今日はビョークの話をしたいと思います。


『今更ビョーク?』って思うかもしれないけど、

最近久し振りに聴いたらとても良かったです。

良いものはやっぱり良いんです。


私はビョークが大好きです。

先日、ジミヘンの話を書きましたが、

一時は彼と同じ位好きでした。

リミックスやブートのCDも買い集め、

気が付けば、彼女のCDだけで

60枚位持ってます。

ひかないで下さいね。


実は私、昔はビョークって苦手だったんです。

あの声がダメだったんです。

しかし、3枚目のアルバム『Homogenic』で

大好きになり、↑にも書いた通り、ハマっていきました。


しかし、5枚目の『Medulla』でさめてしまいました。

それ以降も聴きましたが、何だかイマイチです。

それでも『Homogenic』、『Vespertine』は最強です。


彼女が一般的に有名になったのは、

恐らく主演映画『ダンサーインザダーク』でしょう。

あの映画は賛否両論ですが、個人的にはダメでした。

特にラストシーンは興醒めです。

ムナクソ悪いったらありゃしない。

エンディングロールで、周りのお客さんの

すすり泣く声が聞こえて『は?』って感じでした。

この映画の監督のラース・フォントリア自体苦手なんです。

身体障害者を用いてお涙頂戴的なのがどうも・・・。

いやそれより何よりあのラストシーンですね。

わざわざ使う必要が無いと思います。

心臓に悪いし、後味も最悪。


でも、あの映画のサントラ好きです。

マークベルの絶妙なバックトラックが映えます。

あの映画はビョークのPVだと割り切って観るには悪くないかも。


今日のオススメの一枚は先に挙げときます。

もちろんビョークの『Vespertine』です。

アルバム一枚が一つの物語になっている

とても質の高い作品です。

ビョークの歌声もさることながら、

毎度のマーク・ベル、マシューハーバート、マトモス等、

トラック陣も超豪華です。


2001年と少し前の作品になりますが、

今でも全然色褪せる事はありません。

冬の雰囲気のする作品なので、

これからの時期に特にオススメです。

温かいココアを飲みながら聴きたい一枚です!

是非聴いてみて下さい!


ではでは










皆さんは、どんな本を読まれるのでしょうか?


私は先日も書きましたが、アメリカ文学をよく読みます。

前回はジョン・アーヴィングを紹介しましたが、

今回は皆さんにも馴染みのあるであろう、

『村上春樹』さんについて書いてみようと思います。


村上春樹さんの作品で最初に読んだのは、処女作『風の歌を聴け』でした。

その後、偶然にも発表された順に読んでいきました。

一応順に挙げていくと、

・風の歌を聴け 

・1973年のピンボール

・羊をめぐる冒険

・世界の終わりとハードボイルド・ワールドランド

・ノルウェイの森

・ダンス・ダンス・ダンス

・国境の南、太陽の西

・ねじまき鳥クロニクル

・スプートニクの恋人

・海辺のカフカ

といった感じです。


『風の歌を聴け』を初めて読んだ時、実に心地の良い文章を書く人だなと思いました。

続く、3部作『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』と益々洗練されていきました。

続く『世界の終わりとハードボイルド・ワールドランド』でガラっと作風が変わりました。

何だか暗いエグイ感じになりました。まあそれでも読みました。

しかし、『ノルウェイの森』で更にくらーくなり『?』と思いました。

正直何であんなに売れたのか分かりません。

日本人ってああいうドロドロしたのが好きなのかな?

続く『ダンス・ダンス・ダンス』も似たようなトーンだったが幾分変化した。

『国境の南』はすんません、読んだけどあんまり覚えていないや。

今、少しページをめくったけど、記憶の断片しか残っていない。

『ねじまき鳥のクロニクル』 これは、かなり読ませる作品です。

内容ははっきり言って好きではないけれど、さすが村上!と思わせる、

ストーリー展開です。彼のストーリーテラーとしての才能は、

この作品に一番現れてるかも。

『スプートニクの恋人』、『海辺のカフカ』 これらは正直ひどいです。

特に『海辺のカフカ』。何が言いたいのか全く分からない。

皮肉にもこれでカフカ賞を取ったんだから本人はどう思っているんでしょう?

