地底国のアガルタへ移動し始める-----------------------------------------------------------------
地球にネガティブなエネルギーが増大するにしたがい、霊感の強い人々はアトランティス大陸と世界の壊滅的な破壊の時期が訪れる事を予知し始めた。そして彼らは地底国のアガルタへ移動し始める。そこにはアトランティスや各地域の住民が移動し始め、100万人以上が5次元世界に住むこととなった。 彼らは人類創造の当初の特質である「存在するすべてのものとの統合意識」や「12条のDNAからなる肉体」を保持した存在で、アトランティスの壊滅から現在までの期間に、地上世界との不干渉主義を貫き、地上と隔絶した独自の世界を維持してきた。言い換えれば地底人達は地球人の祖先でもある。
アガルタの首都はシャンバラで、争いが多い人間の世界にとっては夢のような理想郷である。シャンバラ全体は、宮殿の放つクリスタルのパワーに満ちていて、そこには苦もなく犯罪も一切なく、慈愛と平和だけが満たされている。アガルタの中央にはセントラルサンという太陽が輝き、異星人が地球来訪時に作るエデンのような理想世界が広がっている。
全地球に及ぶいくつかの広大なエリアが、巨大なトンネルのネットワークで結ばれ、そこから世界の至るところにある地表への出入り口のポータルへ、直径10m程度の小トンネルでつながっている。出入り口は世界中に存在し、カリフォルニアのシャスタ山やパシフィカ、ニューヨーク州のロチェスター、ハワイ、ワシントン州、イリノイ州、テキサス州、オーストリア、オーストラリア、スイス、ギリシャ、ドイツ、ゴビ砂漠やヒマラヤ山脈、南極や北極にもポータルがある。これらのポータルは、地表から比較的簡単にアクセスできる岩場などにあるが、通常は外部からはそれとわからないように閉塞され、不心得者の侵入を許さない完璧な防御システムを備えている。
幹線トンネルは地下数百キロにあり、地球のエネルギーセンターであるチャクラを結ぶレイラインに沿って建設されている。地上の人とほとんど区別がつかないアトランティス人などが中心で、長い歴史の中で、さまざまな星や銀河からの来訪者を受け入れてきたため、外見上人間型でない存在やライトボディーだけの存在もおり、その身長も1.2mの小人から2.5mの巨人に及ぶ。しかし例外なく、深い叡智と愛を兼ね備えた存在である。
ブラジルのサンタ・カタリーナ州とリオグランデ・ド・スル州は、偉大なエネルギーと力に溢れるパワースポットで、アガルタの大規模建築がある。南米を大きなトンネルが複数縦断しており、それがこの惑星地球全体を繋いでいる。この交通網の最大拠点となるのが、シャンバラのプリズムである光の中心地である。
北大西洋の一部であるスペイン領海のビスケー湾にある地底都市ヤポールは、地球内部の巨大空洞の奥底に達する”へそ”の部分に当たる。この巨大空洞は、光の分泌腺とも言えるもので、成長ホルモンと変容するためのホルモンを分泌する。この地域には、強力な霊的パワーを備えた放射線が広がっている。そして偉大なる叡智の力は、そこに1つの拠点地を設けた。その拠点場所こそが、地上初となるアガルタコミュニティの誕生を促した。サン・セバスチャン市は間もなく、アガルタへの道を探求する人々にとっての重要な拠点となる予定である。
シャスタ山の洞窟に移り住んだ人々---------------------------------------------------------------
アガルタはいくつかの地底都市の連合である。地底には120を超える都市があり、そのいくつかは、ヒュペルボレイオスからの存在が住み着いた小シャンバラのように、非常に早い時期に造られた。
アガルタ人は日課以外の活動のために十分な時間を持ち、休息を取り、人々と遊び、社交的である。アガルタ人にとって人付き合いは最も大切なことで、お互いの関係を強くしている。彼らの社会構造は、自分たちの社会をまとめることから造られている。なぜなら関係がしっかり結束されないと、社会は崩壊してしまうからである。
彼らの身長は約365センチあった。実は太陽系の他の惑星と同じように、この地球の人類はもともとは約365センチの身長があったのである。地球上空の保護層を失ったことで、それまでとは比較にならないほどの大量の太陽光線が地表に到達するようになると、それに対処するために、人間の体内で変化が起こった。アトランティスが沈んだころには、すでに人類の身長は213センチにまで落ちていたが、現在地底都市にいるアトランティス人は当時の身長を保っている。そして地表で暮らす人々の身長の変化は続き、現在は大半が183センチ以下なので、わずか1万年で、180センチ以上低くなったことになる。しかしその傾向は反転し始めている。人間の精神性が大きく成長しているので、ゆっくりとではあるが、この惑星における本来の身長に向かって戻っているのである。
アガルタ・ネットワークの中で、加盟が認められているのは、他者を傷つけず、侵略しない、「光=愛」の原則に基づいた都市だけである。アガルタ・ネットワークに加盟する都市の中で、この時代のテクノロジーと理念をベースにしているのはテロスだけではない。「ラーマ」というインドの地下にある都市もその一つである。(インドのもともとの名前アラマAramaに由来)アラマ文化は、4~5万年前に、アジア、インド、中央ヨーロッパに広がって落ち着いた集団で、ウイグル人と呼ばれる彼らも、地下都市を造り、このネットワークに加盟している。チベットの首都からそれほど遠くないチベットの地下にあり、チベットのラマ教の僧院によって守られている「ションシ"Shonshi"」はウイグルの都市である。ゴビ砂漠の地下にある「シングラ"Shingla"」もまたウイグルの都市である。
