パリてくてく日記 -40ページ目

ショーウィンドーのヴァレンタイン・チョコ

研修先からの帰り道、郊外線からメトロに乗り換えるオルセー美術館駅の近くにあるパティスリーのヴァレンタイン仕様の可愛いチョコ♪


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こんなに可愛いケーキもショーゥインドーに♪

味が一番大切だけど、やっぱり人に食べたいと思わせるような見た目や色って大切だな~っと。。。


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ちょっと小腹が減った私はリンゴのタルトを夕食前(?)のおやつにゲット。

じっくり煮込んであるリンゴのピューレの上に、歯ごたえも楽しめるリンゴのスライスがのっていてうまうまでした♪


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フォンテーヌブロー旅行 続き

昨日の続きです。


昨晩は友達と各部屋きれいにベッド・メーキングされた所で快適にぐっすり眠り、朝目覚めて下に降りていくと、またまたママが素敵な朝食を用意してくれていました。


クロワッサン、バケット、そしてママの友達が作ったというたくさんのコンフィチュール。


そしてカフェ・オレ・ボールで飲むカフェと。。。


まさにフランスならではの朝食です♪


コンフィチュールには黄色いスイカで作ったという変わったものまでありました。


とっても美味しかったです♪


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そうそう、ママが私がラデュレで研修をしているというのを知り、近所のパン屋さんのこのクロワッサンよりラデュレの方が美味しいでしょ?と聞いてきたので、こちらのも美味しい♪と伝え、そしてその後本音で”ラデュレも美味しいけれど、クロワッサンはピエール・エルメの方が断然美味しくて好きなんです”なんていったら、ママはエルメを知りませんでした。


息子のバスチャンがエルメがパリにあって日本でも有名なんだよと説明してくれたんだけど、、、、、ちょっぴりハッとさせられました。


パリではすごく有名でも、ちょっとパリから離れ、パティシエでもなんでもなければエルメとか他のちょっと有名なパティスリーを知らなくてもそれが普通なんだよな、と。


エルメやラデュレなどフランスを代表するパティスリーはフランス人誰もが知ってるものだと思っていたけれど、それは勝手な私の勘違いでした。



さて、こちらは森の中の一部♪


じゃなくて、このお家のお庭。


バスチャンの甥っ子・姪っ子がお庭で自転車に乗ったり、サッカーできちゃうくらい広い広い!


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そうそう、前日には夕食前に近くの森の中を散歩してきました。


森の遊歩道入り口には岩を登る為の滑らない靴のレンタル屋さんがありました。


そう、この森の中にはたくさんの大きな岩があって、ロック・クライミングをする人もいるのだそうです。


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ちょっとした丘の上に上ってみると、こんな風に森が広がります。


聞き間違えでなければ、おじさんがここはヨーローッパでも一番大きい森、と言っていた。


360度見渡しても、全部こんな風景なのです!


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森の中でたくさんの海老ふりゃ~を発見♪(笑)


ウソです。(^▽^;)


右のこんな大きな松ぼっくりを、左のまるで海老フライのようにしてしまうのはリスの仕業です。


これが美味しいらしく、上手いこと周りを食べ尽くすと、こんな風に海老ふりゃ~が一丁上がりになるわけです。

(たしか前~にテレビ番組「トレビアの泉」でもやっていたような)



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森の中をハイキングして、素敵なお家にお邪魔させていただいて、なかなか体験できない素敵な週末を過ごす事ができました。


誘ってくれた友達に、そしてバスチャン家族に感謝です


フォンテーヌ・ブロー旅行

友達がパリ郊外に住んでいる友達のお家に私も誘ってくれ、フォンテーヌブローに一泊旅行へ行ってきました。


こちらには広大な森が広がり、狩りを楽しむ為に泊まる小さな家があったところに歴代の王が次々と建物を継ぎ足し、今ではいろんな建築様式が一つのお城で見れるフォンテーンブロー城があります。


