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tablaboyの道日記

祈りによる世界平和運動、祈り研究をライフワークとし、音楽、散歩が趣味です。音楽に関する記事、スピリチュアリティーに関する記事、祈りに関する記事、随時アップしてゆきますので、楽しんでください(^^♪ 世界人類が平和でありますように

Pt Suresh Samant(パンディット・スレッシュ・サマント)
インド、マハラシュトラ州プーナ在住、61歳

タブラという楽器は、師匠がいないととても進歩してゆけないので、タブラを習う人は、誰に師事するかが、とても大きなポイントになると思います。
私の場合は、プーナにご縁がありましたので、その近くで、一番実績のある、人望の篤い人、と思っていましたので、近くに住んでいた兄弟弟子のスワパン・グルダス(兄弟弟子といっても、もう20年以上も先生について習っているので、師匠みたいなもんですが)さんに、いろいろ聞いて、彼の師であるサマント先生を紹介してくれたのでした。
はじめて会って見ると、とても人のよさそうな、庶民的な、気さくな感じで、車団吉さんのような感じでした。
そしてお弟子さんが老若男女たくさんいて、5歳くらいから70歳くらいまで、たぶん今現在で50人はいると思います。
みんな、もう2、3年でとてもうまくなってゆきます。
先生は、タブラに関しては、お父さん(G L Samant)から習ったのですが、お父さんはとても研究熱心で、タブラの流派をいろいろ研究して、それに独自の発想を加えて、ラクノウ、デリー、ファルカバッド、バラナシ、プロバツ、パンジャブの6つの流派を自分のものにして、生徒さんたちに教え、また息子たち(兄 ラメッシュ・サマント、弟 スレッシュ・サマント)に教えました。

そして、サムタ・プラサッドというタブラの巨匠と晩年、親交が深くなり、自分もレッスンを受け、息子さんたちもまた、彼から手ほどきを受け、そのすばらしい演奏スタイルをいつしか自分の理想の演奏とするようになったということです。
先生は、タブラの演奏家としてではなく、弟子を育てることを自分の使命と感じているようで、そのすばらしい功績は、ザキールさん、アニンドさんはじめ、多くのインド古典音楽家、舞踊家、タブラアーティストが認めるところです。
61歳のお祝いには、多くの有能な弟子を育てた功績をたたえる祝電が、数多く寄せられました。
また、ムンバイとプーナは近いので、お父さんの代から、亡くなられたパンジャブ流派のアララカさんや、息子さんのザキールさん、ファゼルクレシさんともとても親交が厚かったようで、家族ぐるみのお付き合いをしていたようです。

   先生のお父さん



samant先生
tablaboyの道日記-samantji

samant先生とanindo師
tablaboyの道日記-anindo


Allarakha夫妻と先生
tablaboyの道日記-allarakha


先生のお父さんのG.L Samantji
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Zakir師と先生のお兄さんのRamesh Samantji
tablaboyの道日記-ramesh&zakir

サマント先生は、ここプーナにタブラ教室を開いて、お父さんの代からだが、約80年になる。

その間、弟子が8000人、先生の代からだと約2800人育てたそうだ。

弟子たちの発表会で、タブラソロのできる弟子が75人そろって演奏したのは、今でも記録だそうだ。

そのうちの一人の演奏を

テープで聞いたが、もう信じられないくらいうまい。

りズムそのものになっている。

ある日、教室で、その日弟子入りした8歳の男の子と一緒に練習することになり、先生の前に、男の子が正座して、先生が男の子の指を一つ一つ取って「Dha Dhin Dheen Dha」とタブラを叩く場所を教えているのを見て、もうほほえましくて、なんともいえなかった。

みんな大体8歳くらいからタブラをはじめるらしい。

それが2年、3年すると、めちゃくちゃうまくなり、12歳くらいでタブラのソロコンサートができるくらいすばらしい演奏になる。

実際に、弟子たちを見てびっくりするぐらいうまいのだ。
私よりもはるかに吸収する力、進歩がはやい。
それを見ると、音楽と語学はできるだけ早い時期に基礎を作るほうがいい、ということをつくづく感じるのだった。

先生は、「中学卒業したら、ぜひここにタブラを習いに来てください。いつでも歓迎です。3年ですばらしい演奏ができるようになる」といっている。

みんなが高校にいっている間に、プロの演奏家になることができるほどの実力を身につけることができると思う。ただし、一日5時間、6時間の練習はあたりまえなのだ。

私といえば、ひたすらマイペースで、じっくり自分の弱点を克服する練習をしているところだ。



tablaboyの道日記-deshi

インドは、戦前の日本のような道徳観念で、結婚前の男女が手をつないで歩いたり、デートをしたりというのは、いまだに禁じられているそうです。
だから、結婚相手を選ぶときは、お見合いか、紹介のような感じで、親同士が話し合い、条件をいろいろ確認して、後は本人が気に入ればOKという感じだそうです。
ということは、本人たち同士がほとんど接触のない、相手の性格や本質的なことをわからないで、婚約して、それからデートということになるそうです。
大変ですねー、女性も男性も選ぶ自由が、日本と比べて、はるかに少ないし、「恋愛はない」といってもいいくらいでしょう。

