タバタ歯科クリニック院長の田幡です。

 

先日、僕が以前勤めていた医院が所属するO.B.Fというグループがデンタルバルーンと口腔育成のセミナーを開催したので、スタッフとともに参加してきました!

 

デンタルバルーンとは、歯医者さんが苦手なお子さんがバルーンアートを見たり触れたりすることで心が和み、歯医者さんに対する恐怖心をなくしコミュニケーションの質を向上させるために誕生したバルーンアートです。

 

 

実際に歯医者さんのスタッフが歯医者さんの器具を使用してバルーンアートを作ります。

作ったバルーンアートは患者さんにお土産として持って帰ってもらいます。

今回のセミナーはデンタルバルーンの基本的な作り方や活用の仕方を教えてもらいました!

 

↑僕が作った犬です。首が長め...

 

↑スタッフが作った犬です。

 

↑真ん中が僕が作ったウサギです。横がスタッフが作ったウサギです。上向いたり下向いたり個性がでてますね。

 

実際に、昨日に初めて歯医者さんにくるというお子さんが当院に来られて、診療チェアーに座るまでは元気だったのですが、診療チェアーに座ったとたん泣き出してしまいお口の中をみせて才くれませんでした。

そこでスタッフがデンタルバルーンでウサギを一緒にその子と作ってそのウサギで遊んであげると、すぐに泣き止んで簡単にお口の中をみせてくれました!

子供からすれば始めてくる場所で何をされるかわからないということはすごい怖いことだと思います。

それを少しでも緩和できるように、当院では診療室内にキッズスペースも設けています!

 

デンタルバルーンにもし興味がある方は、スタッフまでお気軽に声をかけてくださいね!

 

 

タバタ歯科クリニック

田幡 元

タバタ歯科クリニック院長の田幡です。

 

先日、京都で行われていた日本歯科保存学会2018年度秋季学術大会に参加してきました!

 

歯科保存学会とは歯を残すための、虫歯の治療、歯の神経の治療、歯周病の治療に関しての研究や治療について勉強する学会です。

 

今回、参加させていただいた学術大会内のシンポジウムで、リバスクラリゼーションという新しい歯の神経の治療についての講演がありました。

子供の歯の神経の治療において、歯を支える根の部分が完成していないうちに歯の神経をとってしまうと、歯の根っこの成長が止まってしまい根っこが短いままになってしまいます。

歯を支える根っこが短いということは、将来もし歯周病になった場合、歯を支えている部分が通常より短いため普通の歯より残していくことが困難になります。

その中で今回の講演であったリバスクラリゼーションという治療法は神経を取ってしまった後に、もともと神経のあった部分に特殊な刺激を加えることで根っこの成長をうながして正常な根っこを形成させようという素晴らしい治療法でした。

今回の講演ではリバスクラリゼーションについて病理組織や実際の症例を交えて、治療補だけではなく今の現状や課題、その可能性についてを知ることができました!

 

まだまだ確実な治療として確立されているわけではなく、解明されていないことも多い治療法ですが、日々新しい治療法が考えられていて技術の進歩のすばらしさを改めて実感することができました!

学んできた新しい技術や治療を当院でも実践し、少しでも患者さんに貢献できるようこれからも頑張っていきたいと思います!

 

タバタ歯科クリニック

田幡 元

タバタ歯科クリニック院長の田幡です。

 

10月26、27日に大阪のリーガロイヤルホテルで開催された第61回秋季日本歯周病学会学術大会に、スタッフとともに参加してきました!

 

今回は26日に、以前より大阪歯科大学病理学講座と共同研究している、養殖サンゴを用いた新しい骨補填材について発表してきました!

 

歯周病になると歯を支える骨がどんどんなくなっていきますが、近年では歯の周りの組織を再生させるための研究が多くなされていて、新しい材料や手術の術式がどんどん出てきています。

その中で、新しい骨を作るための材料の研究に3年前より参加させていて、今回その材料の歯周組織再生の可能性について発表させていただきました。

いかに体に害がなく、かつ安定性があるものを作るのは本当に難しいです。

骨を作るための材料もいろいろありますが、海外では使用されているけれども日本の厚生省の認可を受けていないものなどもあるので、気になることがあれば気軽にお問い合わせください。

 

また27日にはいろんな先生の症例報告や、医科などの多職種との連携をいかにしていくかというシンポジウムがあり、いろいろ勉強になりました!

 

この学会に参加するにあたって、26日の午後と27日を休診とさせていただいて皆様のご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

今回学んだことを、医院でも生かしていけるように、頑張っていきたいと思います!

 

タバタ歯科クリニック

田幡 元