行くところまで行ったら、次のステージがやってくる…「一陽来復」に思う。

先日デパ地下で

久しぶりに目にしたおせんべい。

一陽来福。

これ、お豆さんが入っていて

香ばしくって美味しいんです。

それと「一陽来福」という名前も好きで

前職場を退職するときに

皆さんにお渡しした、

ちょっと思い出のお菓子でもあります。

縁起を担いで

「一陽来福」もあるそうなんですが、

本来は「一陽来復」なんですよね。

意味は、

陰が極まり、陽に転ずる

一陽来復とは「冬が終わり春がくること」｜正しい使い方と類義語を詳しく解説一陽来復とは「冬が終わり春がくること」です。由来は古代中国の書物「易経」から来ています。この記事では、使い方や例文、類義語を3つ紹介します。一陽来復のお守りの意味や効果についても解説するので、気になる方はぜひご一読ください。

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〈一陽来復〉
1 陰暦11月。または、冬至。
2 冬が去り春が来ること。新年が来ること。
3 悪いことが続いたあと、

　ようやく物事がよい方に向かうこと

来復とは「巡り巡る」という意味なんだそうです。

冬至までは確実に夜が長くなっていくものの

その後は確実に陽が長くなっていくという。

つまり、

夜の闇がいちばん極まったところで

陽に転ずるということ。

私自身の体験でもそうだし、

クライアントさんや

いろいろな人の話しを聞いていても

やっぱりそうだなと思うのです。

ライフコーチの小国里恵＠京都です

40代、50代の方が

《自分ともう一度生きていこう》と

思っていただけるようサポートしています

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◆上記画像に込められたもの

私たちの人生が大きく「転換」するときや

「分岐点」やグッと「折り返す」時って

なんというか

「あー、ここが行き止まりか…」というような

ある意味、「あきらめ」みたいなものを

感じた時じゃないかと思うのです。

もがいて、もがいて

いろんなことをやってみたけれど、

あー、もう仕方ないか、

ここまでか…と思ったときに

肩のチカラが抜けるというか、

肩の荷がおりるみたいな

ある種、「世界の見方」が変わり

フラットな感覚になるのではないでしょうか。

そういえば、いま、

朝ドラ出演中の俳優、

岡部たかしさん（この人好きなんです！）も

この前、情熱大陸で

「売れることをあきらめた時から売れ出した」

と言われてました。

「八月の御所グラウンド」で

直木賞受賞の万城目学さんも

自分の小説手法（純文学）に

ずっとこだわっていたけど

あきらめてエンタメに振り切った時から

世に出ることができたそうです。

「抵抗」から「降参」へ、のような。

たとえばこの話しもそうだと思います。

自己否定をやめられない自分を

「否定するのをあきらめた」人の話しです。

↓↓

『否定する自分を否定しないという、強さ。』『自己肯定感のはなし。』今日のブログは心してお読みください。何故なら… あっという間に終わりますから～(笑) こん…

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先日参加したセミナーで、ある方が
自らの経験をお話ししてくださいました。

その方は、自分で自分を否定し続け

そのしんどくてたまらない状態を指して
「まるでブラックホールにいるみたい」

だと言われていました。

「ブラックホール」
もう抗えない状態です。
自己否定というすごい「磁場」に

吸い寄せられる。

それを経て、いまは
「自己理解」の旅路の途中だそうです。

印象に残ることを
たくさん教えていただきました。

中でも印象的だったのは、
自己を否定して否定して
たどり着いたのは「沼の底」、
でもそれはある意味、
「山の頂き」と同じだと言われたことです。

よく言いますよね。
「山の頂上でしか見られない景色がある」と。
「登った者にしかわからないものがある」と。

つまり「山の頂き」同様、
沼の底にたどり着いたとき、
「沼の底でしか見られない景色もあるのでは？」
そんな風に思われたそうです。

沼の底にたどり着いた自分が
「そこで知ることができるのは何なのか？」
そんな気持ちになったのだそうです。

それはあることを
「あきらめた」瞬間でもあった・・・。

「自己否定をやめられない

自分を否定する」のをあきらめた。
もうそこで抵抗することを
あきらめた。

（中略）

最後に言われていた言葉がまた印象的でした。

「自己否定をやめようと思うと、

遠のくんです。」

無理に追いかけると、

また向こうへ行ってしまうんですね。

自己を否定する自分を、さらに否定しない。