喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々* -10ページ目

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

グラスワインはその時のメニューによって変わりますが、

最近のものをピックアップするとこんな感じです。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

中には、ボトル売りはせず、グラスでしか出さないものもあります。

「グラスでお出しすること」を作り手さんと約束しているからです。


できるだけたくさんの方に楽しんでほしいけど、どうしても生産量が少ない。

だから、グラスで出して一人でも多くの方に飲んでもらってください、と。


そんな真摯な気持ちを引き継いで、入手できる限りグラスでお出ししています。


レアワインをセラーに閉じ込めて、ワインリストの飾りにしていても意味がありません。

一人でも多くの方に、本当に美味しいワインを楽しんでもらえたら嬉しいです。



2月9日(土)に迫った、ココ・ファーム・ワイナリーのメーカーズディナー。


柴田さんがセレクトしたワインたちがずらりと届いたので、

早速第一回目の試飲を行いましたキラキラ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

最初のテイスティングでは、ワインを飲む順番と料理の構成、

そして大まかな食材や調理法を確認していきます。


届けていただいたワイン6種は、

スパークリング1種、白2種、赤2種、甘口1種という絶妙なラインナップラブラブ


味わいももちろん素晴らしく、

最初のスパークリングを口にした瞬間からテンションが上がりますラブラブ!


うーん、これはまた料理にも気合いが入りそうですね。


いつものように、まずは好き勝手に相性のよさそうなものを列挙しつつ、

おおざっぱにメニューのイメージを固めていきました。


実際の試作は、また来週以降。

今回も、ココのワインを盛り上げる極上のマリアージュが誕生しますように!


 【日時】2月9日(土)19時~(18時30分開場)
 【場所】レストラン graceグラース kihachiro HACHISUKA
 【定員】22名
 【参加費】12000円(税・サービス料込み)


*お申し込みはお電話またはメールで!
   contact@gracetokyo.com / 03-6440-0400



アラカルトの登場で、コース料理の構成も少し変わりました。


http://goope.jp/goope/3190/130116135428su2a.pdf  


お料理の流れを楽しんでもらえるよう、コースでのお料理のセレクトはありません。

グラースらしく、ワインを組み合わせたマリアージュ重視のコースも作りました。



グラースがコース料理にこだわるのには、理由があります。


グラースの料理は、ひとつひとつとても手間をかけて丁寧に作っています。

ですから、アラカルトでそれぞれを大切に楽しんで頂けたら、こんな嬉しいことはありません。


でも、


「ゆっくりとコースの流れを愉しむ」とか

「ワインとのマリアージュを愉しむ」ということもまた、


フランス料理の醍醐味だと思うのです。



コース料理は、組曲のようなものです。


ひとつひとつのお皿に価値があるのはもちろんのこと、

最初から最後までトータルに味わうことで、単体以上の価値や満足感が生まれます。


そして、そこに寄り添うグラスワインもまた、組曲のようでなくてはいけません。

コース料理の「流れ」とグラスワインの「流れ」が、それぞれに美しい組曲を奏で、

その二つが同時に流れることで、

さらに美しい、人の心を打つような旋律が生まれなくてはいけません。



そんな総合芸術のような食の楽しみを表現できるのは、

フランス料理をおいて他にはありません。


小さいながらも、「フランス料理店」という誇りを持って、

私たちの力で表現できる最高のマリアージュを、皆様にお届けしていきたいと思います。




今月から始まるグラースのアラカルト、詳細がついに決定いたしました~クラッカー


http://gracetokyo.com/menu/c101441  


「野菜のミジョテ」を一皿だけ、

濃厚な煮込みを赤ワインと一緒に・・・。


そんな楽しみ方もおススメですが、一番のおススメアラカルトはこちらキラキラ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

仔羊のコンフィと野菜のタジン ≪春≫ コスモス


グラース自慢の野菜をたっぷり、

そして時間をかけて柔らかく煮込んだ仔羊の肉をスパイスでまとめ、

クスクス仕立てにしたボリュームのある一皿です。


何を隠そう、アフリカ料理のクスクスはフランスの国民食。

そして誰よりも食いしん坊なシェフが、密かに得意としている料理なのでありますにひひ


コースに組み入れられるような料理ではなかったので、

アラカルトの登場で、ようやくグラースのテーブルにも並べられるようになりました。


まさに新しいグラースのスペシャリテとなる予感ですラブラブ



そしてなんと、コースメニューもお得にバージョンアップ!

コースの流れやワインとのマリアージュをよりお楽しみいただける構成になりました。


http://gracetokyo.com/menu/c31313  



より気楽に楽しめるようになった、新しいグラースのディナータイム。

ぜひ一度お試しくださいね!


これぞMont Blanc(白い山)?!
大人気のグラースのモンブランに、なんと新バージョンが登場しました~キラキラ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

白い山の正体は、なんとチーズケーキラブラブ

山の中には、黒豆で作った黒いアイスクリームが顔を出します♪


黒豆とチーズのクリーミーさがバランス良くとけあって、

いやいや、本当に予想を超えた美味しさですラブラブ!



実はこれ、コンテチーズのプロモーションイベントのために作られた特別デザートなのですが、

あまりの美味しさに、数量限定で一般の皆様にも食べてもらおう!ということになりました。

もちろん、今だけの数量限定品キラキラ


次回また出てくるのか、もう出てこないのか…。

もしかしたら、二度と作られない幻のモンブランとなるかもしれません(笑)


アラカルトでもコースでもOKなので、ぜひぜひ一度ご賞味くださいね!