ただ、結婚してみて、「違ったー!!」という場合、今度は離婚するのも大変なことらしいです。

やはり、世間の目は非常に厳しく、親もとても肩身の狭い思いすることになるそうです。
日本の皆さんは、とても幸せですね。

インド人の女友達の同僚が結婚するというので、誘われて出席した。
厳かで、華やかで、家族的で、とても和やかなものだった。
人間はどこの人も同じなんだなーと感じる。
ライスシャワーでお祝いし、神様の前で愛を誓い合う。
インドは広いので、それぞれの地方でまた独特のやり方があるそうだ。
今回はマハラシュトラ州の一般的な結婚式だそうだ。
お祝いの料理をいただき、新郎新婦の幸せを祈りながら席を後にした。


tablaboyの道日記-kekkon


tablaboyの道日記-satoukibi



街のいたるところに、サトウキビジュース屋さんがある。
コップいっぱい4ルピー、約11円。
これが絶妙にうまい。
サトウキビの自然な甘さと、中にライムを搾ってあり、氷が入っている。
色は悪いが、味はサイコーです。
日本で売れば繁盛まちがいなしだ。

今日、師匠の家で、ヴィシャナウ君の12歳のときのビデオを見せてもらった。
指先まではっきり見える。友人がプライベートで、会場で撮影したものだという。
一般には見れない。
今、14歳だ。
いやー、もう笑うしかない。その完成度、その正確さ、その速さ・・もうすべてが大成している。
12歳で・・努力らしいこともしていないという。

一日何時間も、タブラに集中して、必死に身に着けたものでもない。

自然に、内もようしにタブラがたたける。
それも何の苦もなく、楽々と、しかも貫禄さえみせながら、平然とコンサートで、最高の演奏できる。

もう大天才としかいいようがない。
何生にもわたってタブラを研鑽してきた結果、こういう生まれ方をしている。

そうとしか考えられないのだ。私の師匠は、Rimpa以上だ、神から与えられし才能だ、といっている。

わたしもそう思う。
人間は、生まれ変わり死に変わり、あらゆる努力が今実を結んでいる。
過去世というものを考えないで、今生はありえないのだ。
すべては過去世からやってきたものの結果なのだ。
だから一瞬たりともおろそかにせず、才能を磨き、心を磨くことが、本人の充実した人生につながる。

誰のせいでもない。

みんな過去世の自分のせいなのだ。
あそこまでにいたるには、私の場合だと、あと2万年はかかりそうな感じだ。
それほどのvaishnav君の演奏がすごいのだ。
 


tablaboyの道日記-vishanah

 

「Yashwant Vaishnav」でyoutube内で検索すると見れます。



 

インドの女の子、今は20歳で立派な女性ですが、9歳ころには、プロのタブラ奏者顔負けのすばらしい演奏をし、まさに「天才」にふさわしい演奏をしています。
過去世からタブラを極めてきた魂だ、と思います。
rimpa tabla でyoutubeを検索するとたくさんヒットしますので、見てみてください。

週に3回、先生の自宅でレッスンを受けているが、毎回違う「カイダ」という練習曲のような楽曲を教えてくださるのだが、それを練習して自分のものにするのが、これ大変なのだ。まあ、経験した人間しかわからないでしょうが、一応書いておこう。
タブラで一番大事なのは、一つ一つの音が、クリアーで濁りがないこと。

Ta、Tirikida、Tit、Teen・・これらがどんなはやいテンポになっても、聞いていて、はっきり分かる、というのが、絶対条件なのだ。
はやい曲になると、一秒に20回近く叩くことになる。
DhaTirikidataka Tirikida Dha Tirikidataka Tirikida Dha Tirikidataka・・という具合だ。
見ていると、人間の指とは思えない。

扇風機の羽のように規則正しく、コントロールされて、音もはっきり聞こえる。

訓練の極致というか、人間の能力の凄さというか、とにかくある一定の法則にしたがって、訓練し続けた結果、そういうことができるようになるのだ。

指も手も腕も、すべて柔軟で無駄のない筋肉と統制された動き、まったく隙のない動き・・。
タブラは音の芸術でもあり、リズムの芸術でもあり、指の芸術でもあるのだ。

こちらに来て、もう一ヶ月がたとうとしている。
その間、兄弟弟子の人たちの演奏を聴き、またプロの演奏家の演奏を聞き、いやー、とても深い深い、日本の波動界にはない、マインドの形態なんですね。
リズムの宇宙を極めてきた文化が、このインドにはあります。
ラーガ、ターラ、ラヤ・・。
いろいろ詳しく書きたいのですが、書いても分からないだろうな、と思うと「やめとこう」となります。
 一つの音を出すのでも、1年間毎日1時間練習(ただし正確に音を意識して出す)した人と一日おきに1時間練習した人では、まったく違う音が出てきます。
そういうのを実際に聞いてみると、「いやー、死ぬまで、死んでからも修行だなー」と、いう思いがわいてきます。

限がないのです。
音楽は、楽しけりゃいいじゃん、といいますが、『音道』なんですね。
音を通じて人間を完成させる、あるいは音を極めることで、音と一つになって、自我がなくなってします。

うーん、やはりそういうところに行くんだと思います。
もう職業とか、生活とか、楽しみとか、そういう次元じゃない世界があるのでしょう。

まあ、毎日、師匠に、癖を矯正させられ、基本の音をだしながら、そんなことを思っています。

こちらのネットは、5年まえの日本と同じレベルで、2Mが最高のスピードだと思う。
まあ、日本で慣れている人は、いらいらするでしょうね。
おまけに、停電が多い。

6ヶ月前払い契約で、12000円くらいでつなぐことができる。

こちらに来る人の参考になるかな?