釜山の繁華街である南浦洞に位置する「元山麺屋」は朝鮮戦争が終結した1953年創業と歴史のあるお店です。
北朝鮮の咸鏡道出身の女性オーナーが始めたお店で、店名はオーナーの故郷である咸興道・元山から付けられ
ました。元山麺屋では平壌式の水冷麺と咸興式のビビン冷麺(汁なし)の2種類を味わうことができます。
お店は1階のテーブル席、2階の座敷からなり、2階は夏季や団体客の来店時のみオープンします。
こちらはひとり客も多く、ひとりでも入りやすい雰囲気で
(2018年5月撮影)
お店の外観から、高級店のような雰囲気が漂ってきますが、ひとり客も多く、お一人様でも入りやすい雰囲気と
なっています。建物の表には1953年創業の表示もされています。テレビにもよく取り上げられるお店は、釜山では
知らない人がいない平壌冷麺の名店となっています。
元山麺屋 원산면옥 の場所です。
地下鉄1号線南浦駅から徒歩5分程の場所にあります。
(2018年5月撮影)
平壌冷麺は11万ウォンとなっています。釜山の大衆冷麺:ミルミョンと比較するとその価格は2倍となっています。
このお店は注文時に会計を済ます前払いシステムなので初めて行かれる方は少し躊躇われるかもしれません。
注文した直後、店員さんが何か言って来たら、お支払いをお願いされていると思って下さい。
(2018年5月撮影)
こちらが元山麺屋の平壌冷麺です。コンソメスープのような黄金色のスープは、牛肉、豚肉、鶏肉、10種類以上の
野菜など、多彩な材料を数時間煮込んで作られた至高のスープです。野菜のうまみと肉のコクが感じられる上品な
味わいとなっています。麺も自家製で、冷麺の種類によって蕎麦粉やさつまいもなどの材料を変えるなどしており、
こだわり抜いた一品となっています。こちらの平壌冷麺は蕎麦粉とさつまいもで造った麺が使われており、蕎麦の
香ばしさがおいしくツルンとしたのど越しが特徴です。麺の上には茹で豚肉、大根、キュウリ、梨がのっており、
きざみネギが味を引き締めます。
70年近くの歴史を誇り、釜山市民に愛され続ける元山冷麺。釜山訪問の際は一度は立ち寄りたいお店です。
ただし、夏場の食事時に訪れる際は行列覚悟のお店となっていますので、覚悟が必要です。
以上、釜山の平壌冷麺の老舗:元山麺屋のご紹介でした。
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