公然レイプ
こうしてるうちにも年をとる。身体の変化、周りの目線、そんなことで変わって来たと気づかされる。いつからか現実主義で、漠然とした夢を見なくなった。今ある夢は、きっといつか叶える。目標に近い、叶える為の夢であったりする。
それだから時が経ったなら、いつか夢や希望をなくすのではないか。そのことが何よりも恐い。近い将来は見えても、それから先が見えない。誰も同じなのはわかってる。けど、わかることができない。泣かぬなら、泣くまでなんて待てない。人と同じなんてわかりたくない。
ずっと指針を示してもらいたかった。抱える不安を一緒に抱え込んでくれる。そんな人の横にいたいと望んでいた。もはや誰かに影響されたい。誰でも良くない人に、これからを指差して欲しい。ほんの一瞬でも良いから愛されたい。平穏なんて欲しくない。隣に居ることが駄目ならそれで良い。ただ一心の絶望でも、伸し上がる悦びを俺は知っているから。
いつからか、誰かの隣で眠ることを拒み始めた。もっと良い男になりたかった。こうすればなれる気がした。できれば、先に目覚めていたい。平穏なんてそれからでいい。

それだから時が経ったなら、いつか夢や希望をなくすのではないか。そのことが何よりも恐い。近い将来は見えても、それから先が見えない。誰も同じなのはわかってる。けど、わかることができない。泣かぬなら、泣くまでなんて待てない。人と同じなんてわかりたくない。
ずっと指針を示してもらいたかった。抱える不安を一緒に抱え込んでくれる。そんな人の横にいたいと望んでいた。もはや誰かに影響されたい。誰でも良くない人に、これからを指差して欲しい。ほんの一瞬でも良いから愛されたい。平穏なんて欲しくない。隣に居ることが駄目ならそれで良い。ただ一心の絶望でも、伸し上がる悦びを俺は知っているから。
いつからか、誰かの隣で眠ることを拒み始めた。もっと良い男になりたかった。こうすればなれる気がした。できれば、先に目覚めていたい。平穏なんてそれからでいい。

Futures
「ずっと壊したかった。」
終電も終わり人波が止んだ街を風だけが通り過ぎていく。止まった時間をそのままに残して、誰も止められない時が、誰も恨まない時が、ひっそり通り過ぎていく。夜の静けさに身震いさえする。けどきっと大丈夫だ。通り過ぎないものが、今でもあると心を強くするから。
「けど、守ってやりたいって思った。」
愛されたことに応えようと必死だった。ずっと愛して欲しい。ずっと望んでいて欲しい。たった一人に世界で最大に見出されて、そのたった一人の為に最大の努力をしたい。口では言えない。ただの欲張りかもしれない。でも、本当に必死だった。やっぱり、俺も愛していたんだと思う。
「話してやりたい話がいっぱいあんだよ。」
あの時、話す話なんてなかった。でも、それで良かった。いくつもの選択肢から選んだ未来は、もう通り過ぎようとしている。桜が咲きかけていて本当に驚いた。愛されて、もらったものは輝きを褪せない。一年が経つ今も昨日のことの様に思い出すのだ。
(今も、一人ですか?)
心地よい日差しに窓を開けても、春の朝はまだ寒い。これから何年もこの季節の朝には思い出すのだろうか。何通りもある未来がこの先に待っている。春も何度も咲いていく。けどこの先に、こんなにも人を愛すことを俺はできるのだろうか。

終電も終わり人波が止んだ街を風だけが通り過ぎていく。止まった時間をそのままに残して、誰も止められない時が、誰も恨まない時が、ひっそり通り過ぎていく。夜の静けさに身震いさえする。けどきっと大丈夫だ。通り過ぎないものが、今でもあると心を強くするから。
「けど、守ってやりたいって思った。」
愛されたことに応えようと必死だった。ずっと愛して欲しい。ずっと望んでいて欲しい。たった一人に世界で最大に見出されて、そのたった一人の為に最大の努力をしたい。口では言えない。ただの欲張りかもしれない。でも、本当に必死だった。やっぱり、俺も愛していたんだと思う。
「話してやりたい話がいっぱいあんだよ。」
あの時、話す話なんてなかった。でも、それで良かった。いくつもの選択肢から選んだ未来は、もう通り過ぎようとしている。桜が咲きかけていて本当に驚いた。愛されて、もらったものは輝きを褪せない。一年が経つ今も昨日のことの様に思い出すのだ。
(今も、一人ですか?)
心地よい日差しに窓を開けても、春の朝はまだ寒い。これから何年もこの季節の朝には思い出すのだろうか。何通りもある未来がこの先に待っている。春も何度も咲いていく。けどこの先に、こんなにも人を愛すことを俺はできるのだろうか。