マットグロッソ台地の下には、「ポシディッドPosedid」と呼ばれるアトランティスの都市がある。またその少し北の大西洋の下には、別のアトランティスの都市があり、他にいくつか小さな衛星都市もある。
これらはみなアガルタ・ネットワークのメンバーである。そしてどの大都市とも関係しない、独立した都市がいくつかあある。それらは単に、地上での出来事から逃れるために地底に建設された。いくつかの都市はアトランティスの大災害の前に、またいくつかの都市はその後に造られた。
シャスタ山の洞窟を利用して造られた地底都市テロスの構造と詳細------------------------------
テロスは地表から約1.6Km下に位置している。地球は巨大な導体で、人間が繋がりたいと思えばいつでもそのテレパシックな想念は、地層を通してテロスの人々のところに簡単に届く。
シャスタ山の洞窟は床から天井まで数十メートルほどの高さがあり、シャスタ山の麓まで広がっていた。外側から見れば洞窟の頂上は山の五合目あたりで、底はちょうど山の麓あたりにある。地底都市テロスはこのドームを利用して造られたが、その下にさらに5階分が建設された。各階には十分な広さが取られ、一番下の階は山麓からさらに約1.6キロ下に位置している。
数平方キロ規模の五つの階は、それぞれ利用目的が異なる。最上階はいわば都市の中枢部である。公共の建物があり、大多数の人々が暮らしている。上から二番目の階は製造と教育活動の場であり、ここで暮らす人々もいる。上から三番目の階は、主に彼らの食料供給を支える水栽培場であり、その下の階は、半分が水栽培場、残りは自然となっている。
一番下の階は自然の階層である。1.6キロメートル以上も地表を下ったところに、彼らは湖、巨木、公園のような環境を造り出し、そこでは動物たちが暮らしている。動物たちは長い間ここにいて、もはや攻撃性はない。攻撃性は、恐れから生まれる。それは人間も動物も同じである。神殿や聖職者たちの働きかけによって、ここでは恐れは必要ないことがわかっている。そこでは実際に、子羊とともに横たわるライオンの姿を見ることができる。ここにはまた、彼らが絶滅から救った動植物がたくさん存在し、人々の憩いの場となっている。
地底世界では地球のバランスを崩さない素材を厳選して、自分たちの住空間をデザインしている。用いるのは主に水晶、ジェムストーン(宝石の原石)、ラピスラズリ、金、そして他のさまざまな石で、家具用にこうした素材と同調するものを工学的に開発した。そして衣類には、麻を用いている。
また、ある日は明るく快晴で、次の日には寒さと風で荒れ狂うというような不安定な変化は、生命のより高い次元へと地球がシフトしているために起こっているが、地球がシフトすれば揺れ(地震)が起こり、その揺れを、地上で人間が感じている。地底都市では、地底環境の工学的構造のゆえに、そのような不安定なシフトや揺れを感じることはない。彼らの家や都市は、地球の意識向上に従って生じる地球の動きに耐え得るように建設されている。
テロスには言葉で表現できない美しさが満ちており、地上の山々や荒れ野と違っている。川や小川はいまだに原初の状態にあり、大気も新鮮で澄んでいる。
ここには化石燃料を利用した産業はない。実のところ、産業自体が存在しないのである。彼らが必要とするものすべては、シャスタ山の頂で見られるレンズ上の雲としてカモフラージュされた、銀河連合の光の宇宙船でもたらされる。アメリカでは、カリフォルニア州のシャスタ山では、巨大なレンズ雲が頻繁に発生することで知られている。
このような自然階があるのはテロスだけではない。ギリシャ本土から離れたエーゲ海のはるか地下に存在する空洞地球のカタリア市は、地下約1300キロメートルに存在し、そこまで降りてこられれば、そこで物理的に存在する彼らを見つけることができる。ここでも平和で快活に、健康な身体と精神を持って暮らしている人々がいる。地球内部の奥深くに暮らすことで、不死性を含めて、夢に描いてきたすべてのことを手にしているのである。
またポシディッドや他の地底都市の自然の階層でも、たくさんの植物や動物が保護されているので、地上では絶滅した多くの動植物も見ることができる。
剣歯とらやマストドン、ドードーも地底では健在である。恐竜は保護するには少し大き過ぎて地底都市にはいないが、いくつかの恐竜はコンゴやアマゾンの熱帯雨林地域でなおも生息している。さらに有名なネス湖のネッシーのように、水中には多くの恐竜がいる。
地底都市にいる動物たちが恐れを克服したことで攻撃性がなくなったが、それによって地上では肉食だった動物も、ここでは菜食になっている。もし現代人が地底に降りて来られれば、大きさや力強さの違いこそあれ、ペットの猫とともにいるがごとく、剣歯トラやベンガルトラと戯れることができる。たとえ大型のネコ科の動物でも、適切な環境で育てば、実際はとても穏やかで愛らしい動物である。
この事実は、地底と地上の二文明を最終的に再統合させるという目的に、彼らを立ち返らせる。何が保存され、何が準備されてきたのかを振り返ることで、再び一つの惑星、一つの文明へと向かわせ、人々は自由に地上でも地底でも、その両方で暮らせるようになるのである。