この次に『アフターダーク』というのを発表しているんだけど、

『海辺のカフカ』があまりにもひどかったんで読んでません。


↑を読み返してみると、かなり否定的な言葉が多いけど、

村上さんの作品、特に初期の作品は結構好きなんですよ。本当に。

どうも後期の作品が私にはダメです。

恐らく、私は彼の人間性があまり好きではないんだと思う。

中期から後期にかけて、彼のメッセージがどんどん込められていて、

それが私には合わないんではないかと思う。


しかしさすがに人気作家だけあって、文章力は超一流です。

読んでて本当に気持ちが良いです。しつこいですが特に初期は。

異色ですが、『ねじまき鳥クロニクル』も面白いですよ。

あれだけ読ませる作品も珍しい。ただ読み終わった後の

後味はあまりよろしくありませんが。


皆さんとは感想が違うかもしれませんが、私にとっての村上春樹さんは

こんな感じです。

『いや違う!』って人、是非是非コメント下さい!


最後に今日のオススメの一冊です。

村上春樹さんの『羊をめぐる冒険』です。

かなりバランスの良い作品です。

心地の良い文章はそのままに、ストーリー展開も面白いです。


ではでは。



今日はジミヘンの話です。


『アーティストの中で誰が一番好き?』って聞かれたら、少し考えるけど

きっと、『ジミヘン』と答えます。


ジミヘンは13歳の時に初めて聴いて以来、ずっと私のスーパースターです。

多くのアメリカ人のキッズがそうであるように、私も彼のライブをTVで観てギターを始めました。

世界三大ギターリストとしてジェフベック、エリッククラプトンと並べられているけれど、私からしたら、彼は別格です。

お二方には申し訳無いけれど、住む世界が違うんです。

ジミヘンはギターを弾いているのではなく、歌っているんです。

ギターはあくまで道具。そう思わせたのは彼だけです。


よくジミヘンと言うと、ギターを壊したり、火をつけたりと、そのパフォーマンスが取り上げられる事多いけど、とても残念です。

結果的には、そういったパフォーマンスが彼をより有名にさせたけど、

すごいのはあくまで彼の発する音です。

ギターテクニックも私にとってはあまり関係ないのです。

もう一度言いますが、すごいのは彼が発する音です。

例えばスティーヴィ・レイボーンが彼のカバーをしているけれど、

足元にも及んでません。テクニックは近い域に達していると思うけど全然です。


では何が違うんでしょう?

