おごめ~ん、大分のtakatch親方です(`・ω・´)ゞ
大分について学び、楽しみ、情報発信する大分学研究会&大分のご当地検定:大分学検定の話題!
Cf:「大分学✎」動画集→https://www.youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwAnOg6sAM1WMnLYfWzTj4Zm
ありがたいことに、📝昨年までの大分学検定で3連覇を達成した私(当時の表彰式記事はこちら)。
大分学検定3連覇の親方 表彰式ダイジェスト動画→https://youtu.be/3-NPtVUwb4A
4連覇を目指した今年、結果は2位。あと一歩で4連覇を逃す💦悔しいです。
私自身、まだ大分愛が足りないですね(笑)引き続き、大分を愛し、PRいたします!
▽12月4日(月)の大分合同新聞に、検定の表彰式の記事あり。中心にドンと構え、優勝者に見える私は2位です(笑)
一昨日、大分県立図書館で検定び表彰式+大分学研究会の例会(座学)に出席。その内容を簡単にまとめます。
<感想&この記事の見どころ>
- 大分を愛する精鋭が集った表彰式&例会で、刺激を受ける!
- 大学生が考えるアイデアは面白い!そこに注目するんだと♪
- うみたまごという水族館の人気&今後生き残るために目指すコンセプトに納得!
悲喜こもごもではございますが、会は和やかな雰囲気で、学び多き回でした✨
大分にご興味・ご関心あるあなたに、大分の面白さをお届いたします🎁
<✎目次>
- 表彰式|来年はトロフィー奪還を!
- APU×九重筋湯温泉|音楽×温泉で「かける」を活かそう!
- うみたまご|「生命と触れる」水族館を目指す
(1)表彰式|来年はトロフィー奪還を!
検定各部門の受賞者に、認定証や賞品などが贈られました🏆
全員分のご紹介ができず申し訳ございません💦主な表彰場面をご紹介。
▽今回の優勝者:岩本さん。長年のライバルです。初優勝おめでとうございます✨
- 念願の初優勝。正直、運がよかっただけですよ(笑) 五感を使うスペシャル問題を全問正解できたのが大きかった。
- 先日80歳を迎えました。歳を重ねるごとに記憶力が落ちるので、大分学検定を通じて、これからも学ぶことに励みます。
- 大分学検定の関係者に感謝申し上げます。
優勝インタビューや直接の会話を通じ、岩本さんの謙虚さが素晴らしいと感じました✨
おごらずに、周囲に感謝しながら、勉学を続けられている姿勢が、今回の優勝につながったのではと予想。
岩本さんは、検定の参考書を繰り返し読み、ノートに記述するなどで勉強されています。
私自身は、同じく参考書を繰り返し読みつつ、暗記アプリ(Ankiroid)を使って反復学習。3連覇することができました。
各自で取り組みやすい&覚えやすい方法を見つけられると、結果も出ますし、学ぶ楽しさとも出会えます✨
Cf:大分学検定に出題される参考書紹介動画→https://youtu.be/jzqZJHiXh_4
📚→「大分学検定」完全対応まるごとわかる大分県 歴史・人物から文化・観光まで [ 辻野功(政治学) ]
▽表彰式は続きます。大分市長賞/別府市長賞、入門コース、学生の部、団体受検の部など、各部門の成績上位者のみなさまもおめでとうございます✨
▽全体2位の私は、中級認定証&佐伯寿司お食事券1万円分をいただきました✨今年もありがとうございます🐡
Cf:📝昨年は、「亀八寿司」さんで佐伯寿司をいただきました♪記事はこちら→https://ameblo.jp/takatch/entry-12789042408.html
大分県佐伯市「亀八寿司」さん2023年2月訪問動画→https://youtube.com/shorts/bb0xdCqqnvg
表彰式は以上です。続いて、例会。2つの講演の要点紹介を行います!
(2)APU×九重筋湯温泉|音楽×温泉で「かける」を活かそう!
最初に、APU立命館アジア太平洋大学の学生が、大分県の観光について提言します!
APUと大分銀行が協働で、大分県の観光の可能性を探る事業です。
📝昨年は「臼杵市の観光」について提言されました。大学生の視点は面白いです✨
▽今年は、「九重筋湯温泉」をフィールド&テーマにしたグループが発表。
▽筋湯温泉は、九重森林公園スキー場、九重”夢”大吊橋、九州電力八丁原発電所など、有名な観光スポットや施設周辺にございます。
私も、筋湯温泉に過去3か所にお邪魔したことあり♨山間の絶景&打たせ湯や濁り湯など個性派で、好きな温泉郷です♨
おんせん県おおいた、別府や湯布院は有名。一方で、筋湯温泉をご存知でしょうか?
