Paul Weller@Ex Theater Roppongi
The Jamとして登場して40年が過ぎ・・・
今もコンスタントに活動を続けるUKロック界のカリスマ
Paul Weller
新作A Kind Of Revolutionもリリース
2年半振りのJapan Tour
東京公演は1月22日(月)割と新しいEx Theater Roppongi
今回は1階がオール・スタンディング、2階が座席指定となっています。
この日、首都圏は大雪
そのために、会場には予定が無くなり次第、即効で向かいました。
もしかして大雪で中止
いや、日本より雪の多い国から来ている人
そんなことはないでしょう。・・・(笑)
六本木駅から会場まで真っ直ぐですが、その直線上も全く雪景色
・・・そのようになっていました。・・・
会場内に入り、自分は2階指定席へ・・・
時間までドリンクを飲んで過ごしました。・・・
開演予定時刻19時を回ったら、大音響でThe BeatlesのTomorrow Never Knowsが流れ、ライトダウン
メンバー登場
その中に黒のTシャツの・・・
Paul Weller
「コンニチワ・・・」
ギターはSGを抱え、パワフルにPeacock Suitでスタート
メンバーはギターとヴォーカルがSteve Cradock
ベースとヴォーカルがAndy Crofts
ドラムスがSteve Pilgrim、もう1人のドラムスがBen Gordelier
キーボードがThomas Van Heel
Paulを入れて6人、近年行動を共にしているメンバーです。
セミ・アコースティックに持ち替え、曲はWhite Sky
こちらハードな演奏、力強いギターのカッティングでLong Timeが続きます。・・・
PaulはギターのSteveを紹介、その彼が・・・
「アルバムWild Woodから、Paulとは初めてやるよ・・・」
そう言って、The Weaver
ノリのいいナンバー、場内も盛り上がっています。
「Style Councilの曲だよ・・・」
ギターのカッティングから、My Ever Changing Moods
やはり場内から歓声
後半ベースのAndyが手拍子を煽っていました。・・・
曲は新作から、She Moves With The Fayre
ファンキーなギターで、Paulはソウルフルに歌います。・・・
ここでPaulはエレクトリック・ピアノへ・・・
前作のタイトル曲Saturns Pattern
軽快なリズムで、Get Up!~というコーラスが印象的
続いても同じアルバムからGoing My Way
前半Paulの弾き語り、途中からバンドが入るBeatles風なナンバー
ここで再びPaulはギター(テレキャスター)を抱え中央へ・・・
お馴染みEver Had It Blue
続いてJam時代のMan In The Corner Shop
知っているファンは歓喜
2フレーズ目はギターのSteveが歌いました。・・・
ここでPaulが開口
「(場内のファンをさして)ファースト・アルバムを出した’90年代から、いつも来てくれていて、感謝しているよ・・・」
そう言って、再びSGを抱え、そのアルバムから、Into Tomorrow
それだけにPaulの歌にも力がこもっていて、ギター・ソロは勿論、ドラムス、ベース、キーボードもフィーチャーされました。・・・
続いてアコースティックで軽快なナンバー、Hung Up
「ニュー・アルバムから、神を冒涜した(?)ナンバー・・・」
そう言って、The Impossible Idea
三拍子のリズムで軽快なナンバーに聴こえます。(笑)
そして、Shout To The Top!
やはりStyle Councilのナンバーは大人気です。(苦笑)
曲は新作からWoo Se Mama
これもパワフルなロック
場内から手拍子、続いても新作からThe Cranes Are Back
ソウル・バラード風なナンバーだけに、Paulはソウルフルに熱唱
コーラス・ワークもしっかりしていて、キーボードもフィーチャー
再びセミ・アコースティックに持ち替え、定番といえるFriday Street
続いても定番といえるPorcelain Gods
ヘヴィーなサウンドでエフェクターを効かせたギター・ソロもフィーチャー
Fortune Cookie~という言葉が印象的です。・・・
さてライヴも大詰め・・・
Paulはハードなカッティングで・・・
Come On / Let’s Go
人気曲だけに場内のノリもさらに盛り上がって・・・
続いて、22 Dreams
Twenty Two~というPaulの歌も力強く
そして、あのイントロから・・・
Start!
何も言うことはないでしょう。
まさに最高潮
いったんPaulたちは静かに去って行きました。・・・
ステージ上にはアコースティック用のセットが用意され・・・
先ず、Paul、ギターのSteve、そしてギターを抱えたドラムスのSteve
3人登場して椅子に座って・・・
曲はThe Ballad Of Jimmy McCabe
映画のために書かれた新曲とのこと・・・
ギターのSteveはマンドリンを弾き、カントリー調のナンバー
続いて他の3人も加わってGravity
ベースのAndyも座ってコーラスをつけています。
Paulがアコースティック・ギターによるイントロを奏で、All On A Misty MorningSteveの方はエレクトリック・ギターでした。・・・
そしてアコースティックとしては定番のWild Wood
ここではギターを持ったドラムスのSteveのコーラスも印象的
「ニュー・アルバムから、アメリカの画家の歌だよ・・・」
曲はHopper
こちらもメロディアスなアコースティック・ナンバー
キーボードの入り方も効果的でした。・・・
そして、どこかで聴いた歌と思っていたら・・・
そう、アコースティック・ヴァージョンとなったOut Of The Sinking
ボサノヴァ調ともいえるアレンジ
曲そのものの持つ力が強いとどのような形にも変えられることを示しているよう・・・
新鮮な感動を得て、このコーナーは終了となりました。・・・
そして・・・もう一度、Paulたち6人登場・・・
「帰る前にもう少しやらなければいけないだろう・・・」
スピード感溢れるギターのカッティングから、From The Floorboards Up
シンプルでノリの良いナンバーだけにこのような時に合っています。
続いてお馴染みのイントロ・・・
The Changingman
Paul Wellerの代表曲の一つ
再び場内も最高潮に
ここで改めてメンバー紹介
Paulはエレクトリック・ピアノの方へ行って・・・
Be Happy Children
メロディアスなこのナンバーを静かに歌い、”Good Night!”と・・・
そしてメンバーと共に静かに立ち去って、場内が明るくなるまで、残響が鳴り響いていて・・・
時計は21時10分を回っていました。・・・
Paul Wellerは公演ごとにセットリストを全く変えているようで、この日はThe Jam時代の曲が少なかったのですが、その代わりにレアなナンバーも色々聴けて、本当に貴重なライヴであったと思っています。
さてBryan Adamsとはまた違った意味で、永遠に若々しく感じるPaul Weller
やはり幾つになっても新たな挑戦をしているからと思いますが、これからもコンスタントに新作を
そしてコンサート・ツアーを
大いに期待している次第です。
尚、会場を出てからも、まだ雪は降り続いていました。・・・