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Rod Stewart@有明アリーナ 2024
御年79歳のスーパー・スターRod Stewart
15年ぶりの日本公演
3月20日(水)有明アリーナ
今回は、”One Last Time”と題された1回だけ
今年に入り、Jools Hollandとのカバー・アルバム Swing Fever
をリリース
その関連ライヴも行われていますが・・・
今回の日本公演は、従来通りのロック・コンサートとのことです。
いつも(・・・といっても今回15年ぶり)Rodのコンサートに一緒に行っている・・・
バンドでRodの歌も歌っていた長年の友人と
・・・
座席は、GOLD席で、凄く良かったですが、グッズ付きでもあるのに・・・
他のコンサートのGOLD席ほど高くなかったので良かったです。
1回だけの日本公演ということもあって、会場では多くの友人、知人と会いました。
ステージ上のスクリーンには、そのアルバム Swing Fever
のジャケット
Rodが扱っているWolfie’s Whisky
の写真が写されています。
開演予定時刻17:00を回って、一部のバックのメンバー
が定位置に
オープニングBGMでかかっていたDepeche ModeのJust Can’t Get Enough
急に、Scotland The Braveに変わってライトダウン
1曲目、Infatuationがスタート
Rod Stewart
ステージ向かって右後方より女性シンガー3人と一緒に登場
若い頃と同じような黒白のジャケット、ステージ中央へ、場内絶叫
ポーズを取って熱唱、サックス🎷、ギター
もフィーチャーされます。
ステージには、Rodを入れて14人の大所帯、うち6人が女性メンバー
アコースティック・ギターが響いて、「Faces、1972年だよ
」
曲はOoh La La
女性2人(1人は、長年一緒にやっているマンドリンもプレイする J’anna Jacoby)彼女たちが奏でるフィドル🎻、スコットランド民謡的ムードで軽快に歌うRod
ヴォーカルの女性3人もバックアップ
スクリーンには、Ronnie Lane
等、Faces
のメンバーの写真も写されました。
「東京に戻ってきた、長かったね、2時間のショー、付き合ってほしい
」
そんなことを言って、This Old Heart Of Mine (Is Weak For You)
Rodに歓声
、フィドルも、Jimmy Roberts
のサックス🎷もフィーチャー
続いてギターのカッティングから、It‘s A Heartache
そう、かつて「女ロッド」と言われたBonnie Tylerの大ヒット曲
近年ではRodもライヴ
の定番曲にしています。
続いてドラムスが響いて、Forever Young
、フィドル🎻がフィーチャー
途中でRodは下がって、女性メンバー1人はバス・ドラム🥁を抱え行進・・・
そしてフィドル🎻2人が奏でるのは、アイルランド民謡 Toss The Feathers
再び元のリズムに戻って、Rod、黒のオープン・シャツに着かえて再登場
場内にも歌うようマイクを向けます。
最初の大きな山場に続いて、Have You Ever Seen The Rain?
勿論、CCRの大ヒット曲
、こちらも近年、ライヴ
の定番に
バックのスクリーンには雨の映像
、フィドル🎻が盛り上げ・・・
そして” Have You Ever Seen The Rain?~“場内大合唱です。
「有難う、前に来たのは・・・」
ここで一瞬、Rodは思い出せず、場内から”2009!”と声が上がります。
曲は Baby Jane、女性シンガーたちもコーラス、サックス🎷がフィーチャー
静まってハープが聴こえ・・・
「スローな時間、Cat Stevensの素晴らしい曲だよ
」
アコースティック・ギターが響き、The First Cut Is The Deepest
フィドル🎻、ハープもソロを聴かせます。
「楽しんでるかな」
お馴染みのギターのイントロ、そう、Maggie May、早くも登場
但し最初、ギターが間違った()と仕切り直し、それからは、ノリよく進行・・・
後半、女性シンガーの1人は、キーボード🎹をプレイ、そしてお馴染みマンドリン
後半、フィドル中心に手拍子でも盛り上げ・・・
”Maggie, I Wished I’d Never Seen Your Face~”場内も歌います。
Rodは、歌ってくれたことに感謝の意を表し・・・
「次は前回、東京ではやらなかったよ・・・」
キーボード音🎹が響いて、Passion、力強く歌うRod
バックのスクリーンはカラフルに眩しく
、文字通り熱くなっていきます。
「Muddy Watersとか、ブルースに影響を受けたけど、Christine McVie
の美しい声も聴いた・・・彼女が1967年に発表した曲、1972年にレコーディングしたよ
・・・」
スクリーンには、Christine McVie
の写真、曲は、I’d Rather Go Blind
イントロのギター・・・じっくり聴かせるRod
、コーラスも叙情的に加わり・・・
ギター・ソロ、サックス・ソロ🎷も・・・場内もしっかり聴き入っていました。
ここで女性シンガーの1人が、「次に歌うのは・・・」と、Young Turks
最初からアップ・テンポでノリよく、女性シンガー3人も踊ってコーラス
ツイン・ギター・ソロも・・・後半、その女性3人が中央のバス・ドラム🥁を叩き・・・
続いてドラムスのDave Palmer
がソロを聴かせました。
Rodの動きで盛り上がり、やや静まったところで、Downtown Train
歌詞の”Brooklyn” を”Tokyo”に変え、場内から歓声、徐々に盛り上がって・・・
女性シンガーの1人がパワフルにRodとかけ合うように歌い、Rod
は下がって
サックス🎷のJimmyのソロがフィーチャーされました。
ステージ前方には、女性ヴォーカル3人
アップ・テンポにノリよく、歌は、The Pointer Sistersの I’m So Excited