正直、知名度はやや低いのが現状です(プレゼンの中でもデータ発表あり)。
先日、筋湯温泉内の大規模改修も発表され、魅力や知名度のアップを図ることに。
このタイミングで、APUの学生が筋湯温泉へ。旅館や観光の関係者へのインタビュー&現地を散策を通じ、筋湯温泉の現状分析&活性化に向けた今後の提案を発表。
♨提言の結論「日本らしい音に特化した筋湯主役型のアプローチ」
筋湯温泉のあらゆる場所/空間に、音楽を取り入れるとよいだろうと提案!
- お湯をかける&音楽をかける→「かける」という言葉に着想。
- 昭和歌謡/シティポップを流すとよい→若者の間でブーム&50~60代にもなじみがあり。ターゲット層が広い。
具体的な提案や分析をご紹介。
♨目指すポイント1「オマケからメインへ」
▽九重町は、いわゆる「通過されてしまう」地域であるとのデータあり。
仮に九重町に観光客がやってきても、夢大吊橋やスキー場などがメインで、温泉宿泊目的の方が少ない現状もあり。
この脱却のため、「くじゅうのどこかに遊びに来てもらい、そのついでに宿泊にも流れてもらおう」という受け身の考え方を覆す必要があると提言。
「筋湯温泉や旅館目当てで来ました」というお客様を増やすことが大切。具体案は後述。
♨目指すポイント2「リニューアルのタイミングを活かそう」
▽リニューアルの概要。宿泊施設13軒&観光施設7軒を改修改築、9施設の撤去など、大規模な取り組みに着手。
もちろん、地元の方も「改修しただけで観光客が増えるわけではない」という認識はあり。
大事なのは、リニューアル後の展望を考え、リニューアルのタイミングに乗って動き始めること。
リニューアルを機に、「何かに特化した筋湯温泉」を目指すのがよいだろうと提言。
♨目指すポイント3「温泉×音楽の融合」
特化の具体案が、「温泉×音楽の融合」🎶
▽温泉も音楽も、「かける」という言葉が似合います♨🎶
- 「音楽をかけた場所で湯をかける」
- 「出会った人に声をかける」
こうして、筋湯温泉に循環が生まれます。上記の言葉は、掛け言葉なり(←ダジャレw)
シティポップも、近年若者や世界でも人気に♪それまでのフォークソングとは異なり、都会的で洗練された音楽が魅力✨
若者や海外からの観光客(インバウンド)への関心も寄せられやすいでしょう🎤
加えて、現状の筋湯温泉は60代の観光客が多い現状があり。60代にもシティポップが響くでしょう。
Cf:📝私の大好きなバンドDEENも、近年はシティポップに力を入れています(記事はこちら)
▽💿2024年1月24日(水)には、DEENのダンスシティポップアルバムも発売!(広告)
♨目指すポイント「くじゅう観光の『筋』づくり」
「通過点で終わる」「筋湯温泉が最終目的地じゃない」という課題解決のためには、「筋」をつくこと。筋湯だけに(本気)。
▽筋を作るための例。「筋湯温泉を中心とした、周遊型観光」です。観光経路という筋、今後の道筋にもなります。
- 「昼間は大吊橋やスキー場を楽しみ、夜は筋湯温泉でゆっくり過ごす」
- 「夜のタデ原で星空観察し、そのあとは筋湯温泉で体を温めよう」
九重町や筋湯温泉にある魅力をつなぐ旅行プランのコーディネートも大切ですね!
♨具体的な提案3つ|「かける」がキーワード
(提案1)「昭和レトロ×音楽の旅館づくり」
- 「音楽をかける」→昔ながらの街並みの一角でオシャレな音楽をかける、目が不自由な方も楽しめるように点字も整備。
- 「鍵をかける」→宿泊部屋番号や鍵番号に、レコードの番号を掛け合わせる。
(提案2)「『BARシャネル』の再生」
- 「音楽をかける」→レトロなBARに、音楽をかけてオシャレな町のシンボルに💿
- 「声をかける」→情報交換の場、趣味やイベントでつながる場、観光地共有の場
(提案3)「足湯に浸かりながら、レコードや川のせせらぎを聞く」
- 「音楽をかける」→お気に入りのレコードを聴きながら、様々なレコードが集まる場所に。
- 「源泉をかける」→筋湯温泉そのものを楽しむ♨
大学生ならではのユニークな切り口がよいですね!音楽に注目するのは面白いです♪
この提言は、株式会社ここのえ町づくり公社へ届ける予定です。楽しみです!
面白く興味深いご提案をありがとうございました✨
(3)うみたまご|「生命と触れる」水族館を目指す
「大分県にある水族館といえば?」
多くの方が、「うみたまご(マリーンパレス)」と答えるでしょう🐬
弊ブログでも過去にご紹介。「海の生き物と気軽に触れ合える」ことが魅力であり、うみたまごが目指している水族館像です!
