そろそろ梅雨明けの地域も出始めて、
夏本番が近いですね。
梅雨から夏にも使える今日のおすすめ食材は、
みょうがです。
えー、薬味なの?と思ったあなたは大正解。
薬膳的には体を温めることで発汗を促し
汗で水分を散らして外に出す働きがあります。
水分の排泄って、トイレで…と思いがちだけど
カラダの湿気分の排泄は、尿だけにあらず、です。
子供は薬味嫌いな子が多いですが
薬味を使わずとも勝手に汗かいて
上手に水分代謝をしているので
必要ないからとも言えますね。
でも、大人は薬味を上手に活用しましょう。
そして、梅雨が明けて夏本番を迎えてからも
引き続き活用したいのが薬味なのです。
今回の茗荷はもちろん生姜、ネギなどの薬味は
温める力があります。それを利用して
カラダの体表から汗で水分を散らす訳ですが
今はクーラーで
カラダも冷えやすいし、
冷蔵庫があるので野菜も冷えた状態で
食べることが増えています。
なので、そもそも熱をさます夏野菜を
冷蔵庫から出したてキンキンの状態で食べると
カラダが冷えすぎる危険性があります。
これは冷たい飲み物だったり
冷ややっこなどでも同じこと。
もともと冷ややっこにはおろし生姜が
付き物ですが、これも豆腐で体を
冷やし過ぎない先人の知恵ですね。
可能なら、夏場は特に食事をした後
額に小汗が滲むぐらいが
ちょうどいいと言われています。
みょうがのお味噌汁の紹介記事はこちら
「子供は薬味嫌い」と言われる
幕内英夫氏のおもしろ本の紹介記事はこちら
喜びと感謝