温度差
小集団活動(生産革新)の指導会が近づいてきています。
どうも、我々のチームが発表の対象となってしまっているようで
先週は、活動状況の資料作りやそのレビューに結構な時間を
費やしました。著名な先生に直接ご指導を頂ける機会でも
ありますし、ある意味喜ばしい事なのかもしれませんが、
私的には、かなり憂鬱な気分で過ごしております。
しかし、会社をあげての勢いでこのイベントに取り組んでいるような
雰囲気が社内関係者からは感じ取れますが、一般社員(私含む)
の関心は微妙であり、温度差がありすぎるように感じます。
両者ともに何かが間違っているように感じてなりません。
この指導会には予行練習まであるそうです。何故、たいそうな
資料つくりや、予行練習が必要なのかが私には全く理解できません。
私達が小集団活動に取り組み、効率化を追求するのは、生産革新を
実現する為です。そしてその先にある何かを手に入れる為のはずです。
(「何か?」についての思いは、また今度書きます。)
そう考えた時に、指導会(発表会)を上手にこなす必要性を全く
もって感じられません。著名な先生にお褒め頂く事より、実態を
さらけだし、お叱り頂くことの方が、より有意義な事のように思えます。
また、この指導会(発表会)と直接関係がない社員ですが、
あまりに関心がなさすぎなように感じます。そもそも、全社としての
取り組みである生産革新について、どのような考えを持ち、
どのように行動しているのでしょうか?
正直なところ、経営層が掲げる目標は、我々一般社員には分かり辛い
事が多いと感じます。他人事に感じてしまうのは、その分かり辛さが
原因ではと個人的には思っています。経営層には、この一般社員との
温度差を肌身で感じ、分かり辛さを解消する試みを行って欲しいとは
思いますが、我々も、分かり辛いからと言って他人事にしてしまうのは
いかがなものかと思います。自分の中で消化しようとする努力は
ある意味、サラリーマンの最低限の務めではないでしょうか?
ギャップはお互いが歩み寄らなければ埋まりません。
と言うより、まずはギャップを意識する事が大切と感じます。
誰かがそれを明確な課題とし、埋めるための努力をする必要が
あると思います。
せっかく始めた活動ですし、このまま自然消滅してしまっては
悲しすぎます。ですが、いまの状況では、決してパッピーエンドは
迎えられないのでは?と感じつつ発表資料を作成した先週です。