マイストーリーはこちらから
今日はわたしの心に響いた映画の過去記事をシェアです。
〜〜〜〜〜
HSPだと氣づいて「繊細さん情報を発信したい」と思い出したのが2020年秋
そのころこの映画を見て
「人間、その氣になれば なんでもできる」って勇氣をもらって、覚悟が決まったんです
忘れないように、写真を探してわたしのビジョンボードにもはりました!
出典 大石順教尼の歩いた道
「あれ、どうして口に筆?」って思わない?
この映画、日本画家の南正文先生と、南先生の師匠の大石順教尼の生きざまのドキュメンタリー映画
南先生の絵(映画の1シーンより)
お2人とも事故で両腕を失われたけど、まっすぐ生きられたそのお姿に心が揺さぶられたんです
映画「天から見れば」予告
驚きの両腕を失った理由
わたしが特に衝撃をうけたのは大石順教尼の人生
同じ女性であることと、彼女が両手を失った理由があまりに受け入れがたかったから
順教尼は踊りの才能に秀でてて12歳で名取
そして13歳で芸をみがくために中川萬次郎の養女になり、
萬次郎から次のように言われたそう
それは徳だ
人様から可愛がられる人間になれなあかんで
その萬次郎が妻に逃げられて発狂
同居していた6人を切りつけ5人が死亡、順教尼は奇跡的に助かるも両腕を失った状態
事件は1905年、順教尼が17歳のとき
#信じられなくないですか?
でね、17歳の少女が病院で警察に言ったセリフが↓
お義父さんを憎むことは自分を憎むこと
お義父さんをそうさせた苦しみが悪いのだ
私が生きている限り、お義父さんに尽くします
問題を起こす人は苦しんでいる人
頭ではわかる
頭ではわかるけど
わたしにはそんなこと言えない
両腕を失ったあとの人生
順教尼の人生は続きます
一命をとりとめたとはいえ、両腕がなくては芸の道はもうムリ
そこで19歳から旅芸人の一座に参加
名取としてではなく、両腕のない踊り子として好奇の目にさらされるんです
#想像するだけでつらい
#悲しすぎる
そんななか、貯めたお金で養父 萬次郎のお墓まで立てちゃう
#神ですか?
「私が生きている限り、お義父さんに尽くします」って本当に心からのセリフだったんですね
#疑ってごめんなさい
#この表裏のないところにまた感動
そして出家しようとしたけれど「一度は家庭を持つように」と言われて
画家の男性と結婚、2児を出産
残念ながら女癖が悪く離婚、そして出家
なんだか本当に壮絶な人生です
でもね、こう言われるんです
ものすごーく心に響きました
映像もほんとに美しい笑顔で
変えられないことを受け入れ
あるものを活かす、そんな生き方
心のもちかたひとつで
こんなに幸せになれるんだなー
と勇気をいただきました!
ここまでだとすごい人すぎて
人間味がないけど
とってもかわいらしい一面も
映画にご家族の回想シーンがあるんですけど、ものすごーく楽しい性格の方だったようです
お孫さんからこんな回想も
楽しい人でしたから、祖母の周りではいつも笑いが絶えず、和気藹々としていました。
出典 大石順教尼の歩いた道
ますます魅力的
会ってみたかったなぁ
会うのは叶わないけど、わたしの心のメンターにすると決めました!
それでいつでも思い出せるように
ビジョンボードに写真なわけです♪
大石順教尼の教え
そして出家されてからは障害者の支援に力を尽くされた
その最後のお弟子さんが映画の主人公、日本画家の南正文先生
映画予告の1シーン
順教尼、南正文先生に言われたそうです
出来ない事と
しない事は違うんだよ
#ほんと、そのとおり
#わたしもとにかくやってみよう
あと映画で「ステキ!」と思った南先生のセリフが
自分らしく生きる
これが殉教先生の教えです
もう、いろいろとわたしの心に響きまくった映画でした
わたしの心が弱くなったときに見直せるように備忘録です
〜〜〜〜〜〜
そしてこの映画の監督が入江富美子さん(ふーちゃん)!
スペイン巡礼はこのふーちゃんと一緒に歩けるというのも魅力で申し込んだんです。
一緒に歩いてみて、ふーちゃんも表裏のない、とっても素敵な方でした!
この過去記事を書いたときは、まさかふーちゃんと一緒に旅行する日がくるなんて思ってもみなかったけどね(笑)
人生、なにが起こるかわからないからおもしろいです!