即答してしまいますが、音の奥に潜む力だと思います。

超一流のミュージシャンの演奏となると、音を聴くだけで誰が弾いているか分かるようになります。

例えば、JAZZなんかだと、有名になる前に色んなアーティストのバックバンドとして

演奏している事が多く、レコ屋でレコードを探していると、店内でかかっている曲に

『あれ?』っと思う事が結構あります。

よく行っていたレコ屋の店員さんとは仲が良かったので、『これって○○が参加してる?』って聞くと、たいがい当たります。

でもこの場合、プレイスタイル(音の選び方)が影響している事が多く、

突き詰めていけば、音そのものではないのかなと思います。

恐らくジミヘンだったら、一つの音を弾いても分かるような気がします。

その位、彼の発する音には力があるんです。


私が彼の曲の中で好きな曲に『Red House』という曲があります。

中でも『Live At The Isle Of Wight』というライブDVDの中で弾いているその曲は圧巻です。

とにかくすごいの一言です。

あと、3枚目のオリジナルアルバムの『Electric Ladyland』の4曲目の『Voodoo Chile』のスタジオ音源もきてます。

興味のある方、是非聴いてみて下さい。絶対損はさせません。


すごい残念なのは彼がたった28歳の若さで死んでしまったこと。

あくまで噂に過ぎないけれど、死ぬ直前にマイルスとのセッションが予定されていたとの事。

もしそれが実現していたら、今の音楽が変わっていたと言っても過言ではないと思う。

更にはもっと彼が長生きして、より多くの作品を残していれば・・・と夢は尽きません。


私の貧弱な文章では彼の良さはこれっぽっちも伝わらないかと思うので、

このへんで止めときます。

とにかく聴いてみて下さい。

昔のロックは・・・とか、うるさいんじゃない?と思ってる人、とにかく聴いてみて下さい。

そこには一人の天才が命を削って作った珠玉の名曲がぎっしりと詰まってます。


今日のオススメの一枚ですが、ジミヘンの『Blues』です。

オリジナルアルバムではないですが、彼の魅力がたっぷり詰まった一枚です。

是非聴いてみて下さい!


ではでは




今日は本の話をしてみたいと思います。


世の中には実にたくさんの本があります。

怪しい占いの本もあれば、難しい専門書もあり、

エロ本もあり、何の為か(誰が読むのか)全く分からない本もあります。

本屋でそんな訳の分からない本を読んでみるのも中々楽しいですよ。


エロ本と言えば、微笑ましい話があります。

私は以前古本屋でバイトをしていたのですが、店の一角に中古のエロ本のコーナーがあり、大体はおじさんたちが時間つぶしに立ち読みをしてるんだけど、たまに中学生位の男の子が、周りを気にしながらコソコソと読んでいます。

そして気に入ったらしい本を片手に店を何回も回り、意を決してレジにやってきます。

その時の男の子達はきまって、何でもないような感じを装い、赤くなった顔を横に向けながら、代金丁度の小銭を差し出し、一秒でも早く店を出たいといった雰囲気でとてもかわいらしいです。

私は少しSなのかもしれないのだけれど、そんな時ちょっといじめてやりたいと思ってしまうんです。

その店では、会計時に本のジャンル(例えば少年コミックとか小説だとか)を言いながら金額や、本の点数を読み上げるルールがあって、そんなかわいらしい少年が来た時に、私はわざと『アダルト1点』といつもより大きめな声で読み上げてました。

少年達の顔はますます赤くなり、いよいよたまらんといった感じになります。

今の少年達はネットでいとも簡単に見れるんだから、そんな葛藤は知らないんでしょうね。


話がそれてしまいましたが、私は小説を読むのがとても好きです。

ライフワークの一つですね。

前回書いた、好きな音楽を聴きながら本を読むというのが、

お気に入りの休日の過ごし方です。

本というのはあのわずかなスペースに作家の作り上げた世界が広がっていて、

その世界に入り込めるというのが一番の魅力ですかね。

登場人物を通して、ヴァーチャルではあるけれど彼らの人生を一緒に生きる。

その世界は本でなければ決して経験できるものではないし、

作家が頭を悩ませ吹き込んだ命あるその世界はとても感動的です。


さて、数ある作品の中でも私は特にアメリカ文学が好きです。

書棚にある本の背表紙はアメリカ人の代表的な名前を、ほとんど網羅してます。

アメリカという国自体は、正直言うとあまり好きではないのだけれど、

彼らが生み出した作品(小説はもちろん、映画や音楽、アートなど)は、

実に良くできています。

そしてそんな作品を通してアメリカに興味を持ち、私はNYに渡りました。

この時の話はまたいつかしますが、実にエキサイティングな毎日でした。


アメリカのすごさって、何かを徹底的にやりつくしてしまうところです。

それが良い方に働くと、とてもすごいものが生まれます。

悪い方に働くと、世界は混乱に飲み込まれてしまうのだけれど・・・。


さて、今日のオススメの一冊です。

ジョン・アーヴィングの『熊を放つ』です。

これは彼の処女長編作品です。

彼は他にも名作と呼ばれる作品を多く書いているけれど、

私はこの作品が一番好きです。

何と言うか、作品全体から放たれている気合がビシビシ伝わってきます。

それが処女作ならではの良さなのかと思います。

いわゆる初期衝動というものでしょうか。

ラストシーンは泣けます。

超オススメです。是非読んで下さい!