さて、彼女の友達のフランス人バスチャンが車で駅まで迎えに来てくれ、いざ彼のお家へ♪


駅を出るとすぐに道の両側には森、というか林に囲まれ、そして時々見える緑に囲まれた広い敷地のお家はさながら軽井沢の別荘のよう。


彼のお家もとても可愛らしい造り♪パリてくてく日記


中は石と木がうまく調和していて、とっても素敵な空間でした。


ソファーに座って家族としゃべっていると暖炉からは時折パチパチと薪が燃える音が聞こえて何とも心地良い。。。


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ソファで持って行ったお土産のシャンパンとママの用意してくれたアミューズ・ブッシュをつまみながら夕食までのプロローグを楽しみ。。。。


そして素敵なシャンデリアの下で夕食スタートラブラブ


テーブル・セッティングも落ち着いた中に品があってママのセンスの良さを感じます♪


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まずは前菜にフォアグラのテリーヌ。


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メインは出発前から伺っていた「いのしし肉の煮込み」。


これはこの森の中でパパが狩りをして仕留めたもの。


半日以上煮込んでいたというお肉はとても柔らかく、そしてジビエ特有の肉臭さも(これもジビエならでは美味しい要素♪)なく、とっても美味しかったです!


一緒に赤ワインと共に煮てあるのはセップ茸です。


これも森の中でとり放題らしく、今まで食べたものの中で一番味が濃く、ちょっと粘り気さえあるように感じる力強いもので非常に美味しかったです!


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ジビエは秋から冬の間限定の狩猟で取れる鳥獣。


この時、パパは狩猟仲間ととった猪は(たしか)67匹目と言っていた。


この調子だと期間中に100匹狙えるかも♪


すごーく美味しくて、私だけおかわりしてしまいました。^^



メインの付け合せはグラタンドフィノワ。


フランス南東部にあるドフィネ地方のじゃが芋料理♪


薄くスライスしたじゃが芋に牛乳、生クリーム、チーズ、にんにく、塩・胡椒だけで焼くシンプルな料理だけど、シンプルが故に作る人によって味、というか雰囲気がかなり違ってきます。


ここのママのはクリームが少なめで気持ちあっさりしているのですが、バランスが非常~に良く、一口入れた瞬間にその美味しさにブヒッと鼻の穴がちょっぴり膨らんでしまいました。(これ本当。^^;)


翌日、レシピを教えてもらいました。。。。。。が私が今まで作ったのとたいして変わらない。

ただ、クリームの量とチーズの種類の違いだけで。。。。。

でも、決定的に違ったのは作る過程での丁寧さでした。(私が作るのはスライスして水切りしたじゃが芋にソースとチーズをドーッとかけるのに対し、ママはじゃが芋を布巾で丁寧に水気をとり、ソースとチーズをじゃが芋の間に重ねる作業も何度も繰り返し。。。。)

いやいや、いつも主役ではなく脇役にまわるグラタンドフィノワ、なかなか奥が深い♪


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そしてチーズの盛り合わせ。


こちらではチーズはカットして出さず、自分で好きなだけ切ってパンに乗せたりして食べます。


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デザートは夕方、皆で街の中心に行った時にパン屋さんで買ったミニ・パティスリー。


ミニは可愛いけど、作るのがけっこう手間がかかって大変なんだよな~、なんて思ったりしながらパツンパツンになったお腹をさすりながらもいくつかいただきまし♪


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食事中にはアルザス地方の白、ローヌ地方の赤ワインをいただき、食後にはアルマニャックやミントの甘くてアルコールの強いディジェスティブをいただき・・・・・・大満足の酔っ払いの出来上がり(^▽^;)


初めて会うのに温かく迎えてくれてとても嬉しかったですし、こんな素敵な食事をいただく事が出来て幸せでした。


感謝・感謝ですドキドキ