シルバーウィークのホームパーティー~モロッコ編
昨日は、ふたたび我が家でホームパーティ-を開きました。今月は建築家の友人、岡さんの誕生日があったのでそのお祝いと、大学時代の同級生で友人の建築家、野上さんのモロッコ旅行のスライド上映です。前回来れなかった建築家の宮さんも、今回初めての我が家に来てくださいました。
現地に詳しい友人のともちさんが、モロッコの「ハリラ」というお米の入ったスープや、鳥とレーズン、カシューナッツの炒め物、チュニジアのブリック(春巻き)など、エキゾチックな味を再現してくれました。どれもスパイスが利いた初めての味わい。でも身体にやさしい感じで美味でした。
今日の主役岡さん。
宮さんは、ポルトガル料理でパプリカのサラダとグリルチキン、えびのオリーブオイル煮を作ってくださり、異国の風味満点。私は、昨日実家で母と一緒につくった野菜の煮しめを提供。日本の味と異国の味、なんでもありのもりだくさんなパーティーメニューでした。
今回は、再びスライド上映会で、モロッコ紀行です。野上さんのイタリア在住時代に、モロッコを旅したスライドを見せてもらいました。外国暮らしの長い彼女のアドベンチャーな旅には本当にびっくり。
モロッコの集落。同じものがひとつもないけど美しくまとまっている風景にはとても惹かれますね。
テレビにつないであるのですが、直接パソコン画面で盛り上がっている皆さん。
あー、風が入ってくる!~千駄木の家現場レポート2009/09/16
今週、千駄木の家の現場にいったら、内部の塗装も終わり、ガラスもすべて取り付けが終わって、だいぶ家らしくなってきました。白い色で壁を塗ると、光が反射してインテリアが明るく感じられます。
和室の珪藻土も塗り終わりました。天井も珪藻土で、壁と天井の入り隅にRを取って、やわらかい印象に仕上げました。
さて、この家のテーマは3方向、隣家が建てこんだ土地で、家の中に「風の流れ」を起すことです。今日は、すべての窓がガラスが入ったので、実験してみることにしました。道路側の最上部の風抜き窓を開くと、中庭側や、道路側の土間から風が引き込まれてくる計画です。本当にそれができたのでしょうか?緊張の一瞬・・・。
スタッフが、風抜き窓を開いた瞬間、階段にいた私は、秋の涼しい風が勢いよく下から流れ込むのを感じました。リビングの中庭側の窓からも勢いよく風が吹き込んできました。おー、これはすごい!期待通りです。やった~!スタッフと一緒に小躍りして喜びました。風抜き窓の煙突効果はすばらし~。目的を達成した達成感に酔いしれました。
これは設計時の模式図。
武蔵小山アパートメントの二年点検
今日は、よいお天気のなか、2年前に竣工した武蔵小山アパートメント
の二年点検を、工務店と建て主さんと一緒に行いました。
16戸の賃貸住宅で、クロスメゾネットという、上下2室が平面的にずれた位置に配置している、かなり複雑な断面構成の集合住宅です。
この構造的にいかにも複雑そうな建物は、構造家の佐藤淳氏の構造設計で実現したものです。集合住宅ながら、鉄骨造で、H型鋼でブレースを組んだ複雑な形状の外壁が耐震要素になっています。真ん中に風のボイドという中庭空間があり、そこに向かって風が抜けるので、どの部屋も2面以上の採光と通風が確保されます。
今日、1年以上お住まいの住民の方に話しを伺い、鉄骨造で心配していた「音」の問題を聞いてみたところ、「とても静かですよ。たまに隣家の洗濯を流す音が聞こえるくらいで。寝室が下にあって、リビングとわかれているのが使いやすくていいですね。」という言葉を聞いて、ちょっと安心しました。
外壁も、道路側のファサードは耐汚染性鋼板パネルの外壁材「耐火エスガード」という材料をつかっていて、そちらのほうは新築同様、とてもきれいでした。
しかし、中庭側はコストダウンのために、セメント押し出し中空板を採用したので、雨染みができてしまい、いくつか汚れが気になる箇所がありました。鉄骨階段の塗装も、溶融メッキの上に塗った塗装がはげているところもありました。外周りの風雪環境や地震の影響、施工の状況などによって、年数が経ってみてはじめて発見される問題があります。
外壁がラムダというセメント系サイディングです。右側の外壁汚れは、去年の検査で、上端の笠木金物の水勾配不足が原因が発覚し、最近やっと水切り金物を施工してもらいました。汚れはそれまでについたものです。
外壁などの汚れ防止としては、とにかく外壁に「水みち」をつくらないことです。自分も水きり」のディテールを、かなり工夫してきたつもりでしたが、まだまだ自分の力の及ばない部分があることを痛感しました・・。
建物の定期点検は、いろいろな発見があって、とても大切な仕事だと思いました。









