こんにちは。窓際族博士課程院生のtyatyaotyaです。
ひとまず直近の危機を乗り越えました。
がんばったよー
大学の長い夏休みでやるタスクは、あとは学内誌に出す論文を一本書ききること。
あとは、冬あたりにもう一つ発表して、もう一個学内誌の査読付きを書きます。
頑張ります
わたくしは、所属が零細大学院というのもあり、先生方の方針もありで博士が学会発表デビューというパターンでした。
理系とか心理とかは修士でデビューが多いみたいだけど、人文・社会科学系もそうなんだろうか。
で、初学会発表というのも一生に一回しかないので振り返りをしてみる。
先輩とかから聞く人が多いと思うけど、自分と同じような人が見てちょっと安心につながるといいなという気持ちです。
あと、後から振り返るようですね。
主観がメインで、うまくいったいかないは場合によるところが多いということに注意。
今回のデビュー戦は、指導教員のメイン学会。専門領域にがっつりぶつかっているわけではないが対象外でもないのと、そこまで大規模な学会ではない+新規会員を積極的に募集していることから、初戦の舞台に選出された。
当日に電車で間に合う距離ではなかったので、研究科の助成制度を利用して交通費と宿泊費を申請して向かうことに。
発表の準備は、①発表をもとに作製予定の論文をざっくり執筆→②パワポ化する→③読み上げ原稿をつくるの順で行い、当日資料はパワポを4スライド一枚で印刷したものを配布した。
印刷したやつを全部手荷物にするのは重いが、現地で全部コンビニ印刷するには高額なのでなにかうまい方法はないだろうか……。私は半分印刷して半分現地で刷ったけど、高くついたので今後は荷物を削ってホルダーに入れてもってく予定です……。お金大事……。
前日に開催校近くのビジネスホテルに宿泊。時間に余裕があるなら、不安要素をへらすために本番までに当日の流れ(開催校までの行きかえり)を事前にやっておく。どうせ、ドキドキして不安で仕方ない時は頭働かないので動いていた方がマシだった。
普段利用しないタイプの交通機関を使うことになっていたのと、道に自信がなかったのでやってよかった。開催校周辺のコンビニ・昼食調達場所の確認も一緒にやっておく。印刷を急いでしなければいけないとき、なにか不足が発覚したときに応急処置できる場所をあらかじめ探しておく。フリーWi-Fiあるとことか。
発表後直帰する場合はお土産売り場の位置確認して、なんとなーく目星つけておく。バタバタ帰ることになっても安心。
以下、項目ごと箇条書き。順不同。
○発表と資料の形式と、発表時間当たりの文字数について。
発表といえばパワポだけど、(学会によると思うが)やった部会ではあまりいなかった。おそらく、図表中心ではないスライドは手元資料との往復が少々ハードで、聞いてくれてる人が置いてけぼりになりやすいのだと思う。
あと、今回の場合私は喋る文字数を詰めすぎた(1万字くらいの原稿だった)ため時間オーバー。
発表予定時間からはみだしても持ち時間からオーバーしなければあまり怒られない(司会による)が、質問もらう時間が減るので余裕をもって終わらせましょう。
20分発表だと5千~6千字くらいが適正でしょう。
次は反省を生かして資料づくり、発表作りをする予定。
○自分が指導教員にどこで一番力を借りたいかを考える(諦め)。
弊ブログ内でちょこちょこ言及されるように、うちの指導教員は二人三脚がうまくいっておりません。
が、頼れるのもまた、この人しかいません!
発表の元になる論文とか、発表原稿とか資料とか全部先生に送って「指導してください
」ってやってたけど、全部
「すばらしい
その調子です
最高
」
しか返って来なくて地獄だった。
なんか批評してこいや。ぜったい読んでないでしょ
このチャットを見た同じゼミ所属の後輩「これ、チャットGPTに書かせてますよ、マジで」っていうリアクションだった。
ちょっとまえに、ゼミ生指導へのAI導入が激しすぎて信頼が○んでいた影響がもろに出ていますわ。
オンラインで送った原稿とか研究計画とか修論とか、全部無断でAIに食わされたうえAIが提示した指導をそのまま横流しされて若干キレた記憶。最悪。情報倫理!倫理!
たしかに、AIの返答に似てる。
あとで聞いたら、「tyatyaotyaさんのメンタルを考えて~」みたいなこと言ってたけど言い訳にしか聞こえない……。
しばらくは指導教員を「壁打ちでいろいろ喚いたら、プラスな意見だけくれる壁」として見よう
。
そして、副査の先生と修士までの指導教員にもろもろは指導してもらおう。
絶対私↔指導教員の間にAIおるやろ!批評して!
もしくはやる気だして!見捨てるなら指導教員交代してからにして!
○ホテルあんまり休めない問題。
ビジホ、某有名ビジホに初めて泊まったんだけど、あんまり休めませんね?
デスクで作業しようにも、座る位置にかなり至近距離からエアコン風直当たり。部屋狭いので風向き変えても直当たり。椅子動かせるほどスペースないので直当たり!
