2月3日は「節分」です
神社での豆まきが催されていますね。
最近は家庭で豆まきをする習慣はほとんどなくなったように思います。
それでも、室礼だけはするという家も多いのでしょうか
柊はスーパーにも売れれていますね。
「鰯の頭も信心から」と言いますが、
いかがでしょうか?
豆まきよりも昨今は「恵方巻き」でしょうか
仁王立ちで、無言で大きなのり巻きを一息に食べる姿も
なかなか恐ろしいかもしれません
皆様のお家ではいかがですか?
節分というのは 季節の節目のことですから
実は 春 夏 秋 冬 4回あるのです
立春 立夏 立秋 立冬のそれぞれの前日です
現在では 立春の前の日だけを特に言うようになりました
「節分」のルーツは、宮中の「追儺(ついな)」と言う儀式です。
これは 旧暦の12月30日 (大晦日)に宮中で行われる年中行事でした。
平安時代の初期頃から行われている鬼払いの儀式です。
「鬼やらい」「儺(な)やらい」とも呼ばれていました。
季節の変わり目というのは 邪気に満ちやすいとされます。
また一年で最も寒いこの時期。
豆まきをして家中の邪気を祓うという
家族のことを想う儀式なのですね
今年はというと、気になる邪気は
「コロナウイルス」でしょうか?
TVニュースでの豆まきシーンも、みなさんマスク姿でしたね。
本当に、この邪気、早く祓われて欲しいですね。
そんな願いも込めながら
豆を巻かなくても、いただきましょう。
年齢に1プラスした数をいただきます。
数えの風習です。
豆には 霊力が宿ると言われています。
魔滅(まめ)とあてたこともありますね。