今日はジミヘンの話です。
『アーティストの中で誰が一番好き?』って聞かれたら、少し考えるけど
きっと、『ジミヘン』と答えます。
ジミヘンは13歳の時に初めて聴いて以来、ずっと私のスーパースターです。
多くのアメリカ人のキッズがそうであるように、私も彼のライブをTVで観てギターを始めました。
世界三大ギターリストとしてジェフベック、エリッククラプトンと並べられているけれど、私からしたら、彼は別格です。
お二方には申し訳無いけれど、住む世界が違うんです。
ジミヘンはギターを弾いているのではなく、歌っているんです。
ギターはあくまで道具。そう思わせたのは彼だけです。
よくジミヘンと言うと、ギターを壊したり、火をつけたりと、そのパフォーマンスが取り上げられる事多いけど、とても残念です。
結果的には、そういったパフォーマンスが彼をより有名にさせたけど、
すごいのはあくまで彼の発する音です。
ギターテクニックも私にとってはあまり関係ないのです。
もう一度言いますが、すごいのは彼が発する音です。
例えばスティーヴィ・レイボーンが彼のカバーをしているけれど、
足元にも及んでません。テクニックは近い域に達していると思うけど全然です。
では何が違うんでしょう?
即答してしまいますが、音の奥に潜む力だと思います。
超一流のミュージシャンの演奏となると、音を聴くだけで誰が弾いているか分かるようになります。
例えば、JAZZなんかだと、有名になる前に色んなアーティストのバックバンドとして
演奏している事が多く、レコ屋でレコードを探していると、店内でかかっている曲に
『あれ?』っと思う事が結構あります。
よく行っていたレコ屋の店員さんとは仲が良かったので、『これって○○が参加してる?』って聞くと、たいがい当たります。
でもこの場合、プレイスタイル(音の選び方)が影響している事が多く、
突き詰めていけば、音そのものではないのかなと思います。
恐らくジミヘンだったら、一つの音を弾いても分かるような気がします。
その位、彼の発する音には力があるんです。
私が彼の曲の中で好きな曲に『Red House』という曲があります。
中でも『Live At The Isle Of Wight』というライブDVDの中で弾いているその曲は圧巻です。
とにかくすごいの一言です。
あと、3枚目のオリジナルアルバムの『Electric Ladyland』の4曲目の『Voodoo Chile』のスタジオ音源もきてます。
興味のある方、是非聴いてみて下さい。絶対損はさせません。
すごい残念なのは彼がたった28歳の若さで死んでしまったこと。
あくまで噂に過ぎないけれど、死ぬ直前にマイルスとのセッションが予定されていたとの事。
もしそれが実現していたら、今の音楽が変わっていたと言っても過言ではないと思う。
更にはもっと彼が長生きして、より多くの作品を残していれば・・・と夢は尽きません。
私の貧弱な文章では彼の良さはこれっぽっちも伝わらないかと思うので、
このへんで止めときます。
とにかく聴いてみて下さい。
昔のロックは・・・とか、うるさいんじゃない?と思ってる人、とにかく聴いてみて下さい。
そこには一人の天才が命を削って作った珠玉の名曲がぎっしりと詰まってます。
今日のオススメの一枚ですが、ジミヘンの『Blues』です。
オリジナルアルバムではないですが、彼の魅力がたっぷり詰まった一枚です。
是非聴いてみて下さい!
ではでは