)を見ていると、趣旨がわからない人から「そうとは限りませんよね」という例外を主張されているのをよく見かけるからです。
書いている人はそんなことわかっていて書いているはずなんですけどね。
まったく押し付けていないのに「押し付けられた」と被害的に受け取られているのもよく見かけますね。
単語に反応してまったく文章が読めていないというのもよく見かけますね。
自分も丁寧に気を付けて書かないといけないな、と思います。
必然的に長くて読みにくい文章になってしまいます。
大変申し訳ございません。
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