こんばんは、
おくざわ高広です。
町田から政治と社会のかけ橋になるべく暮らしています。
早速ですが、この写真を見てください。
これは、国際バカロレア教育を行う幼稚園でお話を伺った際に目にしたものですが、
エッセンシャルアグリーメント
つまり、全員で合意した基本的な約束事のことです。
私の訪れた国際バカロレアPYP認定校の町田こばと幼稚園では、
上記の写真、なんと3歳〜4歳の子どもたちが園で過ごしていく上での約束を自分たちで話し合い、決めた上で、守ろうという意思を手形で示しているとのこと。目から鱗でした!
これまでの日本型教育では、大人が決めたルールを覚えさせる、守らせることを徹底することを重視してきましたが、それでは自ら考え、判断し、行動する力は身につきません。
選挙の投票率が低いことが問題になりますが、幼い頃から社会のルールを自分で決めていく主権者としてのリテラシーを育んでいくことがこれからの日本にはとても重要なことだと改めて感じた次第です。
なお、国際バカロレアとは、
1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせる
複雑化、多様化する世界の中で、自らの頭で考え、学び、行動していくことのできる真の国際人を育てる教育プログラムといえます。
お話を聞くと、
国際バカロレアを受けたくて、他の区市から町田市に引越し、その先の進路を求めて他の区市に引越してしまう方もいるようです。
もはや、集団で一斉に同じように知識をつけていくことで子どもの未来が開ける時代ではありません。
多様な教育から子ども達自身が学びを選択していけるような環境づくりが求められています。
奇しくも、町田では小中学校の大幅な統廃合が計画されています。
これを機に、教育の効率化・集約化から脱却し、小規模・地域分散、そして多様な教育を展開していくべきと考えるものです。
町田だからできる子育て・教育の未来を感じる時間となりました。
町田こばと幼稚園の皆様、
お忙しい中、お時間を頂戴してありがとうございました。
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誰もが生まれてきて良かったと思える社会を
ワクワクがあふれ出す町田を
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