サマント先生は、ここプーナにタブラ教室を開いて、お父さんの代からだが、約80年になる。
その間、弟子が8000人、先生の代からだと約2800人育てたそうだ。
弟子たちの発表会で、タブラソロのできる弟子が75人そろって演奏したのは、今でも記録だそうだ。
そのうちの一人の演奏を
テープで聞いたが、もう信じられないくらいうまい。
りズムそのものになっている。
ある日、教室で、その日弟子入りした8歳の男の子と一緒に練習することになり、先生の前に、男の子が正座して、先生が男の子の指を一つ一つ取って「Dha Dhin Dheen Dha」とタブラを叩く場所を教えているのを見て、もうほほえましくて、なんともいえなかった。
みんな大体8歳くらいからタブラをはじめるらしい。
それが2年、3年すると、めちゃくちゃうまくなり、12歳くらいでタブラのソロコンサートができるくらいすばらしい演奏になる。
実際に、弟子たちを見てびっくりするぐらいうまいのだ。
私よりもはるかに吸収する力、進歩がはやい。
それを見ると、音楽と語学はできるだけ早い時期に基礎を作るほうがいい、ということをつくづく感じるのだった。
先生は、「中学卒業したら、ぜひここにタブラを習いに来てください。いつでも歓迎です。3年ですばらしい演奏ができるようになる」といっている。
みんなが高校にいっている間に、プロの演奏家になることができるほどの実力を身につけることができると思う。ただし、一日5時間、6時間の練習はあたりまえなのだ。
私といえば、ひたすらマイペースで、じっくり自分の弱点を克服する練習をしているところだ。
