
本日、内定先の会社説明会のお手伝いに行って来ました。
ボランティアみたいなことだったんだけど、
普段は経験できないようなことだと思って、
お手伝いしてまいりました。
去年は夏だったけど、今年は春先の内定先の会社説明会。
今年は開発職と総合職で分かれて説明会を実施したみたいです。
なので、自分としては、後輩がこの中から…と思うと、
ちょっと不思議な気持ちでした。
自分は今回、受付の担当を任され、
会場にやってきた学生の名前チェックをしていたわけですが、
気になった点をいくつか。
・ぼそぼそと名前を言う人が多かった。
・「私服で参加OK」と書いてあったためか、スーツの人が少なかった。
・説明会を聞いている態度が悪い学生が多かった。
・身なりがなっていない人が数名。(髪がぼさぼさとか)
・ひじをついて話を聞いている人がいた。
・机の上にiPhoneとイヤホンを置いている人がいた。と、自分からしてみれば、ありえない人が何人も。
しかも、それが偏差値の高いような大学在籍者ばかり。
(ちなみに、自分の今いる学校の生徒はいなかった…)
また、質疑応答の時間に関しても、ほぼ質問をするような人はおらず。
かなり個人的にはガッカリした時間でした。
少なくとも、去年に関しては、もっと勢いのあった説明会だったはず。
会社説明会というものを客観的に見て、かなり愕然としました。
予約を入れても、何の連絡もせずに来ない学生もいるっていうことも
普通のことと人事の人から聞いたのもけっこう衝撃的だった。
この
超就職氷河期と呼ばれる現代でさえ、
これまでに就職に対してのマナーであったり、
意気込みというものが感じられないものなのか。
かなり愕然。
ガキじゃないんだから、そのぐらいできるだろ?っていうことが
できていないのが普通っていう現状を目の当たりにしました。
人事の人とか本当に大変なんだな、とちょっと同情の気持ちを覚えました。
話は変わって、ここ最近ニュースで流れている
「大学入試のネット投稿・カンニング騒動」ですが、
ついに犯人の予備校生が逮捕されたようですね。
◆NewsSource・日本経済新聞センター試験結果に不安か 逮捕の予備校生・毎日jp入試ネット投稿:「合格したかった」 京大志望、試験不調しかし、この予備校生もなぜカンニングしたのでしょうか。という事情は
この際、置いておきます。
そもそも、カンニング行為はいけないこと、
不正なことというのを本人は知っていたはずです。
おそらく、携帯電話の使用などは試験開始前に注意されるはず。
合格したかった、と本人は言っているようですが、
そんなことまでして入りたい大学ってなんでしょうか。
仮にカンニングまでして合格して何がそこにあるのでしょうか。
オレにはわかりません。
オレは実際過去に第一志望の大学に落ちました。
もちろん、悔しかったです。
だから、第二志望の大学の試験をめっちゃがんばりました。
これはオレの考えなんだけど、
大学なんて正直どこでもいいと思うんです。
勉強できる環境を選ぶものなんだと思っています。
勉強できる環境なんて人それぞれです。
そこに行って、こういうことをしたい!って思ったら行けばいい。
行きたくもない大学なんて行かなければいい。
そして、
カンニングしてまで行く大学ってなんでしょうか。
不正をして勝ち取る合格とはなんでしょうか。
そこに価値というものはあるのでしょうか。
誰が得をして、誰が嬉しいのでしょうか。
メディアは煽ります。
この予備校生をこれでもか!ってぐらいに痛めつけます。
それがこの日本だからです。
だから、しばらくはこの予備校生に対して
十分過ぎるバッシングの嵐が巻き起こるでしょう。
ネットでの批判もあることでしょう。
こんな彼のことがかわいそうでしょうか。
どう思いますか?
自業自得な部分はあります。
許されないことをしたからです。
もしこれが発覚しなかったら、合格していたかもしれません。
そうなれば、他の必死で勉強してきた学生が浮かばれません。
オレはこの予備校生のしたことを許せません。
逮捕されて当然だと思います。
それは他の学生が必死で努力したものを潰そうとしたからです。
カンニングというもので他の学生が実力で勝ち取った合格を不正に奪おうとしたからです。
学生って何を学ぶのでしょうか。
自分が高校生だった頃。
自分が大学生だった頃。
こんなことは考えられませんでした。
こんな時代になったことはやっぱ悲しいです。
誰かの気持ちをこんなにも簡単に潰せるようになってきているこの時代が。