超小集団活動?おれのあたまの中見える化!!日記 -4ページ目

先週思ったこと(生産革新ネタ)

先週、とある場面で、同じチームの新人さんが、他社員達の前で

配属後の業務状況について発表する機会がありました。

新人の彼女は、自分の現在の業務状況や苦労している様子などを

話しておりましたが、その中の一言に「見える化が徹底されていて・・」

という言葉がありました。その瞬間にまわりの社員達から聞こえた

言葉です。「お前のところだけな・・・」


これが生産革新に対するうちの会社の社員一般の考え方

なのでしょう。正直、全くやる気なし!の様子ですw


この事について2つ感じる事があります。


1つめは、このような発言を恥ずかしいとも思わない社員達への

思いです。同じ会社の仲間達ではありますが、本当に情けなく

思えます。生産革新に対する会社のメッセージは、全社的に

気負っている割には、我々一般社員には本当に伝わりにくいものと

感じます。ですが、かと言って、自分なりに理解し行動する努力を

怠って良いというものではありません。その努力をしていない者が

会社の方針や、活動している人達を批判して良いはずがありません。

全く情けないの一言です。


2つめは、生産革新を推進する立場の人達への思いです。

彼らはこのような実態をどれだけ把握しているのでしょうか?

自分達が発するメッセージがどれだけ相手(社員)に伝わって

いるか、考えてみた事があるのでしょうか?本当にこの活動を

全社に根付かせる為には、一方的なメッセージの発信や

自分に都合の良い相手(例えば私)だけと会話すべきでは

ありません。どのような活動であれ、新しい試みを成功させ

根付かせる為には、相当な労力を必要とするはずです。

それだけの努力を本当にしているのか?疑問に感じます。


折角始めた活動ですし、何か成果を残したい!本当にそう感じる

毎日ですが、このままでは、ただの流行で終わってしまいそうな

予感です。誰かがこのギャップを明確に認識し、埋める努力を

始めなければ!そう感じるこの頃です。



大地の子

しばらく図書館に行けていなかったもので、家にある昔読んだ本を

ひっぱりだし読み始めています。「大地の子」(山崎豊子著)でございます。


「大地の子」は、NHKのテレビドラマにもなった作品ですので

ご存知の方も多いかと思いますが、中国残留孤児の苦難の人生を

描いた作品です。今、1巻を読み終えようとしていますが、とにかく

主人公である陸一心(中国残留孤児)のすさまじいほどの苦難が

続きます。幼少期においては、ソ連軍の進行の中、家族とともに

必死の逃走。そして母親の死、4歳の妹との生き別れ。

少年期、青年期においては、日本人であるがために、社会から、

理不尽な差別を受け続ける事になります。特に、文化大革命時代に

おいては、日本人である事そのものが罪であるかのような扱いを受け

冤罪により囚人となり過酷な労働を課せられます。


戦争が終わり何年も経った後に、これほどまでに戦争の傷跡に苦しんだ

人達が存在した事をこの本ではじめって知ったように思います。

中国残留孤児問題について全く無知な私ですが、戦後の平和な

日本で暮らす私達だからこそ、その真実を知る必要があると感じます。


2巻以降、陸一心の人生は、さらにドラマティックに展開します。



大地の子〈1〉 (文春文庫)/山崎 豊子
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久しぶりに写真撮ってきました。



「二見ヶ浦の夫婦岩」でございます。 


二見ヶ浦




少しだけ紅葉がありました。



紅葉




予行練習

生産革新指導会の予行練習が終わりました。

予行練習ではありますが、無事に終わりホッとしている状況でございます。

私の発表時間は20分ほどでしたが、まぁ想像以上に疲れましたw

直前まで、何話そうかと懸命に考えておりましたが、結局は

準備していたことの半分も話すことができずに終わってしまいました。

まあ、こんなものでしょうね^^;とりあえず、関係者皆さんからは

概ねOKって話を貰いましたのでこんなところで良いのでしょう。

しかし、かなりいきあたりで話をしましたし、本番で同じような話が

出来るかは微妙・・・・デス^^;


発表をしながら思った事!「もっと頑張れたよなー」って感想です。

発表の事じゃないですよ。ここ数ヶ月の生産革新活動の事です。

私達が今までにやってきた事を人に伝えようとして改めて気付きます。

今の取り組みの中だけでも、もっと結果が出せたのでは?

