皆さんは、どんな本を読まれるのでしょうか?


私は先日も書きましたが、アメリカ文学をよく読みます。

前回はジョン・アーヴィングを紹介しましたが、

今回は皆さんにも馴染みのあるであろう、

『村上春樹』さんについて書いてみようと思います。


村上春樹さんの作品で最初に読んだのは、処女作『風の歌を聴け』でした。

その後、偶然にも発表された順に読んでいきました。

一応順に挙げていくと、

・風の歌を聴け 

・1973年のピンボール

・羊をめぐる冒険

・世界の終わりとハードボイルド・ワールドランド

・ノルウェイの森

・ダンス・ダンス・ダンス

・国境の南、太陽の西

・ねじまき鳥クロニクル

・スプートニクの恋人

・海辺のカフカ

といった感じです。


『風の歌を聴け』を初めて読んだ時、実に心地の良い文章を書く人だなと思いました。

続く、3部作『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』と益々洗練されていきました。

続く『世界の終わりとハードボイルド・ワールドランド』でガラっと作風が変わりました。

何だか暗いエグイ感じになりました。まあそれでも読みました。

しかし、『ノルウェイの森』で更にくらーくなり『?』と思いました。

正直何であんなに売れたのか分かりません。

日本人ってああいうドロドロしたのが好きなのかな?

続く『ダンス・ダンス・ダンス』も似たようなトーンだったが幾分変化した。

『国境の南』はすんません、読んだけどあんまり覚えていないや。

今、少しページをめくったけど、記憶の断片しか残っていない。

『ねじまき鳥のクロニクル』 これは、かなり読ませる作品です。

内容ははっきり言って好きではないけれど、さすが村上!と思わせる、

ストーリー展開です。彼のストーリーテラーとしての才能は、

この作品に一番現れてるかも。

『スプートニクの恋人』、『海辺のカフカ』 これらは正直ひどいです。

特に『海辺のカフカ』。何が言いたいのか全く分からない。

皮肉にもこれでカフカ賞を取ったんだから本人はどう思っているんでしょう?

この次に『アフターダーク』というのを発表しているんだけど、

『海辺のカフカ』があまりにもひどかったんで読んでません。


↑を読み返してみると、かなり否定的な言葉が多いけど、

村上さんの作品、特に初期の作品は結構好きなんですよ。本当に。

どうも後期の作品が私にはダメです。

恐らく、私は彼の人間性があまり好きではないんだと思う。

中期から後期にかけて、彼のメッセージがどんどん込められていて、

それが私には合わないんではないかと思う。


しかしさすがに人気作家だけあって、文章力は超一流です。

読んでて本当に気持ちが良いです。しつこいですが特に初期は。

異色ですが、『ねじまき鳥クロニクル』も面白いですよ。

あれだけ読ませる作品も珍しい。ただ読み終わった後の

後味はあまりよろしくありませんが。


皆さんとは感想が違うかもしれませんが、私にとっての村上春樹さんは

こんな感じです。

『いや違う!』って人、是非是非コメント下さい!


最後に今日のオススメの一冊です。

村上春樹さんの『羊をめぐる冒険』です。

かなりバランスの良い作品です。

心地の良い文章はそのままに、ストーリー展開も面白いです。


ではでは。