海外の自己啓発本に日本人の名前が書いていると嬉しくなるのは私だけでしょうか。
この度読んでいた「運動脳」著書アンデシュ・ハンセン にも村上春樹さんの話が載っていました。
下記引用になります。
走ることについて語るときに僕の語ること
村上春樹は世に広く知られる日本人の作家で、その著書は世界中でベストセラーとなっている。
また、世界に名だたる文学賞を数多く受賞し、ノーベル文学賞の候補者としても再三、名前が挙がる。
いったい彼はどこから作品の着想を得るのだろうと不思議に思うなら、2007年に出版された回顧録の題名「走ることについて語るときに僕の語ること」を見れば、その疑問はたちどころに氷解するはずだ。
この本のなかで、村上は創作プロセスを詳しく語っている。作品の執筆中は毎朝4時に起床し、午前10時まで仕事をする。昼食を取ったのちに10キロのランニングを行い、それから水泳をする。そのあとは音楽を聴いたり、読書をしたりして過ごす。そして夜の9時ごろには就寝する。
一つの作品を書き上げるまでの半年間、村上は毎日こうした生活を送っているという。彼の創作のプロセスには、芸術的な繊細さと同じくらいに、運動でつちかった体力が何より欠かせないのである。
運動が創造性に計り知れない影響を及ぼすことを知っているのは、彼だけではない。作家、ミュージシャン、俳優、アーティスト、科学者、起業家など、多くのプロフェッショナルたちが、創造性を高めるために運動していると口を揃えるのだ。
やはりスピリチュアルは必要ない
どうでしたでしょうか。
本を読まない方でも名前だけは知っている村上春樹さんがこれだけ運動しているということは、
「運動は想像性を高める」ということが大変説得力を持つのではないでしょうか。
成功者は大体、体に合ったものを食べ体を動かし、良質な睡眠をとることを心がけていらっしゃるような気がします。
成功するには必須なことなのでしょうね。
誰も「龍神様を信じた方がいい」「満月にお財布をフリフリした方がいい」「スピリチュアルセミナーで波動を受け取った方がいいい」などと言いません。
無名でなんの成果もない誰でもなれる占い師よりも、世界的に有名な村上春樹さんの”運動術”、真似して見た方が有意義な結果が得られるのではないでしょうか。
もちろん今、スピリチュアルにはまっていなくても、創造力が欲しい、発想力が欲しい、という方にも
運動はおすすめです。
春です。
変化の季節です。
ランニングやきつい筋トレではなく、まずはウォーキングから、この春始めてみませんか?
今日があなたにとっていい日になりますように。
占わない占い師 小鳥遊あめ
BOOK
運動脳、アンデシュ・ハンセン。
これを読むと不思議と運動がしたくなります。
運動が体にいいとわかって入るけど、やり始めるのが億劫な人、ぜひ読んでみてください。
本自体が小さめですので携帯にもおすすめです。
今年、おすすめの本を聞かれたらこの本を薦めたいと思うくらい良書でした。
気になる方はお手に取ってみてください。読んで後悔はないと思います。