- 📝大分市うみたまご&つくみイルカ島 紹介記事はこちら→https://ameblo.jp/takatch/entry-12015915539.html
大分市うみたまご&つくみイルカ島 紹介動画はこちら→https://youtu.be/o8tU7h7hEYs
うみたまご(マリーンパレス)社長である橋本均さんが、うみたまごの役割や目指している姿を直々に語ってくださいました✨
🐬結論:うみたまごは「生命と感情とふれあう、オンリーワンな水族館」を目指している。
- 別府湾という「ロケーション(絶景)」を活かす。
- ユニークでアイデアいっぱいな「歴史と伝統」を活かす。
- 人と動物の「生命の触れ合い」を大切にする。
どんなにお金があっても、別府湾という恵まれた自然と景観は、他では買えません🌊
🐬これからの水族館=「生命/感情と直接触れ合う、リアルな空間(文科系な役割)」が必要
- これまでの水族館=「知識/情報を学ぶ場(バーチャル/自然系の視点)」
- これからの水族館=「生命/感情にふれる場(リアル/文化系の視点)」
バーチャル思考の場合、今はYouTubeなどインターネットで情報をゲットできる=水族館の意義がなくなるのでは。
今後の水族館で大切なことは、「実際の海の生き物と触れ合うこと」。
うみたまご&つくみイルカ島に来ないと実際に体験できない触れ合いを魅力とし、水族館に来てもらう仕組みづくりが必要。
▽「つくみイルカ島」や「あそびーち」など、生き物と触れ合う楽しさが、マリーンパレス系列の水族館にあり🐬
▽生命の触れ合いで一番大切にされていることは、「食事(エサ)」🍴
生き物とのコミュニケーション、体調管理など、食事の場は生命活動と交流活動とで大切な行為。
2015年に大分学研究会で訪問時の発表では、 餌は毎日100kgつくり、餌代は年間3,000万円なり!
🐬勘違いしていませんか?|うみたまごは、完全に民営です!
うみたまごについて、よくある勘違いは3つ。いずれもすべてウソです!
- 大分市(地方公共団体)が経営している→税金の投入、スタッフは公務員など。
- 教育補助がある→教育委員会や私立学校からの支援があるなど。
- 優遇措置がある→税金の減免がある、移転の補償金で経営が潤っているなど。
先述のとおり、うみたまごは「地方にある中小企業」です。完全に民営です。
税金の投入も優遇もなし。入場料メインで経営。ゆえに、入場者数が大切な収入源です!
だからこそ、公営や大資本の水族館と真正面で競争しても厳しい→他と競争せず、うみたまごでしか味わえない魅力を磨き上げることを大切されています✨
▽イルカのパフォーマンスなど、面白いプログラムや体験がうみたまごで待っています🐬
🐬ここがすごいぜ!うみたまご|日本や世界でも誇れる、歴史や独自性のある仕組みがあるんです!
地方の中小企業でありながら、実はすごい魅力があるうみたまご。
🐬世界初の取り組み3つ
- 回遊水槽
- マリーンガールの餌付け
- 魚の曲芸
- 回遊水槽とは、ドーナツ型の水槽🍩それまでの水槽館では、四角い水槽がメイン。しかし、それでは魚は四角い空間の中を行き来するのみ=ストレスがたまる💦そこで、丸いドーナツ方の水槽にすることで、魚がストレスなくグルグルと周遊できるように♪
- マリーンガールとは、水槽内で魚に餌付けする人のこと。シュノーケリングの格好で餌付けすることもパフォーマンスとして採用🥽
- 魚の習性を上手に利用し、面白いパフォーマンスを展開。海の生き物には、決して無理はさせていないとのこと。トドの腹筋など、あくまでもその生き物が自然と行う習性のみを活用。
▽うみたまごの水槽&パフォーマンスも楽しもう🐡
🐬ハセイルカを飼育する国内唯一の水族館
▽※イメージ画像(ハセイルカではないです、多分)
うみたまごは、日本で唯一「ハセイルカ」を飼育されています🐬
ハセイルカは、世界の暖かい海に生息。個体数が少なく、神経質な性格で、飼育が難しいとされています。
現在、うみたまごでは2頭のハセイルカが生活しています。メスのハルカちゃん、オスのカナタくん。
ハセイルカの飼育自体も珍しいですし、雌雄のペアも貴重。今後は、繁殖などにも挑戦。
もともと、メスのハルカちゃんが宮崎県で定置網に引っ掛かり、うみたまごで保護したことがきっかけです。
ハセイルカにも注目です🐬
以上が表彰式と講演内容です。
大分を愛する方、大分のために頑張る方が多い空間、元気が出ました🔥
検定1位へのリベンジもしらしんけん頑張りますし(カド番力士?w)、筋湯温泉やうみたまごにもまた遊びに行きたいです♨🐬
検定や講演のみなさま、ありがとうございました✨
以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m