この事件は知らないけど観てみました。
2時間15分(+2分)の長編ですか。
1923年春、澤田智一(井浦新さん)は妻の静子(田中麗奈ちゃん)と共に、日本統治下の朝鮮・京城から千葉県福田村に帰郷する。
彼は日本軍が同地で犯した蛮行を目撃していたが、静子にはそのことを話さずにいた。
その頃、ある行商団一行15人が香川から関東を目指して出発していた。
行商団が利根川の渡し場に向かっていた9月6日、地元の人とのささいな口論が、
その5日前に発生した関東大震災で大混乱に陥っていた村民たちを刺激し、さまざまなデマが飛び交う中で悲劇へと発展していく。
何て言うか……
そもそも最初、話をいろいろ分けてあるから余計その事件に行き着くまでが長くなっちゃってますね
しかも時は大正なのでメチャクチャ軍国主義で……
澤田とその妻静子は朝鮮から日本へ帰郷するものの、朝鮮での日本軍が犯した罪をいつまでも抱えて妻と向き合えずにいますか
でまたいろんな人のことが出てきて、群像なんですけど……
ある未亡人はシベリア出兵で夫を亡くして田中倉蔵＝東出昌大君とカンケーを持っていたり……
父、貞次＝柄本明さんと妻のマスのカンケーを疑う井草など……
更には後々問題になる、沼部新助＝永山瑛太君が率いる香川から来た行商団が福田村を目指していましたよ
何となくこの人達、ヤバそうなので行かないで～～てなりますが……
政情が不安定な中で朝鮮人に対する差別的感情が強まりつつあるときに、あの関東大震災が起こりあることないことデマが飛び交うことに……
福田村では自警団なるものまで出来てしまい、そして行商団が来ると勝手に朝鮮人だと疑い始めてしまいます
沼部新助が持っていた鑑札で日本人と証明するはずだったのに、みんな引かないし待たないしも～～落ち着けやとなりますね😨💦
とにかく早く証明して帰ってきてとなりますし、そこでやっと澤田と静子がやってきて関わることになり日本人と証明しようとしますが、
ひとりが手を出してしまったばかりに虐殺がはじまってしまいますか
これは小さいお子さんとかいる家族には特にショッキングだと思うので気をつけてください
何だか日本人の悪いところをスッゴい見るはめになりますね
もう酷いです
でも１部の人達は助かるものの……
それでも生きていかないといけない過酷さ……
下手なホラーより集団ヒステリーが何より恐ろしかったですね😭
とんでもない時代だなと思いましたけど、その時代はそれがフツーだったんでしょうね
それとも今は殺しはしないけれど、ネットでの中傷誹謗と同じとも言えるのか……
という本当のことなんですが、そのまま史実に基づいて映像にしてるだけというか、良いとか悪いとかよく判らなかったです。
ただ本当のことなんだなというだけしか知り得ませんでしたね
集団ヒステリー映画
井浦新さん他、出演映画