ではでは








まだまだ慣れない第2回目のブログです。


今日は大好きな音楽の話をしてみたいと思います。


よくクラブとかで、初対面の友達の友達(ややこしい)と踊って、

一息つこうとカウンターで一緒にお酒を飲んでいて、友達がトイレに入ったりして

その友達の友達(ややこしい)と、ふと二人きりになった時に、こんな質問をよくされます。

『どんな音楽が好き?』

この質問ってものすごく答えづらいものです。皆さんも経験ありませんか?

私は嫌いな音楽って基本的にないんです。

民俗音楽も聴けば、現代音楽も聴き、ジャズも聴けばテクノも聴く。

もちろんその中でも特に好きなアーティストであったり、アルバムはあるんだけれど、

特定のジャンルっていうのがないから、実に困ってしまうんです。

そんな時は大体その時クラブで流れてたジャンルの中で好きなアーティストや、

好き嫌いのない無難なアーティスト(例えばクラブだとエイフェックスとか)を挙げてしまいます。


クラブでならそんな感じであたりさわりなく、うまく乗り切れるのだけれど、

これがカフェや公園だったりすると話は別です。

その人の服装とか感じをよく見極めたりしながら何とか答えてその場をやり過ごす事もあるんだけど、

結構な割合でババを引いてしまいます。

そのアーティスト名が口から放たれた瞬間に一瞬空気が固まったりします。

何で星の数ほどいるアーティストの中で、よりによってそんな人を出してしまったんだろうと後悔します。


つまり、好きな音楽って見た目だけでは判断しづらいんです。

すごいおとなしそうな人がニルヴァーナを聴いていたり、派手目な人がベルアンドセバスチャンを聴いていたり、

実にまちまちです。

ちなみに、おとなしそうな人がニルヴァーナを聴いている事って結構多いです。

普段抱えてるものを、そこで解消してるんですかねえ。


話が少しそれてしまったので、元に戻りますが、私が好きなアーティストを少し挙げてみようと思います。

思い付いた順に、ジミヘン、ビョーク、ジムオルーク、ハーバート、スティーブライヒ、ザキールフセイン、

ビルエヴァンス、ゴッドスピードユーブラックエンペラー・・・。ああ、キリがないのでここら辺にしておきます。

どれもその世界では神様ですね。


私は自分でも楽器を弾いているので、彼らの曲を聴く度に『どうしたらこんな音が舞い降りてくるんだろう?』

と感心すると同時に、自分のふがいなさにやるせない気持ちになったりします。

そもそものところ、彼らと自分を比較すること自体おこがましく間違っているんだけど、

折角音楽をやっている以上、彼らと同じ土俵に立ってみたいと思ってしまい、悲しい気持ちになります。

音楽をやっていると言っても、昔はNYに渡ってマジでプロを目指してた時もあったけど、

今は普通の社会人で、家に帰ってからすこーしだけ楽器を触る程度です。


ここで、オススメの一枚を挙げたいと思います。

記念すべき第一回目は、Gastr del Sol の『Camoufleur』です。

http://www.amazon.co.jp/Camoufleur-Gastr-del-Sol/dp/B0000060MI

このアルバムは最強です。

コアな音楽ファンにも、ポップソングが好きな方にも自信を持ってオススメします。

すごいポップだけれど、奥が深くて、聴く度に新しい発見があります。


いやいや、好きな音楽の話という事もあって、実に長い退屈な文章になってしまいました。

すんません。


これから、毎回音楽の話題の時はオススメの一枚を、本の時はオススメの一冊を挙げていきたいと思います。

よければ↑のアルバムも是非聴いてみて下さい。


ではでは