公園
普通冬のパリはいつもどんより曇っている。。。
けれど、今年の冬は寒いは寒いけれど、昨年の冬よりはるかに過ごしやすい♪
昨年は晴れの日がどんなのだったか忘れてしまう位、毎日毎日い厚い雲に覆われて、天気で気分さえも滅入る気がしたけれど、今年はけっこう快晴だったり、雲の間からちょっと青空が見えたりする日もけっこう多くて嬉しい。
気温も、最低マイナス6,7度、最高がプラス2度とかだったのに、今はたいてい最低が3度くらい、最高気温は8度くらいあったりする。
さて、仕事がとても早く終わった日、久しぶりにパリの中心へ行ってみた。
チュイルリー公園の中から、凱旋門の方を見た風景♪
公園の中の一画には滑り台などがあって、子供達のが元気に遊んでいました。
それを見守りながら、お母さん達もおしゃべりに花が咲いていました♪
ガレット・デ・ロワ
ラデュレで今日もグラス・ロワイヤルの絞りに奮闘してる中、パン部門のシェフがドドーンと大きなガレット・デ・ロワを運んできた。
写真ではわかりにくのですが、ペンと一緒に撮ってみたので少しはその大きさがわかるでしょうか??
座布団よりもっともっと大きくて、まだ焼いて間もないのか触れずしてその温かさと、そして香ばしく焼けてるバターの香りで一気に幸せな気持ちになった。^^
こんな大きなガレットを注文する方はどんな人なんだろう???
相当大きなパーティだな。。。など、ふんふん想像しながら再び絞りと格闘する。。。
ところで、これが今年のラデュレのフェーブ4種。
(ガレット・デ・ロワにこのフェーブと呼ばれる小さな陶器が入っていて(いろんな形のものがある)、切り分けた時にそれを食べ当てた人はその日一日王様(王女様)になれ、皆に祝福される、というもの。 フェーブは空豆の意味。昔は本物の空豆を入れて焼いており、名前だけが残った)
ラデュレのブティックがある地名の入った、旅行鞄の可愛らしいフェーブ♪
パリ、ロンドン、モナコ、そして東京♪
それ以外にもイスタンブール、ドバイ、イタリアなどにも続々とブティックがオープンして、更に活気付いています♪
働きながら、おすそ分けがまわって来たりして4回くらいはラデュレ・ガレットを食べているのですが(しかも一切れがかなり大きい!)、残念ながらフェーブに当たった事がない。。。。。
欲しいな~・・・と思っていたらパン部門に一度焼かれた形跡のあるフェーブがいくつかあったので、聞いてちゃっかりもらいました。(笑)
それにしても、ラボにいると時々このガレットのように、巨大ケーキの特注が入ったりするのを見れる。
ディバンというケーキの114人分の特注が入った時も、(さすがに1個では生地が作れずいくつかに分けて作ったのだが、それでも1個が相当大きい)、中に入れるフランボワーズが"何個”とかではなく”何パック”単位。(笑)
繊細さを必要とされるお菓子作りだけれど、時には(いや、毎日)大工仕事のような力仕事や、組み立てが必要。
皆、どっぷり甘いものの環境の中にいて、そして味見?と称してつまみ食いもしているけれど、太ってる人が殆どいないのはやはりこの力仕事のおかげでしょうか。。。。。^^
洋菓子教室 TABLE SALON http://www.matsunagahiroko.jp
chez bogato / シェ・ボガト
14区にあるとっても可愛いお菓子と雑貨のお店、「chez bogato / シェ・ボガト」へ
カラフルで明る店内は、「子供に夢のあるお菓子を提供する」というオーナーさんのアイディアで満ち溢れています
雑貨も決して子供用というだけでなく、可愛らしい上にセンスも良いので大人でも女性なら欲しいものが必ず見つかりそう♪
テーブルの上には可愛らしくアイシングされた完成度の高いクッキーの数々、ショーケースには丁寧に作られたとってもキュートなケーキが並んでいてワクワクしてしまいます。
そんな中、私はハンバーガーをオーダーしてみました
な~んて言うのはウソで、こちらもハンバーガーの形をしたれっきとしたケーキなのです
一緒にコーヒーと共にいただきました。
ちなみに黄色の球状のものがお砂糖です
バンズはマカロン生地で作られていて、ちゃんと胡麻も乗っているんですよ
ハンバーグはチョコレートで
チーズはマジパンで
レタスはミントの葉で
そしてケチャップはフランボワーズのクリームで
(クリームの間にフレッシュのフランボワーズも入っていて、とても良いアクセントになっていました)
くぅ、可愛いな~
こういう可愛いお菓子は反面、添加物とかが気になってしまうのだけれど、そこは子供達の事を考えているお店、お菓子は全て無添加、保存料なし、そして自然着色料使用なのだそうです
食べながら驚きがあったり、そしていろんな食感が楽しめ(マカロンのねっちり、チョコレートのクランキーさ等)、楽しいケーキの時間となりました。
ただ甘さがけっこうしっかりしているので、私の場合は一気には食べれなかったけれど、マダムに伝えたらお持ち帰り用の箱に残った半分を入れてくれました
お店にいる間もパパと小さな息子や、そしてやはり女性客が多く訪れていました。
とても夢のある素敵なお店でした
洋菓子教室 TABLE SALON http://www.matsunagahiroko.jp