メイン・ヴォーカルは、その中の1人(Holly Brewer
)
場内には‘80年代に洋楽を聴いていた人が多いように思われ・・・
Rod不在の時も盛り上がりました。
カジュアルなジャケットを着てRodが戻り・・・
「次の曲は歌ってほしい、”Sing”って何て言うんだい」
場内からは”Uta”という声が飛び交う中、ギターのイントロで始まったのは・・・
I Don’t Want To Talk About It
ハープも美しく入り、フィドル🎻も叙情的に、Rodをバックアップ
そしてサックス🎷、その後、Rodがマイク
を場内に向け・・・
”I Don’t Wanna Talk About It How You Broke My Heart~”と場内大合唱
最後はRodとサックス🎷のかけ合いで締められました。・・・
「次の曲は重要だよ、みんなも応援してくれているように、セルティックFCには数名の日本人選手がいるんだ・・・」
そう言って、アコースティック・ギターが響いて、ハープも入り・・・
”Celtic”, “The Best Team”と出てくるYou’re In My Heart (The Final Acclaim)
優しく歌い始めるRod、お馴染みフィドル🎻が入り、コーラスで盛り上げ
スクリーンには、セルティックFC
の映像、そして後半、場内にマイク
を・・・
”You’re In My Heart, You’re In My Soul, You’ll Be My Breath, Should I Grow Old?~“
ここでも大合唱、2曲続けて場内の一体感を感じました。
ここで、女性シンガー3人を紹介、Becca Kotteはブロードウェイで活躍
Joanna Harperは英国のシンガー
、最初に歌ったHolly Brewer
彼女は、Milton Keynesからはるばるやって来たとのこと・・・
一転、Rod、アコースティック・ギターの2人
、アップライト・ベースの4人
ステージ前方へ・・・ピアノ🎹のイントロから、Have I Told You Lately
Van Morrisonの作品ですが、Unplugged
以降、すっかりRod
の定番に
静かに聴かせ、ギター2人、ベースのソロもフィーチャー
最後はRodの熱唱で締められます。
また一転、ノリのいいリズムで再び女性シンガー3人が、黒いミニの衣装で登場
歌はLady Marmalade、今度は、Joanna
が中心にセクシー歌い
・・・
サックス🎷もフィーチャー、盛り上がったところで・・・
今度はフォーマルなジャケットを着こなしたRodが戻って・・・
「Tina Turnerとレコーディングしたよ
」
そう言って始まったのは、It Takes Two、Tina
の役は、Becca
パワフルにRodとのかけ合いデュエット、場内も最高潮
へ向かいます。
そう、ライヴもクライマックスで、Some Guys Have All The Luck
ラス・ヴェガスのネオンを思わせる映像
、ステージを動き回って軽快に・・・
サックス🎷もフィーチャー
そして Da Ya Think I‘m Sexy?
イントロ部分はスキャットでBeccaが歌い、場内を煽り・・・
Rod、いつも通りノリノリに歌い、フィドル🎻の2人も踊ってプレイ
ベース、サックス🎷もフィーチャー女性シンガー3人と歌のかけ合い・・・
”Good Night, Tokyo!”
Rodはひと足先にステージを後に、いったん終了となりました。・・・
スクリーンには、”More APPLAUSE Please”と印され、アンコールに登場
ギターとハープのイントロから、やはり Sailing
ステージ中央でじっくり聴かせ、女性陣はキャプテンの帽子、それをRodも・・・
バックには海の映像、ギター・ソロ
後半はフィドル🎻2人、ヴォーカル3人の計5人と Rod
中央でならんで熱唱です。
これで終わり・・・と思いきや・・・
バンド・メンバーがロックン・ロールをプレイし始め
Sweet Little Rock And Roller、ノリノリで歌う Rod
ギター、ピアノ🎹もソロを聴かせ、下がっていた女性陣も戻ってきて・・・
プレイヤーのメンバーも合わせて6人でコーラス、Rod
をバックアップ
まさに最高潮でグランド・フィナーレ
Rod、続いてメンバー
もステージを後に・・・
場内では、エンディングBGM、新作からOne More Time
がかかっていました。
今回の日本公演、当然、30代のRod Stewart
とは違うわけですが・・・
その点をさておけば、これまでのの中で最高、そう思いました。
セットリストも含めて内容も良かったし、それと何と言っても
Rodがマイク
を向けたら、場内が大合唱した
・・・
・・・話題性だけでSailingとDa Ya Think I’m Sexy?
しか知らない・・・
そんな観衆で埋め尽くされ超満員となった1979年と1981年の日本公演・・・
Rodがマイクを向けてもしーん・・・
かつてそんな苦い経験もしているRodだけに今回は彼自身も感激しているよう・・・それも伝わってきて、終始嬉しそうに見えた次第です。
あと、バック・ミュージシャンの半数が女性というところもRodらしいところ
3人はフィドル🎻、マンドリン、ハープと、トラディショナルな楽器を演奏するプレイ
あとの3人は、ノリノリのヴォーカル・グループ
さらには、Christine McVieや、Tina Turner
へのトリビュートも・・・
あらゆる点で充実していたライヴ・パフォーマンスと言えるでしょう。
さて今回、”One Last Time”と題されていて・・・
、Rodの年齢からも最後の日本公演(
)と言われていますが・・・
いやいやまだまだできる、是非また日本に来てほしい
・・・
誰もが同じ思いでこの会場を後にした・・・それは間違いないでしょう。・・・
尚、前日の友人とは、場所を新橋に移して、打ち上げ
大いに盛り上がって夜も更けていきましたが・・・
感動の余韻が消えることはありませんでした。・・・