今日はピアノのレッスン日。
久しぶりに秋に小さな発表会が
あるとのことで
どの曲を弾こうかという話しになりました。
昔から大好きな曲を
久しぶりに弾くことになりました。
それで普段あんまり見ない
YouTubeとか見たんですよね。
演奏動画もですが、
曲そのものを解説している動画も
いっぱい出ていますしね。
なんかずーっと見てしまったんですが、
昔から大好きな曲なんで、
思わず惹きこまれました。
私の知らない視点とか
こういう背景があるとか
こういう音階になってるとか
だからこういう弾き方がいいとか
いろいろ、あるんですよね。
そして、あらためていい曲だなーと
思わず「ため息」が出てしまいました。
そしてふと思ったのです。
こうやって、なんでもいいんですが
対象物（この場合だとピアノ曲）に向かって
純粋な興味関心を持つって
いいことだなと。
なんというか、心が落ち着くというか。
でも、そのうちその興味関心が
「逆向き」になるってことないですか？
ライフコーチの小国里恵＠京都です
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つまり、初めは対象となるものに
純粋な矢印が向いていたはずなのに
知らぬ間に
矢印が自分向きに変わっていく。
初めはただそれが好きで関心がある、
だったのに、次第に
それに向き合う自分自身に
目が行き始める。
そして、いつの間にか
それ（対象物）はそっちのけで、
自分しか見えなくなっていく。
・
・
・
それそのものが好きなのか？
それが好きな自分が好きなのか？
これって似て非なるものだなと。
別に「それが好きな自分が好き」でもいいんです。
何も悪いことではないです。
私の例でいくと、
そのピアノ曲そのものも好きだし、
その曲が好きな自分も好きです。
ただ、
その自分を意識し過ぎると
（自分に矢印を向け過ぎると）
本当に見たいものそれそのものが
（聞きたい・感じたい）
見えなくなるんじゃないかと
思うのです。
かえって「自分が肥大」して
向こうにある大事なものが見えない―！
みたいな感じでしょうか。
まさにここで書いてる話はそれでした。
矢印の向き、
自分ばかりに向き過ぎてないか
時々チェックしたいですね。
＊ちなみにコーチングセッションに関して言うと
矢印の向きがコーチのワタシに向いてしまうと
たいがいうまくいきません💦
クライアントさんのテーマに
興味深く向き合うことを意識しています。
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