パリてくてく日記 -92ページ目

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その後のもみの木

以前の記事で、パリっ子達がクリスマスの為のもみの木を買っていくお話しを書きました。


根っこはついていないものの、クリスマスが終わったらこのもみの木達はどうなっちゃうんだろう・・・ってずっと気になっていました。


語学学校の時の先生や他のフランス人は「1、2月は道にもみの木が捨てられてるよ」って言ってたけれど・・・・・まさにその通りで、この1ヶ月はそこかしこで捨てられてるもみの木を見る事となった。


だんだん乾燥してきて、ちょっとうなだれているもみの木。

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真っ白にお化粧されたもみの木も、布に包まれポツンと道端に・・・。
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なんだか、あんなに枝をピンと張って誇らしげにそこかしこで売られていたもみの木が、今役目を終えて街のあちこちでこのような姿になって捨てられているのを見ると、ちょっぴり物悲しい気持ちになってしまいました。


でも、1ヶ月以上、あるいは2ヶ月近くお家の中できれいにデコレーションされて、大人も子供もこの時期を楽しく過ごす事が出来たのだろうなぁと思ったら、”よく頑張りました♪”とねぎらいたい気持ちになりました。


それにしても、なんでも楽しい事の後はちょっと寂しい気持ちになってしまうものだなぁ・・・な~んて。


そう言えば子供の頃、毎年心から楽しみにしていたお祭りの後は、なんとも寂しい気持ちになったのを思い出しました。

道端でゴミと化したお祭りの飾りを見た時は、楽しいお祭りが終わってしまった悲しさで子供ながらにかなりうなだれた記憶が。。。。。。

このお祭りにかける情熱を勉強にかける事が出来ていたならば・・・・・・・・(笑)






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洋菓子のみならず、パンやおもてなし料理、そしてフラワーアレンジメント、テーブルコーディネートを教えており今年10周年を迎えられます。

とっても優しい雰囲気の中に凛とした強さを持つ松永さんの手から生み出されるお菓子は、本当に可愛らしく、そして美しく魅力的なものばかりです!

お近くの方は是非お出かけくださいませ♪



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ショコラ  ミッシェル ショーダン / ジャン シャルル ロシュー

今日は用事があって、7区のアンヴァリッド/Invalides駅からユニヴェルシテ通りを歩いていたら偶然見つけたショコラ屋さん。


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ショコラ屋さんなのにショーウィンドウのひとつには和の世界が。

ここは銀座松坂屋の中を始め、日本に3店舗支店を持つミッシェル ショーダン/ Michel Chaudan さんのお店でした。

彼が日本に訪れた時の写真なども飾ってありました。

ミッシェルさんはロワール出身で16歳から修行を始め、スイス人のショコラティエに師事。

30代から名高い菓子店のシェフを務め、1986年よりこの7区にお店を構えたとのこと。
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別のショーウィンドウには、こんな見事な電気ドリル?が!

もちろんチョコで出来ています。

すごい!
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チョコのコーラも!

この型、欲しいなぁ~。

コーラ好きのお友達がいて、彼女に何かコーラに関するものをプレゼント出来たらと考え中で。。。

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日本ですと、ボンボンショコラも1粒で300円とか500円位するものもありますが、こちらだと有名店でも150円位で買える所も多いんですね。

でも自分用に少しだけ欲しい時は少なくて申し訳ない気もするのですが、お店の方に「3,4つだけでもいいですか?」と聞くと、どこでも「もちろん!」と答えてくれるので、それに甘えて散歩の途中とかでもお店を見つけては気軽に買う事ができます。

その都度、食べる分だけのフレッシュ・チョコを買えるのは小さな幸せです♪

はちみつ、シトロン、くるみ、スパイス味を購入。

特にスパイスがとっても美味しかったぁ♪
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こちらは6区にあるジャン シャルル ロシュー/ Chocolatier JC Rochoux というショコラ屋さん。

ロシューさんは、上記のミッシェル ショーダンさんのもとで、10年間シェフ・ショコラティエをされていて、2004年の11月に自身のお店を構えたそうです。

飾られているチョコレート細工は見事で、まさに芸術作品といった感じ。

チョコレートの動物達はまさに今動き出しそうなくらいの精妙さ。

素晴らしいな。

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こちらでもほんの4粒だけ購入。

ちょっとしか買わない時は紙袋はいただかないのですが、このキラキラ輝く袋に思わず目がハートになり、大げさに袋にいれてもらっちゃいました。(苦笑)

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それぞれ見かけも特徴があって、可愛らしい。

ロシューさんの姪っ子さんの名前をつけたアルベルティーヌ / Albertine(一番右の金粉がついたもの)は、世界三大甘口ワインの1つ「ソーテルヌワイン」を使ったボンボンショコラです。

ミラベルのパートドフリュイとガナッシュの2層で出来ています。

私はこのミラベルというものを食べた事がないのですが、黄色いすもものような甘酸っぱい果物なのだそうです。

ロレーヌ地方の特産で、秋が近づくとほんの1ヶ月間くらいだけパリのマルシェでも生のものが売り出されるそうです。

ケーキ屋さんではミラベルをコンポートにしてタルトにしたものが通年売られているようですが、(そういえば見たことがあるような)、でも是非一度、生のミラベルも食べてみたいなぁと思いました。

そうそう、ソールテルヌワインはこのミラベルのパートドフリュイに使われています。

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4種類とても美味しくいただきました。


お店のマダムもとても感じの良い人でした。

店内の写真を撮ってもいいかと聞いたら、「もちろんOK、でも私は撮らないでね」と茶目っ気たっぷりに言っていました。

そうそう、入ってすぐに試食もいただき、そちらも美味しかったです。


パリの本当にショコラ屋さんがあります。

まだまだショコラ巡りは続きます♪





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