いつも子育てお疲れ様です
発達凸凹な母子分離不安っ子の
柔軟な思考力をおうちで育てる専門家
発達科学コミュニケーション 玉中ともみです
先日のことですが、息子と電車で2人旅しました
日帰りで県外のおじいちゃんに会いに行ったのですが
見通しが立たないと不安になってしまいがちな息子に
乗る電車などの予定をあらかじめ伝えておいたんですが、
私のミスで電車に乗り遅れてしまいました
(本当におっちょこちょいなんです)
ですが、「まあいいか」なんて言いながら楽しくお出掛けできました
以前のこだわりが強くて癇癪もひどかった息子は
どれだけ準備しても、
・思ったより暑い
・のどが渇いた
・ゲームを途中でやめる
・電車で座れない
などなど…思い通りにならないことがあれば
小さなことでも怒りだしたり泣き出したり癇癪に
以前の私にとって「お出かけ」は楽しいことではありませんでした
そんな息子の成長を見ることが出来る
今、私にとって「お出かけ」は、「成長発表会」のようなもの
周りの人からも「落ち着いたね」なんて言われて
私は発達科学コミュニケーションと出会うことが出来て
本当に良かったと思っています
今回もこだわりが強い子どもの思考の癖について紹介します
思考の癖について
デビッド・D・バーンズの「10項目の認知の歪み」の⑦⑧についてです
①~⑥については過去の記事を参照してみて下さいね
思考の癖は育てられ方によってついていくものもありますが、
ここでは子どもの思考の癖:生まれ持っている脳の特性についてお伝えしています。
⑦感情的決めつけ
どんな言葉を受け取ってもネガティブな感情で解釈しかできないといったことです
例えば
新しいことを始めるときは、誰だって不安を感じますが、
ここに認知の歪みがあると…
「不安だから、絶対に上手くいかない」と思ってしまいます
周りから「きっと大丈夫」「上手くいくかも」と
ポジティブな可能性を伝えられても、
本人は全く信じられない状態です。
⑧べき思考
これは思考の癖がついたママにも多い思考ですが
「学校には行くべき」「外で遊ぶべき」というような思考です
子どもの場合は
上手に運動ができる子をみて「運動はできるべきこと」などという
思考になってしまって自分を苦しめてしまいます
この思考が強くなっていくほどに生きづらさを感じてしまうのです
大人は思考が強くなりすぎていなければ、
「なんでそう思ってるの?」と思考の掘り下げを行って
自分自身との会話で解消することもできますが、
子どもは自分自身でその思考に苦しめられていると
気付くことが出来ないので
やはり、大人とのコミュニケーションで柔軟な思考力を育ててあげたいですね
発達凸凹による思考の癖は、生まれ持った脳の特性ですが、
「生まれ持っているものなら仕方ない」と諦めないでほしいんです
この「思考の癖」:認知の歪みは、精神的疾患に繋がっていくものなので
大人になっても自信を苦しめることが多いのです
脳の発達のカギになるのは「親子のコミュニケーション」
たくさん会話ができる子どものうちに
柔軟な思考をつけておくことで、子どもの未来は変わりますよ
発達科学コミュニケーション 玉中ともみ