** ファーストキス 1ST KISS[リピート]** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

テーマ:
 イスラム教の開祖のマホメットが、遠くにある山をこちらに移動させるといった奇蹟を見せる、と約束しました。約束の日、大勢の観衆の前で、彼は山に向かって大声で叫びます。

「おーい、山よ、こっちに来い!」

だが、山は動きません。



閑話休題



松方さんが文ちゃんに言う


「昌三、わしらどこで、道 間違えたんかのう」

仁義なき戦い より



なぜリピートしたのか というと、ラスト近くの博物館のシーンをどう理解すればよいか 確かめたかったからなんだな


その直前のタイムリープではあまりに駆を傷つけてしまった、しかも、それでも未来を変えられなかった、

そんなカンナ自身の後悔の念は、もどってきた現在にまで引きづられたままになっていた、、



そもそも どこで間違ってしまったのか


どうしても変えられないのならせめて



最後のタイムリープが一番素直で自然体なカンナって感じがするなぁ... 



ファーストキス 1ST KISS




「同じものを一緒に食べる人がいること、それは例えばタイムトラベルが出来ることなんかより、ずっとすごい奇跡的日常なのだと思います」



このセリフがまたグッとくる


何を奇跡とみるか、マホメットの山の話じゃないけれど、そもそもそれは 日常 のなかにこそ潜んでいるものかのかもしれないね、、ただ、多くのひとがそれと気付いていないだけの話で


 マホメットは再度、山に向かって命令します。それでも山は動きません。三度目、彼は命令します。しかし、山は動かない。

 そのあと、彼は人々にこう言いました。

「諸君。山は動かない。それじゃあ、わたしが山に向かって歩いて行こう」

 そこに奇蹟があるのです。向こうか動かなければ、こっちが動く。同じことです。それが奇蹟なんですよ。

ポケット般若心経 / ひろさちや 



こころの持ちようひとつで、考え方ひとつで、未来は変わる、変えられる


だからカンナは タイムトラベル をしない世界 (=奇跡的日常) に帰っていったんだよね