今日17日は
祇園祭の前祭（さきまつり）
山鉾巡行です。
そして前日の宵山は
歩行者天国になる前に
貴重な映画を観てきました。
どうやら毎年、
この時期にしかやらない
映画だと知りました。
その名も『祇園祭』
1968年の作品。
当時、京都府が
全面バックアップしたそうです。
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会場は京都文化博物館のシアター。
ギリギリかけつけると
けっこう広い客席はほぼ満席。
1968年作。
当時の名だたる俳優さんが勢ぞろいで
驚きました。
ストーリーはほとんど知らずに行ったのですが、
予想に反して
2時間40分というけっこうな大作でした。
舞台は応仁の乱のころ。
京都は荒れ果て、祇園祭が途絶えた頃。
その復活に向けての話しなのですが
背景にある社会の構造や差別、分断、
その克服など描かれ
今の世に通ずるものを感じます。
かなり社会的なメッセージも
込められています。
志村喬さんや
三船敏郎も出演されていたためか
途中「七人の侍」に
ワープしてしまいましたが(;^_^A
調べると、巡行のロケ地は
丸太町通りのかなり西の方とのこと。
小倉山を東山に見立てて、
たくさんのエキストラとともに撮影されたそう。
（たしかにそういう場面があった）
いくつかの鉾（長刀鉾など）は
イチから作られたそうです。
京都府全面バックアップで作られ
当時、洋画系映画館でロードショー上映され
大ヒットしたそうです。
海外でも上映されたとのこと。
ロケ地は私の実家近くかもしれず
父にきいてみると
映画の存在すら
全く知りませんでした(;^_^A
とにかく貴重なものを見せてもらい
いつもとちょっと違う宵山だったのでした。
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