本当に寝に帰るだけの部屋だ……。当たり前だが。
あと、最近よく言われてるトコジラミが怖くて電気付けたまま寝ました……。
繁華街、駅近くにあるためか周りの治安もあまりよくないので、廊下とかで夜遅くに騒いでるグループとかいてだいぶ怖かったですね……。
心臓がちいさな人は、間に合う距離ならビジホ宿泊よりかは深夜・早朝出発のほうが疲れないかもですね。
○発表の時、先生が見に来てくれた方が安心?
今回の発表はうちの先生のメイン学会のひとつだったため、私の発表も見に来てくれました。
部会中ずっと隣の席にいてくれたので、それは安心できました……(とくになにも+のサポートはない)。
部会終わった後終わりまで見ないといけないけどぼっち参加なので居場所ない~っていうのは、「わたしと居ればいいですよ!」って言ってくれて助かった。助かったが、先生は生徒を置いていくものなのである……。
出来ない約束ならしないでくれ……。
結局お昼買いにいくのと、帰り道くらいよ。一緒にいたの。
一番どうにかなるところじゃろ、それ。
「先生なんて、見に来ないほうが平和じゃないですか?発表するがわなら。」by旧指導教員
○懇親会とか、交流について。
懇親会は、どちらかというと重鎮メンバーとその一族(ゼミ生たち)の同窓会だったのでそのまま帰って来ましたわ……。
部会すみっこぐらし族再び。
発表したら、質問してくれた人にフィードバックもらいにいくけど、それくらいですわね。
さみしいやつめ……。どうやったら学会で知り合い増えるんだ(謎)。
ああ、帰りの電車に乗った時に先生の知り合いの会員さんの隣に座らされて、お互いに内心「(何喋ったらいいかな……。てか誰……?)」って思いながら必死に時間を過ごしましたね。
あとで調べたら有名大学の先生でしたね。
せめて名前くらい教えてよ!指導教員いわく名前が思い出せなかったらしいけどさ。
あとで所属大学の教員一覧の写真見せて特定したよ。いや、なんでよ。
直接聞けばよかったのはそうだけど、名刺お渡ししたときに持ってないっていわれてそれ以上聞けなくてさあ……。よくわからん学生に個人情報渡したくないよなあとか、マイナスに考えちゃってさあ。
で、自分の研究アピールとかできればよかったけど、初対面の厚かましさとか、興味ないよなとか考えちゃって。
名前もよくわからんし。
研究分野もわからんから聞いてみたけど、なんかふわーっていう回答でさ。あんまり深堀もできなくて。
なんかそっから「無難な会話の題材ってなんぞや……。」みたいな思考を経て、博士課程の研究のすすめかた相談みたいな感じにおちついた記憶。
いや、なんでじゃ。
それで、隣で「いいことした……。」みたいな感じで無言で座ってる指導教員!なんもうまく行ってない!初対面同士をいきなりタイマンさせるな!なんで仲人が仲介せずに置き去りにするんじゃ。先方も困ってるよ。
「こんな感じで、縁を広げていかないとね」じゃないよ。たぶん閉ざされたよ。この縁。
もうしばらく「交流」はむり……。もういや……。
○学会の「しきたり」をどこで学ぶか。
指導教員、なんもおしえてくれん。
そこまで意識が行ってないのかもだけど。
聞いたけど、学内の発表会と変わりませんよ~ってさ。変わるわ!
社会人経験ある人だと何となくわかってるけど、「これが学会デビュー!ばち緊張する!」の人はそんなんわからないし、まわりもよく見えてないので、事前に教えてくれると嬉しい。
報告者するときのやること
・早め(開場時間)に行って、まず司会に挨拶。タイミングをみつつ名刺と資料をお渡しする。
・発表者全員と名刺交換する。
・スライド使うときはうつるか確認させてもらう。司会がタイミングを提示してくれることが多い。
・配布資料を資料配布場所(入り口近くの机に作ってあることが多い)に置く。
・発表はじめ「○○大学の✕✕と申します。『 』というタイトルで報告いたします。よろしくお願いいたします。」
・発表おわり「これで発表をおわります。ご清聴ありがとうございました。」
・質問もらったら「ご質問ありがとうございます」。質問の意がうまく取れない場合、質問が複数ある場合は「~というご質問ですが……」とそれぞれ自分の言葉でまとめてから回答。
・質問者の所属と名前はメモしておき、部会終了後にご挨拶と御礼に向かう。名刺をお渡しして、フィードバックもらう。
一般参加するときに早めに教室についておいて、発表者がなにやってるかみてみるといいですね。
以上!
あとは、先生方から言われたこと。
・名刺わすれずに!
・喋るときの間隔意識。
・資料を目で追う速さとか気にする。
・主要参考文献の中で、特に大事なのは持って行く。(詳細を聞かれることがあるため)
・発表が終わったら、所属専攻の教員全員に資料をお渡しし、批評してもらう。普段接点がない学部の先生にも、厚かましく!お渡しする。
・なんかやったら、都度厚かましく!専攻の教員全員にアピり、資料を送り付ける。
今後、初学会発表を迎える方々がちょっとでもこころ穏やかに発表できるといいですね
あと、学会常連の先輩方の経験談とかも聞く機会があるととても嬉しいです
今後のtyatyaotyaのコミュ力が爆上がりすることを祈って……。