景行天皇が、国を平和にするために、皇子日本武尊を東国に遣わされた。
日本武尊は甲斐国から上野国を経て、碓氷峠へ向かう途中に彼の山に登った。
彼の地の山河が清く美しい様子を見て、その昔伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)が国をお生みになられたことを偲んでお宮に造営して二神をお祀りなって、国が永遠に平和であることを祈られた。これが三峯神社の創祀となる。
その後、景行天皇の東国巡幸の折、上総国にて彼の山が三山高く美しく連なることを聴かれて「三峯山」と名付けられ、社には「三峯宮」の称号を与えた。
お使い(神様の霊力を受け、神様と同じ働きをするとして仰がれる動物)は狼。日本武尊が東夷平定の帰り道に彼の山に登り、初めて三峯神社を祀られた時に、道案内を務めたのが山犬でその忠実さと勇猛さによって三峯神社の御眷族に定められたと伝えられる。
ご朱印はこちら
頂戴した「白」い「氣守」
三峯神社
神社本庁別表神社(旧社格では県社)
主祭神
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉册尊(いざなみのみこと)
配祀神
天照大神(あまてらすおおかみ)
造化三神-天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
神産巣日神(かみむすひのかみ) の総称
埼玉県秩父市三峰298-1
(池袋駅から)
西武鉄道・特急レッドアローで西武秩父駅まで1時間20分、三峯神社行き急行バスで約1時間30分、または御花畑から秩父鉄道に乗り換え、終点の三峰口駅下車、西武バス三峯神社行に乗車
(八王子駅から)
JR八高線で東飯能駅へ、東飯能から西武鉄道に乗り換えて西武秩父駅へ。三峯神社行き急行バスで約1時間30分、または御花畑から秩父鉄道に乗り換え、終点の三峰口駅下車、西武バス三峯神社行に乗車
(上野駅から)
JR高崎線で熊谷駅へ、熊谷駅から秩父鉄道に乗り換えて終点の三峰口駅下車、西武バス三峯神社行に乗車
(車の場合)
関越自動車道・花園ICより国道140号線、皆野寄居バイパス経由で約2時間