多少の後悔を感じます。ほんの少しの注意深さがあればって感じです。

そんな部分で、多少うしろめたさを感じながらのプレゼンでございます。

今回の発表、かなり面倒なお役目ではございますが、まあ、そんな

事に気付けただけでも、もしかしたらラッキーだったのかも!ですね。


本番ももうすぐです。とりあえず乗り切るしかないって感じでございます。


それでは皆様、お疲れ様でした~♪



温度差

小集団活動(生産革新)の指導会が近づいてきています。

どうも、我々のチームが発表の対象となってしまっているようで

先週は、活動状況の資料作りやそのレビューに結構な時間を

費やしました。著名な先生に直接ご指導を頂ける機会でも

ありますし、ある意味喜ばしい事なのかもしれませんが、

私的には、かなり憂鬱な気分で過ごしております。


しかし、会社をあげての勢いでこのイベントに取り組んでいるような

雰囲気が社内関係者からは感じ取れますが、一般社員(私含む)

の関心は微妙であり、温度差がありすぎるように感じます。

両者ともに何かが間違っているように感じてなりません。


この指導会には予行練習まであるそうです。何故、たいそうな

資料つくりや、予行練習が必要なのかが私には全く理解できません。

私達が小集団活動に取り組み、効率化を追求するのは、生産革新を

実現する為です。そしてその先にある何かを手に入れる為のはずです。

(「何か?」についての思いは、また今度書きます。)

そう考えた時に、指導会(発表会)を上手にこなす必要性を全く

もって感じられません。著名な先生にお褒め頂く事より、実態を

さらけだし、お叱り頂くことの方が、より有意義な事のように思えます。


また、この指導会(発表会)と直接関係がない社員ですが、

あまりに関心がなさすぎなように感じます。そもそも、全社としての

取り組みである生産革新について、どのような考えを持ち、

どのように行動しているのでしょうか?


正直なところ、経営層が掲げる目標は、我々一般社員には分かり辛い

事が多いと感じます。他人事に感じてしまうのは、その分かり辛さが

原因ではと個人的には思っています。経営層には、この一般社員との

温度差を肌身で感じ、分かり辛さを解消する試みを行って欲しいとは

思いますが、我々も、分かり辛いからと言って他人事にしてしまうのは

いかがなものかと思います。自分の中で消化しようとする努力は

ある意味、サラリーマンの最低限の務めではないでしょうか?


ギャップはお互いが歩み寄らなければ埋まりません。

と言うより、まずはギャップを意識する事が大切と感じます。

誰かがそれを明確な課題とし、埋めるための努力をする必要が

あると思います。


せっかく始めた活動ですし、このまま自然消滅してしまっては

悲しすぎます。ですが、いまの状況では、決してパッピーエンドは

迎えられないのでは?と感じつつ発表資料を作成した先週です。



実践トヨタ生産方式

実践トヨタ生産方式(岩城宏一著)を読みました。


実践 トヨタ生産方式 人と組織を活かすコスト革命/岩城 宏一
¥2,625
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トヨタ生産方式の特徴を解説するとともに、導入にあたっての

ポイントやマインドについて解説された本という感じです。


私はソフトウェアの生産に携わる人間ですし、ハードを作る

工場等の生産方式についての知識は皆無であり、正直なところ

この本に書かれているトヨタ生産方式の魅力や有効性は

ほとんど理解することができませんでした^^;

ですが、マインド的な要素を中心に、ソフトウェアの生産現場にも

あい通じる部分は確かにあるように感じます。そういった意味では

生産革新に取り組もうと考えるソフトウェア産業の方々にも

お勧めの一冊かも!と感じます。


感想ですが、大切なのはやはり現場の意識だと思います。

現場が一丸となり効率化を目指そうとしない限り、目標の

達成はありえないように感じます。そして、その現場を

励まし支援する経営陣!こんな構図が実現できた時に

生産革新は達成されるのではと思います。